ケインズ
[1883〜1946]英国の経済学者。有効需要論・乗数理論・流動性選好説を柱とする主著「雇傭・利子および貨幣の一般...
ケインズ‐かくめい【ケインズ革命】
ケインズが著書「雇用・利子および貨幣の一般理論」で唱えた有効需要論や流動性選好説によって、経済学の分析手法や思考法...
ケインズ‐がくは【ケインズ学派】
ケインズの経済理論を受け継ぎ、発展させた経済学の一学派。→ケインジアン
ケインズ‐けいざいがく【ケインズ経済学】
英国の経済学者ケインズが1936年に発表した「雇用・利子および貨幣の一般理論」を基礎とする経済学。不況や失業を克服...
け‐う【仮有】
仏語。この世に存在するものは、すべて因と縁の和合によって生じたもので、仮のものでしかないということ。⇔実有(じつう)。
け‐う【希有/稀有】
[名・形動] 1 めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ。「—な(の)出来事」 2 不思議なこと...
けう‐げんそ【希有元素】
⇒希元素(きげんそ)
け‐う・す【消失す】
[動サ下二]消えうせる。「たちまちに心—・せぬ若かりし肌も皺(しわ)みぬ」〈万・一七四〇〉
け‐うと・い【気疎い】
[形][文]けうと・し[ク]《近世初期からは「きょうとい」とも発音した》 1 見たり聞いたりするのがいとわしい。「...
希有(けう)にして
かろうじて。ようやく。「—助かりたるさまにて」〈徒然・八九〉
け‐うら【毛裏】
衣服の裏に毛皮がついていること。また、その衣服。裏毛。
けう‐ら【清ら】
[形動ナリ]《「きよら」の音変化か》けがれなく美しいさま。きょうら。「かの都の人は、いと—に、老いをせずなむ」〈竹取〉
け‐えん【化縁】
仏語。仏が衆生を教化(きょうけ)する因縁。人々を仏道に教え導くきっかけ。
け‐おさめ【褻納め】
ふだん着と晴れ着。「—の装束あまたくだり調へて渡しけり」〈今昔・二六・一七〉
け‐おさ・れる【気圧される】
[動ラ下一][文]けおさ・る[ラ下二]相手の勢いに押される。精神的に圧倒される。「相手のけんまくに—・れる」
ケオス‐とう【ケオス島】
《Keōs/Κέως》ケア島の古代名。
け‐おそろ・し【気恐ろし】
[形シク]なんとなく恐ろしい。薄気味悪い。「狐などやうのものの人おびやかさむとて、—・しう思はするならむ」〈源・夕顔〉
け‐おと・す【蹴落(と)す】
[動サ五(四)] 1 足でけって落とす。「崖から小石を—・す」 2 自分がのしあがるために、すでにその地位にある者...
け‐おと・る【気劣る】
[動ラ四]どことなく劣る。「人聞きも—・りたる心地して」〈源・東屋〉
ケオプス
《characterizing exoplanets satellite》2019年にESA(イーサ)(欧州宇宙機...
ケオラデオ‐こくりつこうえん【ケオラデオ国立公園】
《Keoladeo National Park》インド北西部、ラジャスタン州にある国立公園。18世紀につくられた渇...
け‐おり【毛織(り)】
1 毛糸で織ること。また、その織物。 2 木綿をけば立たせて織ること。また、その織物。
け‐おりもの【毛織物】
羊・ラクダなど動物の毛で作った糸で織った織物。梳毛(そもう)織物と紡毛織物とに大別される。ラシャ・セル・フランネルなど。
け‐か【悔過】
1 仏語。罪や過ちを悔い改めること。特に、罪過を懺悔(さんげ)し、罪報を免れるために仏前で行う儀式。 2 あやまる...
け‐かえし【蹴返し】
1 相撲のきまり手の一。相手のくるぶしのあたりを内側から外へけりながら手を引くか、はたき込んで倒す技。 2 歩くと...
け‐かえ・す【蹴返す】
[動サ五(四)] 1 けって、もとの位置へもどす。「ボールを相手に—・す」 2 けられた仕返しにける。けり返す。 ...
け‐かき【毛掻き】
[名](スル)《「けがき」とも》 1 織物の仕上げの工程の一。無数の小さなかぎ針をつけた棒や刷毛(はけ)などで、織...
け‐かつ【飢渇】
食べ物や飲み物が欠乏すること。きかつ。けかち。「二年が間世の中—してあさましき事侍りき」〈方丈記〉
け‐かび【毛黴】
接合菌類ケカビ科のカビの総称。パン・餅(もち)、草食動物の糞(ふん)などに生じる。菌糸は白く、毛状でつやがある。《...
けが【怪我】
[名](スル)《「怪我」は当て字で、動詞「けがる」の語幹からかという》 1 あやまってからだに傷を負うこと。また、...
け‐が【仮我】
仏語。人間は五蘊(ごうん)の因縁が仮に和合したもので、実体としての我があるわけではないが、仮に我があるとしたもの。
けが‐あやまち【怪我過ち】
思いがけない過ち。偶然の過失。そそう。「心もとなや、我が夫(つま)に—の知らせの夢と」〈浄・薩摩歌〉
け‐がい【化外】
王化の及ばない所。国家の統治の及ばない地方。⇔化内。
け‐がえ【毛替】
江戸時代、畑に植えるべき作物を田に植えること。
けが‐がち【怪我勝ち】
思いもかけず勝利を得ること。
け‐がき【毛描(き)/毛書(き)】
[名](スル) 1 日本画で、人物の毛髪や鳥獣などの毛を細い線で描くこと。また、その部分。 2 (毛書き)仮面の毛...
け‐がき【毛牡蠣】
イタボガキ科の二枚貝。岩礁に群生。左殻全面で付着し、右殻には管状のとげが密生する。灰紫色。中にカクレガニのクロピン...
け‐がき【罫書(き)/罫描(き)】
[名](スル)工作物をつくるとき、部材寸法やリベット穴の位置などを、罫書き針などを使って書き入れること。型取り。
けがき‐ふで【毛描(き)筆】
毛描き用の穂先の細い筆。
けが・し【汚し/穢し】
[形シク]けがらわしい。きたならしい。「年経(ふ)れば—・しきみぞに落ちぶれて濡れしほどけぬいとほしの身や」〈夫木...
けが・す【汚す/穢す】
[動サ五(四)] 1 大切なもの、清らかなものをよごす。「美しい心を—・す行為」「聖地を—・す」 2 恥ずべき行為...
けが‐な【怪我な】
[連語](下に打消しの語を伴って用いる)間違っても。全然。けがにも。「—にっこりともせず」〈浄・女夫池〉
け‐がに【毛蟹】
クリガニ科の海産のカニ。甲は丸みを帯びた四角形。甲長約10センチ。橙(だいだい)色の体全体に長い剛毛が生えている。...
けが‐にも【怪我にも】
[連語]「怪我(けが)な」に同じ。「那麼(あんな)御気性だから、—仰有(おっしゃ)りはしないけれども」〈鏡花・湯島詣〉
けが‐にん【怪我人】
けがをした人。負傷者。
怪我(けが)の功名(こうみょう)
過失と思われたこと、なにげなしにやった事が、意外によい結果になること。
毛(け)の生(は)えた
それよりはほんの少しまさっていることのたとえ。「素人(しろうと)に—くらいの芸」
けが‐まけ【怪我負け】
負けるはずがない者が何のはずみで負けること。
け‐がみ【罫紙】
⇒けいし(罫紙)
けがらい【汚らひ/穢らひ】
けがれ。特に、人の死によるけがれ。「すずろなる—に籠りて」〈源・手習〉