けまん‐がい【懈慢界】
仏語。極楽往生の願いを自力で達成しようとする者が生まれる世界。快楽が多く、極楽浄土に生まれようとする本来の目的を見...
けまん‐そう【華鬘草】
ケシ科の多年草。高さ約60センチ。葉は大きく、羽状複葉。晩春、淡紅色の心臓形の花を総状に垂らして咲く。中国の原産で...
けまん‐むすび【華鬘結び】
ひもの結び方の一。上と左右に輪をつくり、ひもの両端を垂らす、装飾用の結び方。同心結び。
け‐み【検見/毛見】
1 中世・近世の徴税法の一。米の収穫前に、幕府または領主が役人を派遣して稲のできを調べ、その年の年貢高を決めること...
ケミ
フィンランド北部、ラップランド地方の都市。ボスニア湾奥に注ぐケミ川河口に位置する。19世紀後半に製材業で発展。第二...
ケミカル
多く複合語の形で用い、化学的、化学的に合成した、の意を表す。「—シューズ」「—パルプ」
ケミカル‐エンジニアリング
化学工学。
ケミカル‐シューズ
合成皮革で作られた靴。
ケミカル‐タンカー
硫酸・苛性(かせい)ソーダなどの化学製品を運ぶタンカー。
ケミカル‐バーン
⇒化学熱傷
ケミカル‐ヒートポンプ
低温で分解できる化学物質が、再結合するときに出す反応熱を外部に取り出し、化学物質は再循環使用する仕組みのポンプ。
ケミカル‐ピーリング
⇒ピーリング
ケミカル‐ライト
《(和)chemical+light》化学発光を用いた照明具。蓚酸(しゅうさん)化合物などと過酸化水素の混合により...
ケミカル‐リサイクル
《(和)chemical(化学的)+recycle(再利用)》廃棄物に化学的処理を施し、資源として再利用すること。...
ケミカル‐レーザー
⇒化学レーザー
ケミカル‐レース
絹などの地布に機械で綿糸や毛糸の刺繍(ししゅう)を施し、薬品で地布を溶かして透かし模様にしたレース。
ケミ‐かわ【ケミ川】
《Kemijoki》フィンランド北部、ラップランド地方を流れる河川。同国最長の河川で、全長約550キロメートル。ロ...
ケミスト
化学者。
ケミストリー
1 化学。 2 相性。「—が合う」
けみ・する【閲する】
[動サ変][文]けみ・す[サ変] 1 調べる。見て確かめる。あらためる。「対日関係の文献を—・する」「店々の窓に曝...
ケミトロニクス
化学と電子工学が融合した境界領域の工学技術。
け‐みょう【仮名】
1 仮につけた名。かめい。⇔実名(じつみょう)。 2 元服のときに烏帽子親(えぼしおや)につけてもらう呼び名。通称...
けみょう‐しゅう【仮名宗】
すべてのものは実体のない仮のものにすぎない、と説く仏教の宗旨・宗派。成実(じょうじつ)宗など。
ケミルミネセンス
⇒化学発光
けむ【煙/烟】
けむり。けぶ。
けむ
[助動][(けま)|○|けむ(けん)|けむ(けん)|けめ|○]《過去の助動詞「き」の未然形の古形「け」+推量の助動...
けむ・い【煙い/烟い】
[形][文]けむ・し[ク]煙のため息苦しく感じたり、目が痛かったりするさま。けむたい。けぶい。「タバコが—・い」 ...
ケモインフォマティクス
コンピューターによる情報科学の手法を、広く化学に取り入れた研究分野。計算化学に基づくデータベースを用いた、化合物の...
けむく‐じゃら【毛むくじゃら】
[名・形動]毛深いこと。また、毛深くて気味が悪く感じられるさま。「—な(の)腕」 [補説]歴史的仮名遣いは通常「け...
け‐むし【毛虫】
1 チョウやガの幼虫で、体に毛の多いものの俗称。《季 夏》「みじか夜や—の上に露の玉/蕪村」 2 嫌われ者のたとえ。
けむし‐まゆ【毛虫眉】
太く濃い、毛虫のようなまゆ。げじげじまゆ。
けむた・い【煙たい/烟たい】
[形][文]けむた・し[ク] 1 煙のために息苦しい。また、目を開けていられない。けむい。けぶたい。けむったい。「...
けむた‐が・る【煙たがる/烟たがる】
[動ラ五(四)] 1 煙による息苦しさを態度や表情に表す。 2 窮屈に感じたり、近づきがたく思ったりする気持ちを態...
けむ‐だし【煙出し/烟出し】
1 煙を外に出すために設けた窓。けむりだし。 2 煙突。けむりだし。「製造場の—が幾本も立っている」〈荷風・すみだ川〉
けむった・い【煙ったい/烟ったい】
[形]「けむたい」に同じ。「タバコの煙が—・い」
け‐むつか・し【気難し】
[形シク]薄気味悪い。なんとなく恐ろしい。「これは鬼の妻(め)にして、常に来りてかく様に懐抱して返るなりけりと思ふ...
ケムニッツ
ドイツ東部、ザクセン州の都市。1953年から1990年までの名称はカールマルクスシュタット。中世より織物業で栄え、...
煙(けむ)に巻(ま)・く
大げさなことや相手の知らないようなことばかりを言い立てて、相手を圧倒したり、ごまかしたりする。「巧みな弁舌で人を—...
けむり【煙/烟】
《「けぶり」の音変化》 1 物が燃えるときに立ちのぼるもの。有機物が不完全燃焼するときに出る気体で、固体の微粒子が...
けむり‐かんちき【煙感知器】
煙を感知して出火を知らせる器具。
けむり‐がえし【煙返し】
1 土蔵の戸口の内側下部にある石。けむがえし。 2 煙がよどむような形に作った香炉。
けむり‐ずいしょう【煙水晶】
褐色ないし黄褐色の水晶。
けむり‐だし【煙出し】
「けむだし」に同じ。
煙(けむり)にな・る
焼けて跡形もなくなる。すっかりなくなる。「火事で—・る」→煙(けぶり)となる
煙(けむり)を立(た)・てる
《炊煙を立てる意》生計を立てる。「兄弟の力を頼りに細々と—・てる有様」〈藤村・家〉
けむ・る【煙る/烟る】
[動ラ五(四)]《「けぶる」の音変化》 1 煙が盛んに出たり、辺り一面に広がったりする。「たき火が—・る」 2 雨...
ケメリ‐こくりつこうえん【ケメリ国立公園】
《Ķemeru Nacionālais parks》ラトビア、バルト海のリガ湾に面する国立公園。ユールマラの西に位...
ケメロボ
ロシア連邦中部、ケメロボ州の都市。同州の州都。トミ川と支流イスキチム川の合流点に位置し、河港を有す。シベリア鉄道の...
気(け)もな・い
1 そのような気配がない。「まったく動じる—・い」 2 取るに足りない。たわいもない。問題にならぬ。「—・いことに...
け‐もの【獣】
《毛物の意》獣類。けだもの。