ちえ‐しゃ【知恵者】
知恵のすぐれている人。
ちえ‐づ・く【知恵付く/智慧付く】
[動カ五(四)]成長するに従って子供に知恵が備わってくる。「—・く年ごろ」
ちえ‐なみ【千重波/千重浪】
いく重にも重なり合って押し寄せる波。「朝なぎに—寄せ夕なぎに五百重(いほへ)波寄す」〈万・九三一〉
ちえなみしき‐に【千重波頻に】
[副]波がいく重にも重なり合うようにしきりに。「ひと日には—思へども」〈万・四〇九〉
ちえ‐ねつ【知恵熱】
1 乳児にみられる原因のわからない発熱。昔は知能の発達と関係があると考えられていた。 2 俗に、頭を使いすぎたとき...
ちえ‐の‐いた【知恵の板】
玩具の一。四角・三角・円など、形の違う小さい板をさまざまな形に組み立てて遊ぶもの。知恵筏(ちえいかだ)。
ちえ‐の‐かがみ【知恵の鏡】
知恵がすぐれて明らかなことを鏡にたとえていう語。「知恵の鏡も曇る」の形で、正常な判断ができなくなることをいう。
ちえ‐の‐けん【智慧の剣】
仏語。煩悩を断ち切る智慧の力を剣にたとえていう語。智剣。智慧の利剣。
ちえ‐の‐こま【知恵の駒】
玩具の一つ。正方形の駒を縦横4個ずつ並べることのできる浅い箱に、番号を記した15個の駒を置き、1個分の空地を利用し...
ちえ‐の‐もちぐされ【知恵の持ち腐れ】
すぐれた知恵をもちながら、それをあまり役立てないでいること。
ちえ‐の‐わ【知恵の輪】
1 玩具の一。いろいろな形の金属の輪を組み合わせたり、解いたりして遊ぶもの。 2 紋所の名。九つの輪ちがいの模様。...
知恵(ちえ)は小出(こだ)しにせよ
知恵は一時に出してしまわずに、時に応じて少しずつ出すのがよい。
ちえ‐ば【知恵歯】
親知らず(第三大臼歯)のこと。
ちえ‐ぶくろ【知恵袋】
1 知恵のすべてが入っているという袋。転じて、ありったけの知恵。「—を絞る」 2 仲間の内でいちばん知恵のある人。...
ちえ‐まけ【知恵負け】
知恵があるため、考えすぎて、かえって失敗すること。
ちえ‐もんじゅ【智慧文殊】
《諸尊の中で智慧が最も秀でているところから》文殊菩薩のこと。
知恵(ちえ)を借(か)・りる
人に相談して、よい考えや方法を教えてもらう。「この際、長老の—・りるべきだ」
知恵(ちえ)を絞(しぼ)・る
あれこれ苦心して考える。
知恵(ちえ)を付(つ)・ける
わきの人が入れ知恵をする。
ち‐えん【地縁】
住む土地に基づいてできる縁故関係。「—社会」→血縁
ち‐えん【遅延】
[名](スル)予定された期日や時間におくれること。また、長引くこと。「雪のために列車が—した」「—証明」
ちえん‐かきこみ【遅延書(き)込み】
コンピューターで、一時的に主記憶装置にデータを保存しておき、他の処理の負荷が少ないときに、ハードディスクなどの補助...
ちえんがた‐アレルギー【遅延型アレルギー】
体内にアレルゲンとなる原因物質を取り込み、しばらく時間が経過したのちに生じるアレルギー。細胞性免疫に起因し、主にT...
ちえん‐しゅうだん【地縁集団】
一定地域に居住していることに基づいてつくられる社会集団。地縁団体。→血縁集団
ちえん‐じかん【遅延時間】
⇒レイテンシー
ちえん‐ちゃくしょう【遅延着床】
一部の哺乳類に見られる着床の形式。受精後、胚が子宮内を浮遊し、一定期間ののち、または一定の条件が整ったのち、着床す...
ちえん‐ちゅうせいし【遅延中性子】
⇒遅発中性子
ちえん‐は【遅延波】
⇒マルチパス
ちえん‐ばいしょう【遅延賠償】
債務の履行が遅れることによって生じる損害の賠償。
ちえん‐よみこみ【遅延読(み)込み】
コンピューターのプログラムの高速化手法の一。ブラウザーでウェブページを読み込む際、全体のデータを読み込んでから表示...
ちえん‐りそく【遅延利息】
金銭債務の不履行の場合に、弁済期が過ぎたことによる損害賠償として支払わなければならない金銭。延滞利息。
チオアルコール
⇒メルカプタン
チオウレア
⇒チオ尿素
チオエステル
カルボン酸とチオールの脱水縮合反応によって生成される化合物。→高エネルギー化合物 [補説]生体内では糖・脂質・アミ...
チオエステル‐けつごう【チオエステル結合】
カルボキシル基(-COOH)とチオール基(-SH)が脱水縮合してできる結合(-CO-S-)。高エネルギー結合の一つ...
チオカルバミド
⇒チオ尿素
チオクト‐さん【チオクト酸】
⇒リポ酸
チオ‐にょうそ【チオ尿素】
尿素の酸素原子を硫黄原子に置換した有機化合物。無色の針状または斜方状結晶。融点はセ氏180度。尿素樹脂、染料、試薬...
ち‐おも【乳母】
うば。めのと。ちも。「婦人(をみな)を取りて—湯母(ゆおも)及び飯嚼(いひかみ)湯坐(ゆゑひと)とし給ふ」〈神代紀・下〉
ち‐おや【乳親】
1 母親の代わりに乳を飲ませて子を育てる女。うば。めのと。 2 実母より先に新生児に乳を飲ませて仮の親子関係を結ん...
チオりゅうさん‐ソーダ【チオ硫酸ソーダ】
⇒チオ硫酸ナトリウム
チオりゅうさん‐ナトリウム【チオ硫酸ナトリウム】
亜硫酸ナトリウムに硫黄を加えて得られる結晶。五水和物は俗にハイポと呼ばれ、無色の柱状結晶で、湿気によって風解または...
ち‐おろし【血下ろし】
胎児をおろすこと。堕胎。「誰とも定めがたき—」〈浮・諸艶大鑑・一〉
ち‐おん【地温】
地表や地中の温度。
ちおん‐いん【知恩院】
京都市東山区にある浄土宗の総本山。正しくは華頂山大谷寺知恩教院。開創は承安5年(1175)、法然が結んだ吉水の庵室...
ちおん‐けい【地温計】
⇒地中温度計
ちおん‐こうばい【地温勾配】
地中の温度が深さとともに上昇する割合。地表の浅いところでは、100メートルごとに1〜3ケルビン程度上昇する。一方、...
ちおん‐じ【知恩寺】
京都市左京区にある浄土宗四大本山の一。山号は長徳山。円仁の開創といわれ、上賀茂神社の神宮寺だったが、法然の弟子源智...
チオール
⇒メルカプタン
チオール‐き【チオール基】
⇒メルカプト基