げんろく‐へび【元禄蛇】
ジムグリの別名。腹面に市松模様があるところからの名。
げんろく‐みえ【元禄見得】
歌舞伎で、初世市川団十郎が創始した荒事の大見得。左足を踏み出し、左手で刀を握り、右手を後ろへ張る。「暫(しばらく)...
げんろく‐もよう【元禄模様】
元禄時代に流行した、大柄ではでな小袖模様。
げんろくりゅうこうさっか【元禄流行作家】
藤本義一による長編の伝記小説。昭和55年(1980)刊行。副題「わが西鶴」。井原西鶴の人生を描く。
げん‐ろん【言論】
口で言ったり文章にしたりして思想や見解を発表し、論じること。また、その論。「—で対抗する」「口もあれば筆もあるから...
げん‐ろん【原論】
ある事柄の根本になる理論。理論体系のもとになる理論。また、それを述べているもの。「教育学—」
げんろん‐し【言論誌】
⇒総合雑誌
げんろん‐とうせい【言論統制】
公権力が検閲制度などの手段を用いて、言論・表現を制限すること。
げんろん‐の‐じゆう【言論の自由】
個人が言論によって思想や意見を発表する自由。日本国憲法第21条で保障されている。
げんろん‐の‐ふ【言論の府】
議会のこと。特に、国会をいう場合もある。言葉で意思や意見を表明し、議論によって物事を決める場であることから。
げんわ【元和】
⇒げんな(元和)
げん‐わ【原話】
ある作品のもととなった説話。
げん‐わく【幻惑】
[名](スル)人の目先をまどわすこと。「手品師のしぐさに—される」
げん‐わく【眩惑】
[名](スル)目がくらんで正しい判断ができなくなること。また、目をくらまして、まどわすこと。「照明灯の光に—されて...
げん‐わく【減枠】
[名](スル)割り当ての枠・制限数量を減らすこと。「漁獲割り当て量を—する」
験(げん)を担(かつ)・ぐ
《「縁起を担ぐ」から転じた語か》ある物事に対して、よい前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にする。「—・いで大安の...
言(げん)を構(かま)・える
つくりごとを言う。「—・えて約束を実行しない」 [補説]「言葉を構える」とするのは誤り。
言(げん)を左右(さゆう)に◦する
あれこれ言い逃れて、はっきりしたことを言わない。「—◦して確答を避ける」 [補説]「言葉を左右にする」とするのは誤り。
言(げん)を食(は)・む
《「書経」湯誓の「朕言を食(は)まず」から》前言をひるがえす。約束に背く。うそをつく。食言する。「僕が社員に対して...
言(げん)を俟(ま)た◦ない
改めて言うまでもない。もちろんである。「事実そうであることは—◦ない」 [補説]「言葉を俟たない」とするのは誤り。
ゲー
音楽で音名の一。ト音。ジー。
ゲー‐リュサック
⇒ゲイリュサック
ゲー‐エム‐ベー‐ハー
《(ドイツ)Gesellschaft mit beschränkter Haftung》ドイツ語で、有限責任会社。
ゲージ
1 長さ・重量などの物理量を測定する器具の総称。 2 鉄道軌条の内側の幅。軌間。 3 編み物で、一定寸法中の編み目...
ゲージ‐あつ【ゲージ圧】
大気圧を零とした圧力計に表示される圧力。大気圧との差によって表す圧力。真空を零とする絶対圧に対していう。ゲージ圧力。
ゲージ‐ガラス
《(和)gauge+glas(オランダ)》内部の液面の高さを外部に示す目盛りつきのガラス管。ゲージグラス。
ゲージ‐グラス
⇒ゲージガラス
ゲージ‐ふへんせい【ゲージ不変性】
基本となる方程式の形式がゲージ変換に対して不変であること。電磁気学ではベクトルポテンシャルとスカラポテンシャルとの...
ゲージ‐へんかん【ゲージ変換】
電磁気学では、電磁ポテンシャルの値のとり方を変えること。量子電磁力学では場の演算子を別の演算子に変換すること。いず...
ゲージ‐ボソン
⇒ゲージ粒子
ゲージ‐りゅうし【ゲージ粒子】
ゲージ理論で、素粒子間の相互作用を媒介するスピン1のボース粒子の総称。電磁相互作用における光子、弱い相互作用におけ...
ゲージ‐りろん【ゲージ理論】
素粒子の相互作用をゲージ不変性に基づいて統一的に記述しようとする理論。量子電磁力学の素粒子の基礎理論となっており、...
ゲージーノ
素粒子物理学の超対称性理論から導かれる未知の超対称性粒子。素粒子間の相互作用を媒介するゲージ粒子の超対称性パートナ...
ゲー‐セン
「ゲームセンター」の略。
ゲーせんじょうのアリア【G線上のアリア】
⇒G(ジー)線上のアリア
ゲーツオブザアークティック‐こくりつこうえん【ゲーツオブザアークティック国立公園】
《Gates of the Arctic National Park and Preserve》⇒北極圏の扉国立公園
ゲーテファウストをよむ【ゲーテ「ファウスト」を読む】
ドイツ文学者の柴田翔による、ゲーテ「ファウスト」の注釈書。
ゲーテのファウストのためのななつのきょく【ゲーテのファウストのための七つの曲】
《原題、(ドイツ)7 Kompositionen zu Goethes Faust》ワグナーの歌曲。全7曲。183...
ゲーテのふゆのハルツのたびへのだんしょう【ゲーテの冬のハルツの旅への断章】
《原題、(ドイツ)Fragment aus Goethes Harzreise im Winter》⇒アルトラプソディー
ゲーテ‐ハウス
ドイツ中西部の都市フランクフルトにある、ゲーテが青年期まで過ごした生家。第二次大戦で大きな被害を受けたが修復された...
ゲーデル
[1906〜1978]米国の数学者・論理学者。オーストリアに生まれるが、ナチスに追われ渡米。記号論理学・数理哲学・...
ゲーデル‐の‐ふかんぜんせいていり【ゲーデルの不完全性定理】
1931年、オーストリア出身の数学者・論理学者ゲーデルが証明した数学基礎論における重要な定理。自然数論を含む公理系...
ゲート
1 門。また、門状の建造物。 2 出入り口。通路。「東西南北に四つの—があるスタジアム」 ㋐空港の搭乗口や搭乗通路...
ゲート‐アレイ
300〜2万個のトランジスタ基本回路を行列状に規則的かつ固定して配置したチップ。この種のチップで、行列状基本回路の...
ゲート‐イン
[名](スル)《(和)gate+in》 1 競馬で、出走馬がスタート用のゲートに入ること。 2 ゲートボールで、ボ...
ゲートウエー
1 入り口。玄関。門のある通路。 2 異なるコンピューターネットワーク間を接続するコンピューターや装置、ソフトウエ...
ゲートウエーアーチ‐こくりつこうえん【ゲートウエーアーチ国立公園】
《Gateway Arch National Park》米国ミズーリ州東部の都市セントルイスにある公園。旧称、ジェ...
ゲートキーパー
《門番の意》 1 新聞・放送などで、ニュースや記事の取捨選択をする担当者。 2 商品の購入について決定権をもつ人。...
ゲートキーパー‐ほう【ゲートキーパー法】
《「ゲートキーパー」は門番の意》⇒犯罪収益移転防止法
ゲートターンオフ‐サイリスター
通常の4層接合サイリスターで、ゲートに負信号を加えることにより、オン状態より、オフ状態への切り替えを可能にしたもの...