げん‐せい【現勢】
現在の勢力・情勢。「世界の—」
げん‐せい【減省】
⇒げんしょう(減省)
げん‐せい【厳正】
[名・形動]規準を厳格に守って公正に行うこと。また、そのさま。「—な裁判」「—に判定する」 [派生]げんせいさ[名]
げんせい‐あん【元政庵】
京都市伏見区深草にある日蓮宗の瑞光寺の異称。元政の創始した法華道場で、もと藤原基経が建立した極楽寺の跡という。山号...
げんせい‐いでん【限性遺伝】
生物のある形質が、雌雄いずれか一方の性にのみ現れる遺伝。
げんせいかえん【原生花園】
渡辺喜恵子の長編大河小説のシリーズ名。昭和44年(1969)、「夜明け」「父と娘」「海鳴り」の全3部3巻を刊行。
げんせいしぜんかんきょう‐ほぜんちいき【原生自然環境保全地域】
人の活動による影響を受けることなく原生の状態を維持している、1000ヘクタール(島嶼(とうしょ)は300ヘクタール...
げんせいしょく‐さいぼう【原生殖細胞】
⇒始原生殖細胞
げんせい‐じんるい【現生人類】
現在地球上に広く分布する人類、およびこれと生物学上同種の化石人類をさす名称。ホモ‐サピエンス。
げんせい‐せいぶつ【原生生物】
真核生物のうち動物・植物・菌類のどれにも属さないものの総称。生活環のほとんどを単細胞の状態で過ごす。ミドリムシやア...
げんせい‐だい【原生代】
地質時代の区分の一。先カンブリア時代を三分したもっとも新しい時代。地層は変成や褶曲(しゅうきょく)の程度が弱い。藍...
げんせい‐ち【減勢池】
河川や水路の遊水地において、越流堤を越えて流入した水の勢いを減じ、洗掘を防ぐために設けられた施設。
げんせい‐ちゅうりつ【厳正中立】
[名・形動]どちらへも偏らないで、きびしく中立の立場を守ること。
げんせい‐どうぶつ【原生動物】
動物界の一門。体は1個の細胞からなり、分裂・出芽などによって増殖する。鞭毛虫類(ミドリムシ)・肉質類(アメーバ)・...
げんせい‐りん【原生林】
昔から現在まで、一度も人手が加えられたことのない、自然のままの森林。原始林。 [補説]書名別項。→原生林
げんせいりん【原生林】
前田夕暮の自選歌集。大正14年(1925)刊行。
げん‐せき【元夕】
陰暦の正月15日の夜。元宵(げんしょう)。《季 新年》
げん‐せき【玄石】
磁石(じしゃく)のこと。
げん‐せき【言責】
1 自分の述べた言葉に対する責任。「—をとって辞任する」 2 物事について、そのよしあしを論ずべき責任。
げん‐せき【阮籍】
[210〜263]中国、三国時代の魏の思想家・文人。陳留(河南省)の人。字(あざな)は嗣宗。竹林の七賢の一人。酒を...
げん‐せき【原石】
1 原料となる鉱石。原鉱。 2 加工の施されていない宝石。「ダイヤモンドの—」 3 いまだ世に出ていない、優れた才...
げん‐せき【原籍】
1 戸籍を変更する以前の、もとの籍。 2 本籍。
げん‐せき【厳責】
[名](スル)きびしく責めること。きびしくとがめること。厳譴(げんけん)。「憐むべき母と子を—したりし尽瘁(じんす...
げんせき‐ど【原積土】
岩石の風化物がもとの岩石の上に堆積(たいせき)して生じた土壌。残積土(ざんせきど)。⇔運積土。
げんせ‐しゅぎ【現世主義】
1 前世や来世を考えず、現世の生活を重んじる立場。 2 現世での名声や利益を追う一種の快楽主義。
げん‐せっき【原石器】
人類が道具として最初に使用したといわれる石器。第三系から発見されたが、人工の石器ではなく自然石とされている。
げん‐せつ【言説】
意見を言ったり物事を説明したりすること。また、その言葉。ごんせつ。「無用の—を弄(ろう)する」
げん‐せつ【原説】
もとの説。最初の説。
げんせ‐りやく【現世利益】
現在この世で受ける神仏の恵み。現益。
げん‐せん【言泉】
言葉が泉のように絶えずわき出ること。言葉の豊富なこと。 [補説]書名別項。→言泉
げんせん【言泉】
国語辞書。落合直文編「ことばの泉」を、芳賀矢一が増補、改訂したもの。大正10年〜昭和4年(1921〜1929)刊。...
げん‐せん【言詮】
言葉で説明すること。また、その言葉。「醍醐の妙味を嘗めて—の外に冷暖を自知するが如し」〈漱石・吾輩は猫である〉
げん‐せん【弦線/絃線】
⇒ガット(gut)
げん‐せん【原潜】
「原子力潜水艦」の略。
げん‐せん【源泉/原泉】
1 水がわき出るもと。みなもと。 2 物事が発生してくるもと。「活力の—」「知識の—」 [補説]書名別項。→原泉
げん‐せん【厳選】
[名](スル)厳重に選択すること。きびしい基準で選び出すこと。「原料を—する」
げんせん【原泉】
荻原井泉水の句集。昭和35年(1960)刊。大正元年(1912)から昭和20年(1945)頃までの作品を収める。
げんせん‐かぜい【源泉課税】
一定の所得・収益に対する租税を、その収入の発生する場所で個々に課税する方法。
げんせんこうじょたいしょう‐はいぐうしゃ【源泉控除対象配偶者】
合計所得金額が900万円(給与所得の場合、年収1120万円)以下の納税者と生計を一にする配偶者で、合計所得金額が8...
げんせんち‐こく【源泉地国】
個人や企業が事業活動を行い、所得が発生した国。
げんせんちこく‐かぜい【源泉地国課税】
所得が発生した国で課税すること。非居住者も、その国で稼得した所得について課税される。→居住地国課税
げんせん‐ちょうしゅう【源泉徴収】
利子所得・配当所得・給与所得・退職所得・原稿料その他の報酬の支払いの際に、支払者が所定の所得税を天引き徴収し、国に...
げん‐ぜい【減税】
[名](スル)税金の額を減らすこと。「—して負担を軽くする」⇔増税。
げんぜい‐にっぽん【減税日本】
愛知県を地盤とする地域政党。平成22年(2010)名古屋市長の河村たかしが同市議選に向けて結成して勝利し、第一党と...
げんぜいにっぽんはんティーピーピーだつげんぱつ‐を‐じつげんするとう【減税日本・反TPP・脱原発を実現する党】
平成24年(2012)11月に結成された政治勢力。河村たかし名古屋市長らの「減税日本」と、亀井静香衆議院議員らの「...
げん‐ぜん【現前】
[名](スル)目の前にあること。目の前に現れること。「新しい社会が—しつつある」
げん‐ぜん【現然】
[形動タリ]明らかに見えるさま。「常に余が想像には—たり」〈透谷・楚囚之詩〉
げん‐ぜん【泫然】
[ト・タル][文][形動タリ]涙がはらはらとこぼれるさま。さめざめと泣くさま。「二人相持して—として泣きしが」〈露...
げん‐ぜん【厳然/儼然】
[ト・タル][文][形動タリ]いかめしくおごそかなさま。動かしがたい威厳のあるさま。「—たる事実」「—とした態度をとる」
げん‐そ【元素】
1 万物の根源をなす、それ以上分割できない要素。ギリシャ哲学の四元素(地・水・空気・火)、仏典の四大(地・水・火・...