げ‐び【下卑】
《動詞「げびる」の連用形から。「卑」は当て字》下品で卑しいこと。意地汚いこと。「吉原客は深川は—なりと笑ふ」〈洒・...
げび‐すけ【下卑助】
意地汚い下品な者をあざけっていう語。下卑蔵(げびぞう)。「さっても下卑たる—かな」〈浄・虎が磨〉
げ・びる【下卑る】
[動バ上一]《「下(げ)」に接尾語「びる」の付いたもの。「卑」は当て字》言動が下品になる。下劣に見える。「—・びた話」
ゲフィオン‐の‐いずみ【ゲフィオンの泉】
《Gefionspringvandet》デンマークの首都コペンハーゲンの中心部、カステレット要塞付近にある噴水。シ...
ゲフィチニブ
抗癌剤(こうがんざい)の一つ。分子標的治療薬の一種で、非小細胞肺癌(ひしょうさいぼうはいがん)の治療薬として使用さ...
ジェブ
《giga electron volt「ゲブ」とも》1ギガ電子ボルト、すなわち109eV(10億電子ボルト)のこと。
げ‐ぶみ【外文】
⇒げぶん(外文)
げ‐ぶみ【解文】
「解(げ)」に同じ。
げ‐ぶん【外文】
外印(げいん)を押した文書。げぶみ。→内文(ないぶん)
げ‐へん【下編/下篇】
書物などを、上・下または上・中・下に分けたときの最後の一編。
ゲベル‐バルカル
スーダン北部、首都ハルツームの北約400キロメートルにある砂岩の山。紀元前1450年ごろ、古代エジプト新王国第18...
げ‐べん【外弁/外辨】
即位や朝賀などの節会(せちえ)の際、承明門の外で諸事を指揮した公卿。→内弁(ないべん)
ゲベール‐じゅう【ゲベール銃】
《(オランダ)geweerは小銃の意》歩兵銃の一種。天保2年(1831)高島秋帆が輸入・紹介。のち国産化もされた。
げ‐ほう【外法】
1 仏語。仏法以外の教法。仏教以外の思想や宗教。外道(げどう)。⇔内法。 2 人の髑髏(どくろ)を用いて行う妖術。...
げほう‐あたま【外法頭】
1 外法2に用いる髑髏(どくろ)。 2 上部が大きく下部の小さな頭。 3 《その頭の形から》福禄寿の異称。
げほう‐ぼとけ【外法仏】
市子(いちこ)・口寄せが用いる偶像。
げ‐ほくめん【下北面】
北面の武士のうち、六位の者。かほくめん。→上北面
げ‐ぼく【下僕】
召使いの男。下男。しもべ。
げ‐ぼり【牙彫(り)】
「げちょう(牙彫)」に同じ。
げ‐ぼん【下品】
1 仏語。極楽浄土に生まれる人を、能力・資質の差によって上・中・下に3分した、その最下位。→九品(くほん) 2 下...
げぼん‐げしょう【下品下生】
仏語。下品を上生・中生・下生の三つに分けた、その最下位。
ゲマインシャフト
ドイツの社会学者、テンニエスが設定した社会類型の一。人間が地縁・血縁・精神的連帯などによって自然発生的に形成した集...
ゲミュート
心情。情意。
げ‐みょうぶ【外命婦】
律令制で、夫が五位以上の官人である婦人の称。→内命婦(ないみょうぶ)
げ‐みん【下民】
しもじもの者。かみん。
ゲムズボック‐こくりつこうえん【ゲムズボック国立公園】
《Gemsbok National Park》⇒カラハリトランスフロンティア公園
ゲメリス‐とう【ゲメリス島】
《Ngemelis》⇒ガムリス島
げ‐めん【下免】
江戸時代、年貢の賦課率が低いこと。⇔高免(たかめん)。
げ‐めん【外面】
1 外側。表面。がいめん。 2 表面にあらわれた顔つき。うわべ。外見。
外面(げめん)似菩薩(じぼさつ)内心(ないしん)如夜叉(にょやしゃ)
顔は菩薩のように優しいが、心は夜叉のように険悪で恐ろしいの意。女性が仏道の修行の妨げになることをいった言葉。外面如...
げ‐もん【解文】
「解(げ)」に同じ。
げ‐もん【偈文】
仏教で、偈(げ)を記した文章。
げ‐や【下屋】
母屋(もや)に差しかけて造った小屋根。また、その下の部分。差しかけ。
げ‐や【下野】
[名](スル)官職を辞めて民間に下ること。与党が政権を失い野党となること。「西郷隆盛は政争に敗れて—した」「選挙で...
げ‐ゆ【解由】
1 奈良・平安時代、官人が任期満了のときに交代の事務引き継ぎをすること。 2 「解由状」に同じ。
げ‐ゆう【外用】
仏語。本体から外へ現れる働き。仏・菩薩(ぼさつ)などが、衆生の機に応じて現す働き。
げゆ‐じょう【解由状】
解由の完了を証する文書。新任者から前任者に渡され、前任者はこれを上司に提出して任務を終了した。国司のそれは特に重視...
げ‐よう【下用】
《「けよう」とも》 1 下層の者が食用にする、よく搗(つ)いていない米。〈日葡〉 2 毎日使うこと。また、そのもの...
げよう‐びつ【下用櫃】
米びつ。「—には虚空蔵菩薩、米がないとせがまれ」〈浄・盛衰記〉
ゲラ
《galleyから》 1 組み上げた活字の版を入れる木製の浅い箱。 2 「ゲラ刷り」の略。
げ‐らく【下洛】
1 比叡(ひえい)山などから京都にくだってくること。「勅宣三度に及びければ、力無く—し給ひけるに」〈太平記・一二〉...
げ‐らく【下落】
[名](スル)物価や相場、また、物事の価値などがさがること。「株価が—する」
げら‐げら
[副]しまりなく、大声で笑うさま。「人目をはばからず—(と)笑う」
ゲラサ
⇒ジェラシュ
ゲラ‐ずり【ゲラ刷(り)】
ゲラに入れた活字の版で校正用に刷ったもの。校正刷り。ゲラ。「—に赤字を入れる」
ゲラダ‐ひひ【ゲラダ狒狒】
《gelada baboon》オナガザル科の哺乳類。雄は体長約70センチで雌はそれよりやや小さく、全身褐色の毛で覆...
ゲラティ‐しゅうどういん【ゲラティ修道院】
《Gelati monasteri》ジョージア西部の古都クタイシ郊外にある修道院。12世紀初頭にダビド4世が創建。...
ゲラニウム‐ゆ【ゲラニウム油】
⇒ゼラニウム油
ゲララ
チュニジア南東部、地中海のガベス湾にあるジェルバ島の町。同島の南部に位置する。同国有数の陶器の産地として有名。
ゲランド
フランス西部、ロアール‐アトランチック県、大西洋に面する町。塩の産地として有名。城壁に囲まれた旧市街は中世の面影を...