ろう‐じゃく【老弱】
[名・形動] 1 年老いていることと若いこと。老人と子供。 2 年老いてからだが弱っていること。また、そのさま。「...
ろう‐じゃく【狼藉】
1 「狼藉日」の略。 2 ⇒ろうぜき(狼藉)
ろうじゃく‐にち【狼藉日】
暦注の一。万事に凶であるという悪日。
ろう‐じゅ【老寿】
長く生きること。長寿。長命。
ろう‐じゅ【老儒】
年をとっていて学識の高い儒者。また、儒者が自分をへりくだっていう語。
ろう‐じゅ【老樹】
長い年月を経た樹木。老木。古木。
ろう‐じゅう【老中】
江戸幕府の最高の職名。将軍に直属して政務一般を総理した。ふつう、2万5千石以上の譜代大名の中から4、5名が選ばれ、...
ろう‐じゅう【郎従】
「郎等(ろうどう)2」に同じ。
ろうじゅう‐かく【老中格】
江戸幕府の職名。老中の定員外にあって、老中の資格で政務に携わった者。老中並。
ろうじゅう‐なみ【老中並】
⇒老中格
ろう‐じゅく【老熟】
[名・形動](スル)長く経験を積んで、物事に熟練すること。また、そのさま。「—した筆致」「—な革命党の医伯の精神に...
ろう‐じょ【老女】
1 年をとった女性。老婦人。 2 武家の奥向きに仕えた侍女の長である女性。 3 能などに用いる年をとった女性の面。
ろう‐じょう【老嬢】
独身のまま婚期を過ぎた女性。年とった未婚の女性。
ろう‐じょう【楼上】
高い建物の上。また、階上。
ろう‐じょう【籠城】
[名](スル) 1 城などの中にたてこもって敵を防ぐこと。「—作戦」 2 家などにこもって外に出ないこと。「—して...
ろうじょ‐もの【老女物】
老女をシテとする能。「関寺小町」「檜垣(ひがき)」「姨捨(おばすて)」「鸚鵡小町(おうむこまち)」「卒都婆小町(そ...
ろう‐じん【老人】
年をとった人。年寄り。老人福祉法では、老人の定義はないが、具体的な施策対象は65歳以上を原則としている。「—医療」...
ろうじん‐かい【老人会】
⇒老人クラブ
ろうじん‐がく【老人学】
⇒ジェロントロジー
ろうじん‐クラブ【老人クラブ】
おおむね60歳以上の高齢者が、身近な地域を基盤として、自主的に参加・運営する組織。親睦・健康づくり・地域貢献など老...
ろうじん‐せい【老人星】
竜骨座のα(アルファ)星カノープスのこと。古くは天の南極にあって人の寿命をつかさどるとされた。南極星。南極老人。寿...
ろうじんせい‐かくかしょう【老人性角化症】
⇒日光角化症
ろうじんせい‐かんぴしょう【老人性乾皮症】
加齢にともなって皮脂や汗の分泌が減少し、角層の水分保持機能が低下することにより、皮膚が乾燥した状態。皮膚に浅い亀裂...
ろうじんせい‐けっかんしゅ【老人性血管腫】
皮膚の下の毛細血管が増殖してできる血管腫のうち、老化が原因となるもの。早くて20歳代から30歳代からできはじめ、加...
ろうじんせい‐しきそはん【老人性色素斑】
中年以降の人の顔・手の甲・前腕などにできる褐色のしみ。長年日光にさらされた皮膚に生じる。紫外線の刺激によるメラニン...
ろうじんせい‐ちほう【老人性痴呆】
⇒老人性認知症
ろうじんせい‐なんちょう【老人性難聴】
加齢による内耳の有毛細胞が変性で起こる難聴。自覚症状が乏しいまま、両耳の聴力が徐々に低下していくことが多い。音とし...
ろうじんせい‐にんちしょう【老人性認知症】
認知症のうち、加齢による障害が原因で起こるものの通称。老年期になって脳が変性・萎縮するために、判断・理解・記憶・計...
ろうじんせいにんちしょうしっかん‐りょうようびょうとう【老人性認知症疾患療養病棟】
介護療養型医療施設の一つ。重度の認知症で、在宅での生活が困難な要介護状態の高齢者が入院し、療養上の管理、看護、介護...
ろうじんせい‐はいえん【老人性肺炎】
抵抗力の弱い老人に起こる細菌性肺炎。必ずしも高熱が出るとは限らず、呼吸困難がそれほどでなくても重症の場合がある。
ろうじん‐デイサービス【老人デイサービス】
⇒高齢者デイサービス
ろうじんとうみ【老人と海】
《原題The Old Man and the Sea》ヘミングウェイの小説。1952年刊。大魚との死闘を繰り広げる...
ろうじんとしょうねんのしょうぞう【老人と少年の肖像】
《原題、(イタリア)Ritratto di vecchio con nipote》⇒老人と孫
ろうじんとまご【老人と孫】
《原題、(イタリア)Ritratto di vecchio con nipote》ギルランダイヨの絵画。板にテンペ...
ろうじん‐の‐ひ【老人の日】
1 敬老の日の旧称。《季 秋》 2 9月15日。この日から9月21日までを老人週間とし、高齢者の福祉などに関するさ...
ろうじん‐はん【老人斑】
1 アミロイドβたんぱく質が脳内に異常に凝集し沈着したもの。アルツハイマー型認知症の患者の脳に特徴的に現れる。アミ...
ろうじん‐びょう【老人病】
老人に多くみられる病気。癌(がん)・心臓病・高血圧・糖尿病・白内障・リウマチ・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)・老人...
ろうじん‐びょういん【老人病院】
長期入院が必要な老人を収容する「療養病棟」のある病院。介護保険制度の導入により、平成15年(2003)までに老人病...
ろうじんふくし‐しせつ【老人福祉施設】
老人福祉法に基づいて設置される、高齢者への福祉サービスを提供する施設の総称。老人デイサービスセンター、老人短期入所...
ろうじんふくし‐センター【老人福祉センター】
老人福祉法に基づく老人福祉施設の一。地域の高齢者に対して、無料または低額料金で各種の相談に応じたり、健康の増進、教...
ろうじんふくし‐ほう【老人福祉法】
老人の福祉を図ることを目的とし、その心身の健康保持や生活の安定のために必要な措置について定める法律。昭和38年(1...
ろうじん‐ふようこうじょ【老人扶養控除】
納税者に70歳以上の扶養親族がいる場合に適用される扶養控除。控除額は、所得税では、同居老親等の場合58万円、同居老...
ろうじん‐ふようしんぞく【老人扶養親族】
扶養親族のうち、その年の12月31日の時点で年齢が70歳以上の人。
ろうじん‐ほけんしせつ【老人保健施設】
病状は安定しており入院の必要はないが、看護・介護・リハビリテーションなどを必要とする高齢者に、在宅復帰を念頭に置い...
ろうじんほけん‐ほう【老人保健法】
高齢者の健康の保持や医療の確保を図るために、疾病の予防、治療、機能訓練などの保健事業を総合的に実施し、国民保健の向...
ろうじん‐ホーム【老人ホーム】
高齢者が入居し、日常生活の支援、健康管理、機能訓練などのサービスを受けながら生活する施設。地方公共団体や社会福祉法...
ろうじんりょく【老人力】
美術家・小説家の赤瀬川原平による随筆集。雑誌「ちくま」で平成9年(1997)から連載を開始したエッセー「老人力のあ...
ろう‐すい【老衰】
[名](スル)年をとって心身が衰えること。
ろう‐すい【老悴】
年老いてやつれること。「—衰へ形もなく、露命窮まって」〈謡・檜垣〉
ろう‐すい【狼燧】
のろし。狼煙。狼火。