ぎ‐きょうだい【義兄弟】
1 兄弟として交わるという約束・誓いを交わした者どうし。 2 義理の兄弟。異父母の兄弟や、自分の配偶者の兄弟など。
ぎ‐きょく【戯曲】
演劇の脚本・台本。人物の会話や独白、ト書きなどを通じて物語を展開する。また、そのような形式で書かれた文学作品。ドラマ。
ぎきょく‐か【戯曲家】
戯曲を書くことを職業とする人。
ぎ‐きん【偽金】
1 錫(すず)(Ⅳ)塩の溶液に硫化水素を通すと得られる黄金色の顔料。金箔(きんぱく)の代用にされる。 2 ⇒アルミ...
ぎ‐きん【義金】
「義捐金(ぎえんきん)」に同じ。
ぎ‐きんし【偽菌糸】
酵母などの一部の真菌が出芽を繰り返し、母細胞と娘細胞が密着したまま連なって、菌糸のように見えるもの。仮性菌糸。
ぎぎ【義義】
ナマズ目ギギ科の淡水魚。全長約30センチ。体は長く、口のひげが8本ある。脂びれをもち、尾びれは後縁中央が切れ込む。...
ぎ‐ぎ【疑義】
意味・内容がはっきりしないこと。疑問に思われる点。「—をただす」「—を抱く」
ぎ‐ぎ【擬議】
[名](スル) 1 よく思いめぐらすこと。さまざまに論議すること。 2 躊躇(ちゅうちょ)すること。ためらうこと。...
ぎ‐ぎ【巍巍/魏魏】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 山などの高く大きいさま。「—たる岩山」 2 徳の高く尊いさま。「神徳—たり」〈...
ぎぎ‐しょうかい【疑義照会】
医師の処方箋に疑問や不明点がある場合、薬剤師が処方医に問い合わせて確認すること。→処方監査 [補説]薬剤師法第24...
ぎぎ‐め・く
[動カ四] 1 ぎぎと鳴きさわぐ。「赤く大なる鼬(いたち)の…大きに—・きて」〈盛衰記・一三〉 2 いきり立つ。「...
ぎ‐ぎゃく【戯謔】
たわむれ。おどけ。「こは、固(もと)より—に過ぎざりき」〈鴎外訳・即興詩人〉
ぎ‐く【疑懼】
[名](スル)うたがって不安に思うこと。「我軍は再戦して再挫し、猛将多く亡びて、衆心—す」〈露伴・運命〉
ぎ‐くう【偽腔】
動脈解離・大動脈解離で、本来の血流路である動脈内腔(真腔)とは別に、血管壁内に形成される血流路。
ぎく‐ぎく
[副](スル) 1 物の節目や継ぎ目、また、堅い物などがきしむさま。また、その音を表す語。ぎしぎし。「からだの節々...
ぎく‐しゃく
[副](スル)話し方や動作、また、物事の関係などが円滑でないさま。「—した身のこなし」「夫婦の間が—している」
ぎくっ‐と
[副](スル) 1 弱点や不意をつかれて驚くさま。ぎくりと。「証拠を突き付けられて—する」 2 急に折れ曲がったり...
ぎくり
[副]不意をつかれて驚き恐れるさま。ぎくっ。「図星をさされて—とした」
ぎ‐くん【義訓】
上代文献、特に万葉集の用字法の一。漢字漢語の意義によって訓を当てるもの。「暖(はる)」「寒(ふゆ)」「未通女(おと...
ぎ‐くん【戯訓】
上代文献、特に万葉集の用字法の一。漢字の字形・字音・字義などを遊戯的、技巧的に利用したもの。「出づ」を「山上復有山...
ぎ‐くんし【偽君子】
表面は君子らしく見せかけるが、実際は君子でない人。えせくんし。
ぎ‐ぐ【疑惧】
[名](スル)「疑懼(ぎく)」に同じ。「いろいろの不安と—に挟(さしはさ)まれながら」〈谷崎・秘密〉
ぎ‐ぐ【戯具】
遊び道具。おもちゃ。
ギグ
1 商船・軍艦などに積載された幅の狭い軽快なボート。陸との交通に用いられた。 2 ジャズ・ロックミュージシャンなど...
ギグ‐エコノミー
インターネットを通じて単発・短期の仕事を請け負う働き方。また、このような非正規労働によって成り立つ経済形態のこと。
ギグ‐ワーク
《ギグ(一晩限りのライブ演奏)+ワーク(仕事)からの造語》単発・短期の仕事。→ギグエコノミー
ぎ‐ぐん【義軍】
正義のために起こすいくさ。また、その軍勢。義兵。
ぎ‐けい【偽計】
人をあざむく計略。詭計(きけい)。
ぎ‐けい【欺計】
「偽計(ぎけい)」に同じ。「暴威に代るに—を以てし」〈福沢・文明論之概略〉
ぎ‐けい【義兄】
1 義理の兄。妻または夫の兄、姉の夫など。 2 血縁関係はないが、兄弟の約束を交わして兄としている人。
ぎ‐けい【儀刑/儀型/儀形】
《「儀式刑法」の略》手本。模範。ぎぎょう。「和漢の鑑(かがみ)と仰ぎて、四海の—人を恥ぢず」〈太平記・二七〉
ぎ‐けい【劓刑】
⇒劓(はなきり)
ぎけいき【義経記】
室町前期の軍記物語。8巻。作者、成立年代ともに未詳。源義経(みなもとのよしつね)の不遇な幼年時代と、晩年の悲劇的な...
ぎけいぎょうむぼうがい‐ざい【偽計業務妨害罪】
風説の流布や偽計により、他人の業務を妨害する罪。刑法第233条が禁じ、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せ...
ぎけい‐とりひき【偽計取引】
株価の変動をねらって、虚偽の情報を流すなど不正な手段で投資家をだますこと。
ぎけい‐どう【義経堂】
1 平泉の衣川の館にある、源義経の木像を安置した堂。天和3年(1683)仙台藩主伊達綱村が建立。高館(たかだち)義...
ぎ‐けつ【議決】
[名](スル)合議して決定すること。また、その決定された事柄。「満場一致で—する」→決議
ぎけつ‐きかん【議決機関】
団体や法人の意思を決定する合議機関。都道府県・市町村の議会、社員総会、株主総会など。意思機関。
ぎけつ‐けん【議決権】
1 会議に参加し、議決に加わる権利。表決権。 2 議決機関がある事項を議決する権利または権限。
ぎけつけん‐こうし【議決権行使】
会議などで、議案に対して賛否の意思を表明すること。特に、株主が株主総会で議案に対する賛否を投票することをいう。投票...
ぎ‐けんし【擬絹糸】
人造絹糸。シルケット。
ぎ‐げ【義解】
文章などの意味をときあかすこと。また、その書物。ぎかい。「令義解(りょうのぎげ)」など。
ぎ‐げい【技芸/伎芸】
1 美術・工芸などの技術。 2 歌舞・音曲などの芸能。また、そのわざ。 [補説]1は「技芸」、2は「伎芸」と書くこ...
ぎげい‐てん【伎芸天】
伎芸をよくし、五穀豊穣・吉祥豊楽をつかさどり、福徳・技能を授ける天女。大自在天の髪際から化生したという。大自在天女...
ぎげいてん【伎芸天】
川田順の第一歌集。大正7年(1918)刊。
ぎ‐げん【偽言】
いつわりの言葉。うそ。虚言。「玉女は彼の—を信じたのだ」〈木下尚江・良人の自白〉
ぎげん【義玄】
⇒臨済(りんざい)
ぎ‐げん【戯言】
たわむれにいう言葉。冗談。
ぎ‐げん【魏源】
[1794〜1856]中国、清の学者・思想家。邵陽(しょうよう)(湖南省)の人。字(あざな)は黙深(もくしん)。公...