け‐じょう【化城】
仏が神通力で造った城。
け‐じょう【勧賞】
「けんじょう」の撥音の無表記。「このたびの—には伊予国一箇国を申し預け奉る」〈幸若・腰越〉
けじょう‐ゆ【化城喩】
法華七喩の一。法華経化城喩品に説く。苦しい悪路を行く隊商の指導者が、途中で幻の城を現して部下たちに希望を抱かせさら...
けじょ‐ぬま【化女沼】
宮城県北部にある湖。もと自然湖で、洪水調節などを目的として平成8年(1996)にダム化。オオハクチョウ・ヒシクイな...
け‐じらみ【毛虱】
ヒトジラミ科のシラミ。体長約1.5ミリ。黄灰色で、カニに似た形をしていて、人の陰部やわきの下の毛に寄生。吸血された...
け・す【消す】
[動サ五(四)] 1 燃えている火をなくならせる。「たき火を—・す」「ろうそくを吹いて—・す」 2 電気機器のスイ...
け・す【着す】
[動サ四]《「き(着)る」の未然形に尊敬の助動詞「す」がついたものの音変化》「着る」の尊敬語。お召しになる。「わが...
け・す【化す】
[動サ変] 1 姿や形が変わる。変化する。ばける。化(か)する。「則ち—・して神となる」〈著聞集・一〉 2 仏の教...
け‐すさま・じ【気凄まじ】
[形シク]興ざめである。おもしろみがない。「こと人のやうに、歌うたひ興じなどもせず、—・じ」〈枕・四九〉
け‐すじ【毛筋】
1 1本1本の髪の毛。毛。 2 髪をくしけずった跡の筋目。「—を立てる」 3 きわめて小さい物事のたとえ。「—ほど...
けすじ‐たて【毛筋立て】
髪の毛筋を正すための、柄の細長い櫛(くし)。毛筋棒。筋立て。
けすじ‐ぼう【毛筋棒】
「毛筋立て」に同じ。
ケスタ
《坂の意》硬・軟の岩石層が交互に重なり合って緩やかに傾斜している地域にみられる非対称の丘陵。軟層は浸食されるが硬層...
ケストナー
[1899〜1974]ドイツの詩人・小説家。「エミールと探偵たち」などの児童文学で有名になったが、ナチスに迫害され...
ケストヘイ
ハンガリー西部の町。バラトン湖西岸に位置する。古代ローマ時代より交易の拠点として栄え、郊外のバルクム遺跡には当時の...
ケストラー
[1905〜1983]英国の小説家・ジャーナリスト。ハンガリーの生まれ。スペイン抑留時代の経験をもとにした「スペイ...
けすらい【擬ひ】
《動詞「けすらう」の連用形から》それと感じられるようす。そぶり。趣向。「いみじう歌の品(しな)も出で来、ふるまへる...
けすら・う【擬ふ】
[動ハ四]《「けずらう」とも》化粧する。装う。「男女のつくろひ—・ひたる顔の色」〈雑談集・四〉
ケスラー‐シンドローム
地球周回軌道上のスペースデブリ(宇宙ごみ)の密度がある限界を超えると、衝突・破壊の連鎖によって宇宙ごみが爆発的に増...
ケズ
パラオ国内に点在する遺跡群。自然の山肌を階段状にしたもので、ピラミッド型・前方後円墳型・城壁型などさまざまな形状が...
ケズィック
⇒ケズウィック
ケズウィック
英国イングランド北西部、カンブリア州の町。湖水地方北部の観光拠点。グレタ川に沿い、付近にダーウェント湖や先史時代の...
け‐ずきん【毛頭巾】
毛皮で作った頭巾。古風な老人のかぶりもの。「手製(てづくり)の猿の皮の—を被(かぶ)った」〈鏡花・眉かくしの霊〉
け‐ずね【毛脛/毛臑】
毛深いすね。
けずり【削り】
削ること。また、削ったもの。「荒—」「柱の—も滑らかになる」〈田口・日本開化小史〉
けずり‐おと・す【削り落(と)す】
[動サ五(四)]削って取り除く。「木材の角を—・す」
けずり‐かけ【削り掛け】
ヤナギやニワトコなど色の白い木の肌を薄く細長く削り垂らしたもの。紙が普及する以前は御幣(ごへい)として用いられた。...
けずりかけ‐の‐しんじ【削り掛けの神事】
京都祇園(ぎおん)の八坂神社で、大晦日(おおみそか)から元旦にかけて行われる神事。神木からつくった6本の削り掛けを...
けずり‐ぎわ【削り際】
犬追物(いぬおうもの)をする馬場の囲い。
けずり‐くず【削り屑】
物を削ってできた屑。
けずり‐ぐし【梳り櫛】
櫛で髪をとかすこと。また、その櫛。「その夜は—せさせ、湯殿などせさせ給ふほどに」〈宇津保・蔵開中〉
けずり‐しろ【削り代】
1 材料の表面を削って仕上げる際に、削り落とす分として、仕上がり寸法よりも大きめにとっておく部分。 2 経費や予算...
けずり‐ばし【削り箸】
木などを削って作った箸。特に、表面に削りの凹凸を残して仕上げたもののこと。
けずり‐ばな【削り花】
1 丸木を薄く削って花の形にしたもの。平安時代には、12月の仏名会(ぶつみょうえ)などに用いた。 2 「削り掛け」...
けずり‐ひ【削り氷】
氷を削ったもの。「—に甘葛(あまづら)入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」〈枕・四二〉
けずり‐ぶし【削り節】
かつお節やさば節などを薄く削ったもの。→おかか [補説]JAS(日本農林規格)では、カツオ・サバ・マグロなどの荒節...
けずり‐ぼうふう【削り防風】
細く裂いたハマボウフウの葉。刺身のつまなどに用いる。
けず・る【削る】
[動ラ五(四)] 1 刃物で物の表面を薄く切り取る。そぐ。「鉛筆を—・る」 2 一部分を取り除いて全体の量を減らす...
けず・る【梳る】
[動ラ五(四)]《「削る」と同語源》くしで髪をとかす。くしけずる。「髪ノ毛ヲ—・ル」〈和英語林集成〉
けず・れる【削れる】
[動ラ下一][文]けづ・る[ラ下二]削られて小さくなる。「岩が波で—・れる」
ケ‐セラ‐セラ
[形動]《米国映画ヒッチコック監督の「知りすぎていた男」の主題歌から》なるようになるさ、の意。昭和32年(1957...
け‐せん【花扇】
「はなおうぎ」に同じ。
けせん‐がわ【気仙川】
岩手県南東部の川。気仙郡住田町と陸前高田市を流れ広田湾で太平洋に注ぐ。長さ43キロ。清流で釣りが盛ん。河口に高田松...
けせんぬま【気仙沼】
宮城県北東部、三陸海岸に面する市。三陸沖や遠洋で漁を行う漁船の基地。気仙沼湾内ではカキなどの養殖が盛ん。平成18年...
けせんぬま‐こう【気仙沼港】
宮城県気仙沼市、気仙沼湾奥にある港。特定第三種漁港で、管理者は宮城県。三陸沖漁業の水揚げ港、また遠洋漁業の基地とし...
けせんぬま‐し【気仙沼市】
⇒気仙沼
けせんぬま‐わん【気仙沼湾】
宮城県北東部、三陸海岸にある湾。湾口にある大島が東湾・西湾に二分し、湾奥に気仙沼市がある。湾内ではカキ・ノリなどの...
ケゼルスベール
⇒カイゼルスベルグ
け‐そう【化粧/仮粧】
「けしょう(化粧)」に同じ。「御身の—いといたくして」〈竹取〉
け‐そう【仮相】
かりのすがた。〈日葡〉