けら【鉧】
日本古来のたたら吹き製法によって砂鉄からつくられる、海綿状の粗鋼。
けら【螻蛄】
直翅(ちょくし)目ケラ科の昆虫。体長約3センチ。頭部と前胸は頑丈で、前足はモグラに似てくまで状。地中に穴を掘ってす...
けら【啄木鳥】
キツツキの別名。
け‐らい【家来】
1 主君や主家に仕える者。家臣。従者。 2 親・尊族を敬い礼を尽くすこと。転じて、他人に礼を尽くすこと。「文籍(ぶ...
けら‐く
《過去の助動詞「けり」のク語法》…であったこと。…であったことには。「神代より言ひ継ぎ—」〈万・四一〇六〉
け‐らく【快楽】
1 仏語。煩悩から解放されて得られる安楽。また、浄土の安楽。 2 「かいらく(快楽)」に同じ。「残忍の外—なし」〈...
けらく‐てん【化楽天】
仏語。六欲天の第五。この天に生まれた者は自ら妙楽の境地をつくり出して楽しみ、八千歳の寿命を保つといわれる。化天。化...
けら‐くび【螻蛄首】
1 槍(やり)の穂と柄とが接する部分。しおくび。 2 日本建築の継ぎ手・仕口で、差し込み部分の先を大きくし、途中を...
けら‐けら
[副]かん高い声を出して笑うさま。「人をあざけるように—(と)笑う」
けら‐げい【螻蛄芸】
「螻蛄才(けらざい)」に同じ。
けら‐ざい【螻蛄才】
《螻蛄には飛ぶ、登る、潜る、掘る、走るの五つの能力があるが、どれ一つとして卓越したものがないところから》多芸多才で...
け◦らし
[連語]《過去の助動詞「けり」の連体形に推量の助動詞「らし」の付いた「けるらし」の音変化》 1 確実な根拠に基づい...
ケラチン
硫黄を含んだたんぱく質。毛髪・つめ・角・羽毛などの主成分。
けら‐つつき【啄木鳥】
キツツキの別名。
ケラニヤ
スリランカ南西部の町。旧首都コロンボの北東約10キロメートル、ケラニヤ川沿いに位置する。かつて釈迦(しゃか)が訪れ...
螻蛄(けら)の水渡(みずわた)り
まねをしてもやり遂げられないことのたとえ。また、初めは熱心だが、途中でやめてしまうことのたとえ。おけらの水渡り。
螻蛄(けら)腹立(はらた)つれば鶫(つぐみ)喜(よろこ)ぶ
《ツグミを捕らえるのにケラをえさにするところから》一方が怒れば他方が喜ぶ。両者の利害が相反することのたとえ。
けら‐ば【螻蛄羽】
切妻屋根の、妻側の端部。
けらば‐がわら【螻蛄羽瓦】
瓦の一種で、屋根のけらばに用いるもの。袖瓦(そでがわら)。
けらま‐くうこう【慶良間空港】
沖縄県島尻郡座間味村にある空港。地方管理空港の一。平成6年(1994)開港。慶良間諸島の南西部、外地島(ふかじしま...
けらま‐しょとう【慶良間諸島】
沖縄本島西方の諸島。渡嘉敷(とかしき)島・座間味(ざまみ)島などからなる。山地にすむケラマジカは天然記念物。沿岸は...
けらましょとう‐こくりつこうえん【慶良間諸島国立公園】
沖縄県の慶良間諸島とその周辺海域からなる国立公園。海の透明度が高く、多様なサンゴが生息する。ザトウクジラの繁殖海域...
ケラミコス
ギリシャの首都アテネの一地区。古代ギリシャ時代に多くの陶工が居住した場所として知られ、セラミックの語源となった。紀...
ケラメイコス
⇒ケラミコス
ケララ
インド半島南部西岸にある州。紀元前3世紀ごろからエジプトや中国とのインド洋交易で栄えた。また、数学や天文学などのほ...
けられ
《「ケラレ」とも書く》写真を撮影する際、カメラのフードが合っていなかったり、複数のフィルターを重ねて使ったりするこ...
ケランタン
⇒クランタン
ケラー
[1819〜1890]スイスのドイツ系小説家。19世紀ドイツ写実主義文学の代表者。小説「緑のハインリヒ」、短編集「...
ケラー
[1880〜1968]米国の教育家・社会福祉事業家。2歳のときに盲聾唖となるが、三重苦を克服して大学を卒業。世界各...