わりまえ‐かんじょう【割(り)前勘定】
「割り勘」に同じ。
わり‐まし【割(り)増し】
[名](スル)一定の額・量に対し、ある割合を増し加えること。また、その加えた額・量。「料金を—する」⇔割引。
わりまし‐ちんぎん【割(り)増(し)賃金】
残業・休日労働・深夜労働をしたときに雇用者が従業員に余分に支払わなければならない賃金。労働基準法で定められ、残業(...
わり‐まつ【割り松】
細かに割った松の薪。灯火用にした。「火鉢に—燃やして」〈浮・五人女・三〉
わり‐むぎ【割(り)麦】
「碾(ひ)き割り麦」の略。
わり‐め【割(り)目】
割ったところ。
わり‐めし【割(り)飯】
ひき割り麦をまぜた飯。
わり‐もと【割元/割本】
江戸時代の村役人の一。郡代・代官などの指揮下に名主(庄屋)を支配して十数か村から数十か村を統轄し、年貢の割り当てや...
わり‐もどし【割(り)戻し】
[名](スル)割り戻すこと。また、その金銭。リベートをいうこともある。「税金を—する」
わり‐もど・す【割(り)戻す】
[動サ五(四)]いったん受け取った金銭の一部を元へ返す。「売上高に応じて—・す」
わり‐もの【割り物】
割り算。また、割り算を必要とする計算。「算用はむつかしき—も埒(らち)をあけ」〈浮・織留・一〉
わり‐やす【割安】
[名・形動]品質や分量の割合からみると安価であること。また、そのさま。「—な品物」「まとめて買うと—になる」⇔割高。
わりやす‐かぶ【割安株】
企業の株価水準を測る指標からみて、割安と判断される株式のこと。指標にはPER・PBR・PCFRなどを用いる。
わりやすかぶ‐ファンド【割安株ファンド】
割安株を中心に運営される投資信託のこと。
わりやすこうにゅう‐えき【割安購入益】
M&Aによって企業を買収した際に、被取得企業の純資産が取得原価を上回る場合に発生する利益。
わ‐りゅう【和硫】
⇒加硫(かりゅう)
わり‐ルビ【割ルビ】
ルビの付け方の一種。縦組みの印刷で、文字の下に2行に分けてルビを付けるやり方。行間が狭かったり、親文字(ルビを付け...
わり‐わた・す【割(り)渡す】
[動サ五(四)]分けて渡す。配分する。配当する。「それぞれ持口を—・して外郭を固めさせつ」〈逍遥・沓手鳥孤城落月〉
割(わり)を言(い)・う
道理を言う。弁解する。また、理屈をこねて不平を言う。「もてぬやつ舟宿へ来て—・ひ」〈柳多留・三〉
割(わり)を入(い)・れる
1 仲裁者を入れる。 2 衣服や帯などで、別の布を間に入れて縫い、幅を広げる。
割(わり)を食(く)・う
損をする。自分のほうに不利となる。「正直者が—・う世の中」
わ‐りんご【和林檎】
バラ科の落葉高木。高さ約3メートル。春に白色の5弁花が咲き、秋に小形の実を結ぶ。中国の原産で、果樹としても栽培された。