ぎゃくてん‐そう【逆転層】
通常とは逆に、気温が上空ほど高くなっている大気の層。風のない晴れた夜に地表近くに形成され、また沈降する気流などによ...
ぎゃくてん‐の‐はっそう【逆転の発想】
それまでとは反対の観点から考え出すこと。置かれた悪い状況・状態とは逆の見地から思いつきを得ること。たとえば、安価な...
ぎゃくてん‐まけ【逆転負け】
スポーツなどで、形勢のよかった方が、逆転されて敗戦すること。「—を喫する」
ぎゃく‐と【逆徒】
主君に背いて謀反を起こした者たち。反徒。逆党。げきと。
ぎゃく‐と【逆睹/逆覩】
[名](スル)《「逆」はあらかじめ、「睹」「覩」は見る意》物事の結末をあらかじめ推測すること。予測。げきと。「前途...
ぎゃく‐とう【逆党】
「逆徒(ぎゃくと)」に同じ。
ぎゃく‐とく【獲得】
[名](スル)「かくとく(獲得)」の、真宗での読みくせ。
ぎゃく‐とつ【逆突】
[名](スル)自動車などが後退する際、不注意で人や物に突き当たること。「—事故」
ぎゃく‐どう【逆胴】
剣道で、相手の左胴を打つこと。通常は右胴を打つが、相手が左片手横面または片手突きにきた場合に、右前に出るか左うしろ...
ぎゃくどめ‐べん【逆止(め)弁】
流体の逆流を防止する弁。チェックバルブ。
ぎゃく‐に【逆に】
[副] 1 通常の関係とは反対に。「面接官に対して—質問をする」 2 予想や期待とは反対に。かえって。「丁寧に言っ...
ぎゃく‐の‐みねいり【逆の峰入り】
修験道の行者が大峰入りをするときに、吉野から入って熊野に出ること。真言系当山派の入山のしかた。《季 夏》⇔順の峰入り。
ぎゃく‐のれんだい【逆暖簾代】
企業買収で、買収される会社の純資産より低い価格で買収した場合の差額をいう。買収した会社の営業外収益となる。→暖簾代
ぎゃくはんしゃ‐プリズム【逆反射プリズム】
コーナーキューブのうち、プリズムを用いたもの。
ぎゃく‐バイアス【逆バイアス】
ダイオードなどで、電流が流れにくい方向に電圧をかけること。またその電圧。
ぎゃく‐ばいしゅう【逆買収】
⇒パックマン‐ディフェンス
ぎゃく‐ばり【逆張り】
1 取引で、人気のよいときに売り、悪いときに買うこと。⇔順張り。 2 俗に、大勢や時流に逆らう言動をすること。「—...
ぎゃくパスツール‐こうか【逆パスツール効果】
⇒クラブトリー効果
ぎゃく‐ひ【逆比】
⇒反比(はんぴ)
ぎゃく‐ひぶ【逆日歩】
株式の信用取引・貸借取引で、貸株残高が融資残高よりも多いときに、株を借りている売り方が支払う品借料。品貸料。⇔順日歩。
ぎゃく‐ひれい【逆比例】
⇒反比例(はんぴれい)
ぎゃく‐びき【逆引き】
1 辞典で、綴(つづ)りの末字から逆順に引けるようにしてあること。「—辞典」 2 ⇒リバースルックアップ
ぎゃく‐ふう【逆風】
1 進行方向から吹いてくる風。向かい風。「—をついて出港する」⇔順風。 2 不利な状況。進行を妨げる出来事。「年金...
ぎゃく‐フーリエへんかん【逆フーリエ変換】
⇒フーリエ変換
ぎゃく‐ぶんさんのう【逆分散能】
⇒アッベ数
ぎゃく‐ぶんさんりつ【逆分散率】
⇒アッベ数
ぎゃく‐へいこう【逆平行】
たんぱく質のβシート構造で、隣り合うポリペプチド鎖が互いに反対方向に伸びて並んでいる状態。
ぎゃくぼうえん‐レンズ【逆望遠レンズ】
⇒レトロフォーカスレンズ
ぎゃく‐ポーランドきほう【逆ポーランド記法】
《reverse polish notation》コンピューターのプログラムで、数式を記述するとき、演算子(オペレ...
ぎゃく‐まわし【逆回し】
[名](スル)逆の向きに回すこと。また、音声や動画を逆向きに再生すること。逆回転。「時計の針を—にする」「動画を—...
ぎゃく‐みょう【逆名】
生前につけておく戒名。
ぎゃく‐もどり【逆戻り】
[名](スル)再びもとの場所・状態に戻ること。「話し合いが—する」
ぎゃく‐もんだい【逆問題】
《inverse problemの訳語》ある現象に着目し、結果や応答(出力)から原因(入力)を推定する解析方法。部...
ぎゃく‐モーション【逆モーション】
1 野球などで、動きだそうと構えた方向と反対の側に球が来て、逆の動きを強いられること。 2 映画などのトリック撮影...
ぎゃく‐ゆしゅつ【逆輸出】
[名](スル) 1 海外に進出した企業の工場で生産した製品を、本国に輸出すること。 2 一度輸入した物をまたその国...
ぎゃく‐ゆにゅう【逆輸入】
[名](スル) 1 一度輸出した物を再び輸入すること。また、海外工場で生産した製品を自国で販売すること。「—車」 ...
ぎゃく‐よう【逆用】
[名](スル)そのもの本来の目的とは逆のことに利用すること。「法を—した行為」
ぎゃく‐らん【逆乱】
謀反による争乱。げきらん。
ぎゃく‐り【逆理】
⇒逆説
ぎゃく‐りゅう【逆流】
[名](スル)普通とは逆の方向に流れること。また、その流れ。「河水が—する」
ぎゃくりゅうせい‐しょくどうえん【逆流性食道炎】
胃液が逆流して食道に起こる炎症。ひどい胸焼け、胸痛、喉に酸っぱい液が上がって来るなどの症状がある。食道下部の括約筋...
ぎゃくりゅう‐らいサージ【逆流雷サージ】
落雷時に他の建物の避雷針などから大地に流れ出た電流が、アースを通じて逆流してくる雷サージ。接地雷サージ。
ぎゃく‐りょ【逆旅】
⇒げきりょ(逆旅)
ぎゃく‐る【逆流】
仏語。生死輪廻の流れに逆らって、悟りへの道におもむくこと。→順流(じゅんる)
ぎゃく‐れん【逆蓮】
蓮華を逆さに伏せた形の装飾。唐様の高欄で親柱の頭部に用いる。さかばす。
ぎゃく‐ろう【逆浪】
さかまく波。さかなみ。げきろう。
ぎゃく‐ろう【謔浪】
[名](スル)たわむれふざけること。「客と共に—した玄機は」〈鴎外・魚玄機〉
逆(ぎゃく)を取(と)・る
1 柔道で、相手の手足の関節を反対に曲げる。 2 相手の仕掛けを利用して逆に攻める。
ギャグ
1 演劇や映画で、本筋と直接関係なく客を笑わせるために入れるせりふや身振り。「—を入れる」 2 冗談。しゃれ。「—...
ギャグ
《glycosaminoglycan》⇒グリコサミノグリカン