がいねん‐ろん【概念論】
中世スコラ学における普遍をめぐる実念論と唯名論の論争を調停する立場。普遍は、個物を貫いている共通の本質が心に思い浮...
がい‐はいよう【外胚葉】
胚葉の一。発生初期の嚢胚(のうはい)期における胚の外表面の細胞層。将来、表皮や中枢神経系・感覚器官などに発達する。
がい‐はく【外泊】
[名](スル)平常寝泊まりしている所以外に泊まること。「医者の許可を得て—する」
がい‐はく【該博】
[名・形動]物事に広く通じていること。学識の広いこと。また、そのさま。「—な知識」 [派生]がいはくさ[名]
がい‐はん【外反】
[名](スル)医学で、体の中心軸に対して外側に反っている状態。
がい‐はん【外板】
構造物の外面、特に船体の肋骨(ろっこつ)の外側に張り詰める木・鋼鉄などの板。
がい‐はん【外販】
店や会社の外に出て行って販売すること。外交販売。
がい‐はん【外藩】
1 諸侯の封ぜられた国。 2 大名。特に外様(とざま)大名。 3 都から遠く離れた地方。「—におとされ給ひしかば」...
がい‐はん【鎧板】
弾丸が貫通するのを防ぐため、物の表面に張った鋼鉄または鉄などの板。
がいはん‐そく【外反足】
足首の関節の異常により、足の外側が反り返る状態の足。足裏の内側が床に強く押しつけられるため扁平足になる。外翻足(が...
がいはん‐ちゅう【外反肘】
腕をまっすぐ下ろしたとき、肘(ひじ)を境に、上腕に比べて前腕が外側に反っている状態。
がいはん‐ぼし【外反拇趾】
足の親指が付け根から第2指のほうに屈曲している状態。先の細い靴やハイヒールを長期間はく女性に多い。→内反小趾
がい‐ばい【外売】
「外商2」に同じ。
がいばつ‐てき【外罰的】
[形動]《extrapunitive》自分の欲求不満の原因を外部に求め、他人を非難したり、外部の物・状況に対して攻...
がい‐ばん【外蕃】
1 外国や外国人をさげすんでいった語。 2 都から遠く離れた地方。辺遠の地。
がい‐ひ【外皮】
1 物の外側の皮。⇔内皮。 2 動物の体表を覆う皮膚およびその変形物。 3 植物の茎や根の表面を包む細胞層のうち、...
がい‐ひょう【概評】
[名](スル)だいたいのところを大まかにとらえた批評。おおよその批評。「展示作品について—する」
がい‐ひん【外賓】
外国から来た大切な客。
がい‐び【外鼻】
顔面の中央に突出している鼻の部分。いわゆる鼻。→鼻腔
がい‐ふう【凱風】
《「凱」は、やわらぐ意》南からやわらかに吹く風。おだやかな風。
がいふうかいせい【凱風快晴】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。青空を背景に、山肌を赤く染めて浮かび上がる富士山を描い...
がい‐ぶ【外侮】
外国、または外部の人から受けるはずかしめ。
がい‐ぶ【外部】
1 物の外側。外から見えるところ。「—損傷」⇔内部。 2 その組織に関係のない人。部外者。「—に秘密を漏らす」⇔内部。
がいぶ‐いじょうでんあつ【外部異常電圧】
⇒外雷
がいぶ‐いたく【外部委託】
⇒アウトソーシング
がいぶいたくがた‐とうししんたく【外部委託型投資信託】
⇒ファンド‐オブ‐ファンズ
がいぶ‐かんさ【外部監査】
企業や地方公共団体などにおいて、公認会計士・監査法人などの会計監査人が第三者の立場で行う監査。→内部監査
がいぶ‐かんじ【外部監事】
一般社団法人の監事で、過去にその法人または子法人の理事や使用人になったことのない人。
がいぶ‐きおくそうち【外部記憶装置】
⇒補助記憶装置
がいぶ‐きせい【外部寄生】
寄生生物が宿主である生物の表皮など、体外に寄生すること。外寄生。⇔内部寄生。
がいぶ‐きんゆう【外部金融】
企業が経営活動に必要な資金を企業外部から調達すること。主な方法は、株式の発行、社債の発行、金融機関からの借り入れな...
がいぶ‐クロック【外部クロック】
⇒バスクロック
がいぶ‐けいざい【外部経済】
1 関連産業または経済全体の発達、立地条件の変化などによって個々の企業の生産費が低下し利益を受けること。⇔内部経済...
がいぶ‐コア【外部コア】
⇒外核
がいぶ‐こうでんこうか【外部光電効果】
⇒光電子放出
がいぶ‐しきん【外部資金】
1 株式・社債の発行や金融機関からの借り入れなどにより、企業が外部から調達する資金。→内部資金 2 大学が外部から...
がいぶ‐しょうしゃ【外部照射】
外照射、あるいは外部被曝のこと。
がいぶ‐せい【外部生】
大学や高等学校などで、付属学校ではない学校出身の学生・生徒。内部生に対していう。外進生。
がいぶ‐せいしょくき【外部生殖器】
「外性器」に同じ。
がいぶ‐せんりょう【外部線量】
外部被ばくによる放射線の吸収線量。透過力の強いγ線、中性子線、宇宙線などの荷電粒子の線量から求められる。→内部線量
がい‐ぶつ【外物】
1 自分以外の事物。外界の事物。 2 自我の働きの外にあり、客観的世界に存在するもの。客観的実在。
がいぶ‐ていこう【外部抵抗】
電気回路のうち、電池などの電源以外の部分に存在する電気抵抗。⇔内部抵抗。
がいぶでんげん‐そうしつ【外部電源喪失】
原子力発電所などの原子力施設において、施設外部の送電網や施設内部の主発電設備から、原子力施設を構成する装置への電力...
がいぶどうさ‐しゅうはすう【外部動作周波数】
《external clock》⇒バスクロック
がいぶ‐ねんりょうタンク【外部燃料タンク】
航空機や車両などの外側に装備され、積載した燃料を本体のエンジンに供給する装置。ET(external tank)。...
がいぶ‐バス【外部バス】
《external bus》コンピューターで、CPUと外部の装置を結ぶ信号路。PCIバス、PCIエクスプレスなどの...
がいぶ‐ひばく【外部被曝】
人体外部の放射性物質や放射線発生装置による被曝。α線は透過力が弱いため線源が体外にある限り悪影響はない。β線は1セ...
がいぶ‐ふけいざい【外部不経済】
ある企業や消費者の経済活動が、市場取引によらずに第三者に不利益・損害を与えること。例えば、公害。
がいぶほうこく‐かいけい【外部報告会計】
⇒財務会計
がいぶ‐やくいん【外部役員】
一般社団法人の外部理事・外部監事または会計監査人のこと。