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鵬程万里の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

はるか遠くへだたった旅路・道程のたとえ。また、限りなく広がる大海の形容前途が洋々たることの形容に用いられることもある。▽「鵬」は想像上の巨大な鳥。おおとり。背中の大きさは何千里あるかわからず、つむじ風を起こして九万里の上空に飛び上がるという。「程」は道程の意。「万里鵬程ばんりほうてい」ともいう。
出典
『荘子そうじ』逍遥遊しょうようゆう
句例
鵬程万里、はるばるブラジルからやって来た青年

鵬程万里の解説 - 学研 四字熟語辞典

おおとりの飛ぶ距離ほどに長い道程。転じて、前途洋々たる道のり。大事業の前途
注記
「鵬」は、おおとり。中国の伝説上のめでたい大きな鳥。「程」は、道程・道のり。「万里」は、はるかに遠い距離。北の海にすむ鯤こんという大魚が鵬に変身して、海が荒れる季節になると、南の空に向かって、海面三千里に翼を打ちつけ、九万里の高さに舞い上がって、六か月の間、休むことなく飛び続けるという寓話から。「万里鵬程ばんりほうてい」ともいう。
出典
『荘子そうじ』逍遥遊しょうようゆう
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2023年12月