1. 書道の執筆法の一。筆の軸に親指と人差し指・中指をかけ、薬指を軽く添えて書く法。

  1. 文字の上に薄紙を置き、輪郭だけを線で写し取ること。籠写 (かごうつ) し。籠字。籠抜き。

つめ。特に、爪の露出している部分をいう。爪体。

旅立ちに際して、その前途を祝し激励すること。「—会」

早朝に旅立つこと。はやだち。

杜牧が—の残夢」〈野ざらし紀行

傾斜している地層面と水平面とが交わってできる直線方向地層はこの方向に続いている。クリノメーターで測定

  1. [名](スル)自動車などが走ること。「時速三〇〇キロで—する」「—距離

  1. 線状の生体組織の連なり。またその向き。筋肉(筋線維)、血管、神経線維などについていう。「筋肉の—に沿う」

[名](スル)目標どおりの成果があがること。功を奏すること。「和解工作が—する」
[名](スル)ききめがあらわれること。「新薬が—する」

文章の下書き。原稿

[名](スル)原稿を送ること。「記事を—する」
[名]
  1. 山や谷のけわしさ。

    1. 「険は—を排するに似たり」〈東海散士佳人之奇遇

  1. 人生のけわしさ。

    1. 「人情反覆せる世路—の中にて」〈蘇峰・近来流行の政治小説を評す〉

[ト・タル][文][形動タリ]山などが、高くけわしいさま。
    1. 「—たる一峯が」〈漱石草枕

[名](スル)
  1. 甲 (よろい) をつけて武装すること。

  1. 敵弾を防ぐために船体車体に鋼鉄板を張ること。また、その鋼鉄板。「—された車両」「—艦」

《「潢」は紙を染める意》書画表装すること。

「—頗 (すこぶ) る美にして」〈鴎外渋江抽斎

織機で、横糸を通すために、縦糸を上下に分ける器具

青空。空。天。

道徳的な面からみた、ふだんの行い。素行品行。「—がよくない」

船倉に貨物を出し入れするため、上甲板に設けられた四角い口。ハッチ。

  1. 酒かすと米ぬか。転じて、粗末な食べ物。

  1. 値打ちのないもの。つまらないもの。

    1. 「清盛入道は平氏の—」〈平家・四〉

二十四節気の一。10月23日ごろ。このころ、霜が降り始めるという。 秋》「—の陶 (すゑ) ものつくる翁かな/蛇笏

[ト・タル][文][形動タリ]あわてふためくさま。あわただしいさま。
  • 「何新 (かしん) はただ—として公主を負いまいらせて宮中を出ました」〈露伴運命
[副](スル)あれこれと。何やかやと。「—するうちに駅に着いた」

出典:青空文庫

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