ねずみ‐はんぎり【鼠半切り】
ねずみ色の半切り紙。漉(す)き返しの悪紙。
ねずみ‐ばしり【鼠走り】
門または出入り口などの、扉の枢(くるる)を受けるために柱間に渡した梁(はり)。とかみ。ねずばしり。
ねずみ‐ばんし【鼠半紙】
ねずみ色の粗末な半紙。
ねずみ‐まい【鼠舞ひ】
(ネズミが穴を出ようか出まいかとようすをうかがうように)ためらうこと。まごまごすること。ねずまい。「猪武者の尾につ...
ねずみ‐もち【鼠黐】
モクセイ科の常緑低木。暖地に自生。葉は楕円形でつやがあり、モチノキに似る。夏、白色の小花を円錐状に密につけ、果実は...
ねず‐もち【鼠黐】
⇒ねずみもち
ね‐ずり【根摺り】
ムラサキソウの根ですり染めること。また、染めたもの。「みかりするかきの—の衣手に乱れもどろにしめるわが恋」〈経信集〉
ねず・る【舐る】
[動ラ四]「ねぶる」に同じ。「唇を—・りまはし」〈滑・膝栗毛・三〉