げんしろ‐えいせい【原子炉衛星】
小型の原子炉を動力装置として積んでいる人工衛星。
げんしろ‐かくのうようき【原子炉格納容器】
原子炉の主要設備を格納する鋼鉄またはコンクリート製の施設。密閉性・耐圧性が高く、原子炉圧力容器のほか、加圧器、循環...
げんしろかくのうようき‐スプレーせつび【原子炉格納容器スプレー設備】
加圧水型原子炉の安全設備の一。事故が発生した際に、原子炉格納容器の破損を避けるために、原子炉格納容器内で、ヨウ素除...
げんしろかくりじ‐れいきゃくけい【原子炉隔離時冷却系】
沸騰水型原子炉の非常用炉心冷却装置(ECCS)を構成するシステムの一。原子炉が停止した後、何らかの原因で原子炉への...
げんしろく【言志録】
江戸後期の倫理書。1巻。佐藤一斎著。文政7年(1824)刊。修身・求道を説いた随想246章を収めたもの。
げんしろさいじゅんかん‐ポンプ【原子炉再循環ポンプ】
沸騰水型原子炉で、原子炉内の冷却水を強制的に循環させるためのポンプ。冷却水の流量を調整し、原子炉の出力を制御する役...
げんしろ‐すい【原子炉水】
⇒炉水
げんしろ‐たてや【原子炉建屋】
原子炉の主要設備を格納するコンクリート造りの建物。原子炉圧力容器および原子炉格納容器を入れ子状に格納し、万一、原子...
げんしろとう‐きせいほう【原子炉等規制法】
《「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」の略称》核原料物質・核燃料物質・原子炉の平和利用・災害防止...
げんしろ‐ねんりょう【原子炉燃料】
⇒核燃料
げんしろ‐ようき【原子炉容器】
⇒原子炉圧力容器
げんしろ‐れいきゃくざい【原子炉冷却材】
⇒冷却材
げんし‐ろん【原子論】
世界は空虚な空間と無数の不可分な原子からなり、同種原子の離合集散に応じて感覚的物質が形成されるとする、古代ギリシャ...
げんし‐わくせい【原始惑星】
原始惑星系円盤の中で形成される惑星の前段階にあたる天体。直径10キロメートル程度の微惑星が衝突や合体を繰り返し、月...
げんしわくせいけい‐えんばん【原始惑星系円盤】
恒星誕生の前段階にあたる牡牛座T型星の周囲にある濃いガスと塵(ちり)からなる円盤。原始星円盤の名残であり、円盤の中...
げんし‐わくせいじょうせいうん【原始惑星状星雲】
惑星状星雲へ進化する途上にある天体。AGB星という中小質量の恒星進化の最終段階にある星が、恒星風として外層の水素ガ...
げん‐しん【元稹】
《「げんじん」とも》[779〜831]中国、中唐の詩人。洛陽(河南省)の人。字(あざな)は微之(びし)。白居易の親...
げん‐しん【原審】
現在審理中の裁判の一つ前の段階の裁判。控訴審では第一審、上告審では控訴審の裁判。原裁判。
げん‐しん【現身】
1 現在生をうけているからだ。現在の身。うつしみ。 2 「現身仏」に同じ。
げんしん【源信】
[942〜1017]平安中期の天台宗の僧。俗姓、卜部(うらべ)氏。比叡山の良源に師事。横川(よかわ)恵心院に住んで...
げん‐しん【厳親】
厳格な父親。厳父。
げんしん‐ぶつ【現身仏】
仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救うためにこの世に現れるもの。応身仏(おうじんぶつ)。現身。
げんじ【元治】
江戸末期、孝明天皇の時の年号。1864年2月20日〜1865年4月7日。
げん‐じ【言辞】
ことば。ことばづかい。言詞。「無責任な—を弄(ろう)する」
げん‐じ【現時】
現在の時点。また、今の時代。「—の国際情勢」
げん‐じ【源氏】
源(みなもと)の姓を持つ氏族の称。→源(みなもと) 「源氏物語」の略。 「光源氏」の略。
げんじ‐いと【源氏糸】
紅白の糸をより合わせた細いひも。源平糸。
げんじ‐うち【源氏打ち】
組みひもの打ち方の名。白地に色糸を矢筈(やはず)に打ち組んだもの。甲冑(かっちゅう)の緒所などに用いた。
げんじ‐え【源氏絵】
1 源氏物語を題材として描いた絵の総称。絵巻・屏風(びょうぶ)絵など種々のものがある。 2 平安時代の風俗を物語風...
げんじ‐きん【元字金】
⇒元禄金(げんろくきん)
げんじくよう【源氏供養】
謡曲。三番目物。石山寺参詣の安居院(あぐい)の法印に、里女が源氏物語の供養を頼み、紫式部の霊が感謝の舞をまう。 三...
げんじ‐ぐも【源氏雲】
州浜(すはま)形に金箔を押したり、刺繍(ししゅう)したりして描いた雲形の文様。源氏絵によくみられるところからいう。
げんじ‐ぐるま【源氏車】
1 御所車(ごしょぐるま)。牛車(ぎっしゃ)。 2 紋所の名。御所車の車輪を図案化したもの。衣装や調度の文様などに...
げんじ‐けいた【源氏鶏太】
[1912〜1985]小説家。富山の生まれ。本名、田中富雄。サラリーマン体験を生かしたユーモアにあふれる作品で人気...
げんじ‐こう【源氏香】
組香の一。5種の香をそれぞれ5包ずつ計25包作り、任意に5包を取り出してたき、香の異同をかぎ分け、5本の縦線に横線...
げんじ‐こくめい【源氏国名】
連歌で、各句に源氏物語の巻名と日本の諸国の国名とを交互に詠み込んで百韻とするもの。
げんじしゃく【源氏釈】
源氏物語の最古の注釈書。1巻。藤原伊行(ふじわらのこれゆき)著。平安末期ごろ成立。源氏物語の本文中に、故事・出典な...
げん‐じつ【幻日】
太陽の両側に1個ずつ見える太陽のような像。雲の氷晶が光を屈折させてできる暈(かさ)の一種で、太陽が高くなるにつれて...
げん‐じつ【現実】
いま目の前に事実として現れている事柄や状態。「夢と—」「—を直視する」「—に起きてしまった事故」⇔理想。
げんじつ‐かい【現実界】
事実として存在する世界。現実の世界。
げんじつ‐かん【現実感】
実際に体験する感じ。目の当たりにする感じ。「—が薄い」
げんじつ‐げんそく【現実原則】
精神分析の用語。現実生活に適応するために、快楽だけを追い求める本能的欲求を、一時的または永久にあきらめる自我の働き...
げんじつ‐しゅぎ【現実主義】
現実を最重視する態度。理想を追うことなく、現実の事態に即して事を処理しようとする立場。リアリズム。
げんじつ‐せい【現実性】
1 現実に存在しているものの本質・あり方。「—を追究した作品」 2 物事の実際に起こりうる可能性。「—に乏しい計画...
げんじつ‐てき【現実的】
[形動] 1 現実のものであるさま。現実に即しているさま。「路上駐車などの—な問題の解決策を練る」「—に処理する」...
げんじつ‐てんぽ【現実店舗】
⇒実店舗
げんじつ‐とうひ【現実逃避】
実際問題としてやらなくてはならないことを、意図的に避けようとすること。また、その行為や心理状態。
げんじつ‐ばいばい【現実売買】
売買方法の一。売買契約の成立と同時に物が買い主に引き渡され、代金が売り主に支払われるもの。現金売買。
げんじつ‐ばなれ【現実離れ】
[名](スル) 1 現実に即していないこと。「—した理想論」 2 世俗的な価値観や感覚からかけはなれていること。「...
げんじつ‐み【現実味】
現実であるという感じ。事実としてある感じ。「計画が—を帯びてきた」