ぎゃく‐しん【逆心】
主君に背く心。謀反の心。逆意。「—をいだく」
ぎゃく‐しん【逆臣】
主君に背く家来。君主を殺した臣下。げきしん。
ぎゃく‐シングル【逆シングル】
野球で、グラブを利き手の反対方向に出して、片手で打球を捕らえる動作。バックハンドキャッチ。
ぎゃくしん‐せい【逆進性】
それぞれが逆の方向に進む傾向。例えば、消費税率が上がると低所得者ほど収入に対する食料品などの生活必需品購入費の割合...
ぎゃくしん‐ぜい【逆進税】
課税標準の増加に伴って税率がしだいに低くなる税。累減税。→累進税
ぎゃく‐しんとうすい【逆浸透水】
⇒RO水
ぎゃく‐しんとうまく【逆浸透膜】
海水の淡水化や果汁の濃縮などに利用される半透膜。高濃度の溶液と低濃度の溶液を半透膜で隔て、高濃度側に浸透圧を上回る...
ぎゃくしん‐の‐げんり【逆進の原理】
光が進む途中に鏡を置くと、光がもと来た進路に沿って戻っていくという原理。
ぎゃく‐ジオコーディング【逆ジオコーディング】
緯度・経度で示された地理座標から、住所・地名・建物名・郵便番号などの情報を取得すること。また、そのための技術。リバ...
ぎゃく‐じきょくき【逆磁極期】
⇒正磁極期
ぎゃく‐じゅうでん【逆充電】
⇒リバース充電
ぎゃく‐じゅん【逆順】
1 道理にそむくことと、従うこと。順逆。 2 逆の順序。
ぎゃく‐じょう【逆上】
[名](スル)激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上ること。分別をなくし取り乱すこと。「—して刃物をふるう」
ぎゃく‐すい【逆水】
逆流する水。大水などの際に、本流から支流に流れ込む水。
ぎゃくすいりょく‐そうち【逆推力装置】
飛行機の着陸時に、エンジンのガスの流れを逆方向に変えてブレーキの働きをさせる装置。
ぎゃく‐すう【逆数】
ある数との積が1となる数。2の逆数は½、⅓の逆数は3。反数。
ぎゃく‐せい【虐政】
人民を苦しめるむごい政治。
ぎゃくせい‐せっけん【逆性石鹸】
普通のものとは逆に、水中で陽イオンとなり、その部分が界面活性作用をもつ石鹸。洗浄作用は弱いが、強い殺菌力とたんぱく...
ぎゃく‐せつ【逆接】
二つの文または句の接続で、上に述べたことから予想される以外の結果が示される関係を、あえて結びつける場合をいう。例え...
ぎゃく‐せつ【逆説】
1 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現。「急がば回れ」など。パラドックス。 ...
ぎゃくせつ‐すいみん【逆説睡眠】
⇒レム睡眠
ぎゃくせつ‐てき【逆説的】
[形動]真理にそむくようでいながら、実際には真理をついているさま。また、普通とは反対の方向から考えを進めるさま。「...
ぎゃく‐せんでん【逆宣伝】
[名](スル) 1 相手の宣伝を逆に利用して、相手が不利になるような宣伝をし返すこと。また、その宣伝。 2 意図し...
ぎゃく‐ぜん【逆善】
「逆修(ぎゃくしゅ)2」に同じ。
ぎゃく‐そう【逆走】
[名](スル) 1 逆の方向に走ること。特に、高速道路などの一方通行の道で、本来とは逆方向に車を走らせること。 2...
ぎゃく‐そう【逆送】
[名](スル) 1 送り返すこと。「郵便物を差出人に—する」 2 少年法で、家庭裁判所に送致された少年事件を再び検...
ぎゃく‐そうあたりこうげき【逆総当(た)り攻撃】
不正アクセスの手法の一。利用頻度の高いパスワードを一つ設定し、複数のアカウントに対して試行すること。一つのアカウン...
ぎゃく‐ぞく【逆賊】
主君に背く者。謀反をなす者。
ぎゃく‐たい【虐待】
[名](スル)むごい扱いをすること。「動物を—する」
ぎゃくたいすう‐アンプ【逆対数アンプ】
⇒アンチログアンプ
ぎゃく‐たま【逆玉】
「逆玉の輿」の略。
ぎゃく‐たまのこし【逆玉の輿】
男性が、財産や地位のある女性と結婚することをいう語。逆玉。→玉の輿に乗る
ぎゃく‐たんち【逆探知】
[名](スル)電話や電波で、受信場所から逆に回線などをたどって発信元をつきとめること。「犯人からの電話を—する」
ぎゃく‐だんそう【逆断層】
傾斜した断層面に沿って、上盤が下盤に対してずり上がった断層。衝上(しょうじょう)断層。⇔正断層。
ぎゃくだんそう‐がた【逆断層型】
地震の種類の一。地殻を水平方向に圧縮する力が働き、断層がずれることによって起こる。乗り上げている側の岩盤(上盤)が...
ぎゃく‐チキソトロピー【逆チキソトロピー】
⇒レオペクシー
ぎゃく‐ちょう【逆潮】
船の進行方向または風向きと反対方向に流れる潮流。⇔順潮。
ぎゃく‐ちょう【逆調】
調子が悪いこと。物事が順調にはかどらないこと。
ぎゃく‐つき【逆突き】
空手などで、踏み出した足と反対側のこぶし(正拳)で突くこと。→順突き
ぎゃく‐づけ【逆付け】
連歌・俳諧で、付句から前句へと意味が通じるような句の付け方。後ろ付け。
ぎゃく‐て【逆手】
1 柔道などで、相手の腕の関節を逆に曲げる技。逆。→関節技 2 相撲で、禁じ手のこと。 3 相手の攻撃をそらし、逆...
ぎゃく‐ていとうゆうし【逆抵当融資】
⇒リバースモーゲージ
ぎゃく‐てがた【逆手形】
⇒戻(もどり)手形
ぎゃく‐テレシネ【逆テレシネ】
⇒キネレコ
ぎゃく‐てん【逆転】
[名](スル) 1 それまでとは反対の方向に回転すること。逆回転。反転。「スクリューを—させる」⇔正転。 2 事の...
ぎゃくてん‐がち【逆転勝ち】
スポーツなどで、形勢の悪かった方が、逆転して勝利すること。「—を収める」
ぎゃくてん‐こっかい【逆転国会】
⇒ねじれ国会
ぎゃく‐てんしゃこうそ【逆転写酵素】
転写とは逆に、RNAの塩基配列を鋳型としてDNAを合成する酵素。レトロウイルス中に存在。遺伝子操作で伝令RNAから...
ぎゃくてんしゃ‐ピーシーアール【逆転写PCR】
⇒アールティー‐ピーシーアール(RT-PCR)
ぎゃくてんしゃポリメラーゼ‐れんさはんのう【逆転写ポリメラーゼ連鎖反応】
⇒アールティー‐ピーシーアール(RT-PCR)