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辞書
1 五十音図ハ行の第5音。咽頭の無声摩擦子音[h]と母音[o]とから成る音節。[ho]
2 平仮名「ほ」は「保」の草体から。片仮名「ホ」は「保」の末4画から。
洋楽の音名の一で、日本音名の第3音。
火 (ひ) 。多く他の語に付いて複合語をつくる。「—かげ」「—なか」「—や」
「伊邪那美 (いざなみ) の神は—の神を産みしに因りて」〈古事記・上〉
1 帆柱に高く張り、風を受けて船を進ませる船具。張る方向により横帆 (おうはん) と縦帆 (じゅうはん) がある。セール。「風に—をはらませる」「順風に—を上げる」
2 紋所の名。1を図案化したもの。
《「穂 (ほ) 」と同語源》
1 外形が人目につきやすく突き出ていること。また、そのもの。「杉の—」
「見渡せば明石の浦に燭 (とも) す火の—にそ出でぬる妹に恋ふらく」〈万・三二六〉
2 内容が他よりすぐれていること。また、そのもの。
「百千足 (ももちだ) る家庭 (やには) も見ゆ国の—も見ゆ」〈記・中・歌謡〉
1 歩くこと。また、その足の運び方。「—を合わせる」「—を急がせる」
2 物事が進んでいくこと。物事の進行。「着々と開発の—を進める」
1 律令制における末端の行政組織。5戸を一組として構成され、治安・納税の連帯責任を負った。五保。
2 平安京の条坊制の一単位。4町で1保とし、また、4保で1坊とした。
3 平安末期から中世を通じての、荘・郷と並ぶ国衙 (こくが) 領内の行政区画の一単位。ほう。
4 1が手本とした古代中国における隣保組織。一定戸数で構成され、連帯責任を負う。
口中に食物をふくむこと。また、その食物。
中国の田地面積の単位。周代に6尺四方を1歩 (ぶ) 、100歩を1畝とし、秦以後は240歩を1畝とした。日本の畝 (せ) とは別。
1 《「秀 (ほ) 」と同語源》稲・麦やススキなどの花序。長い茎の先に花や実が群がりついたもの。特に、稲のものをいう。
2 槍・筆など、とがっている物の先の部分。「筆の—」→槍
3 接ぎ木・挿し木に使う芽のついた小枝。挿し穂。接ぎ穂。
⇒ふ
ガーナ南東部の都市。ボルタ州の州都。19世紀にドイツ領トーゴランドになり、第一次大戦後に英国領ゴールドコーストに統合された。キリスト教徒が多く、カトリックの大聖堂がある。毎年9月にヤムイモの収穫祭が行われる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
哺を吐く
食事中であっても口中の食物を出して、待ちかねていたように人を迎える。→握髪吐哺 (あくはつとほ) 「あれお帰りと—・くなどは」〈紅葉・二人女房〉
穂に出ず
1 穂先に実を結ぶ。「—・でたる田を、人多く見さわぐは、稲刈るなりけり」〈枕・二二七〉 2 外に現れ出て、人目につくようになる。「—・でぬもの思ふらししのすすき招くたもとの露しげくして」〈源・宿木〉
穂に穂が咲く
稲がよく実る。「五穀つくりもせぬ野山にはへて、—・き実りければ」〈黄・孔子縞〉
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