付(ず)きが回(まわ)・る
犯人として手配される。手が回る。
ずき‐ずき
[副](スル)傷口などが脈打つように絶えず痛むさま。「虫歯が—(と)痛む」「頭が—する」
ず‐きょう【誦経】
《「ず」は「じゅ」の直音表記》「じゅきょう(誦経)」に同じ。「かかるとみの事には、—などをこそはすなれ」〈源・夕顔〉
ずきり
[副]人の言葉などが、心に鋭く突きささるさま。「心に—と来る言葉」
ず‐きん【頭巾】
頭や顔を覆う布製のかぶりもの。御高祖(おこそ)頭巾・大黒頭巾・宗匠頭巾・苧屑(ほくそ)頭巾・幞頭(ぼくとう)など日...
ずきん‐ずきん
[副]「ずきずき」を強めていう語。「頭が—(と)痛む」
頭巾(ずきん)と見(み)せて頰(ほお)かぶり
立派に見せかけているが、実際はそうでないことのたとえ。
ずく【銑】
1 「銑鉄(ずくてつ)」の略。 2 「銑銭(ずくせん)」の略。
ずく【木菟】
ミミズクの別名。《季 冬》
ずく【尽く】
[接尾] 1 名詞に付いて、その物・事に任せる意、または、その物だけを頼りとして強引に事を運ぶ意を表す。「力—」「...
ずく‐せん【銑銭】
江戸時代、銑鉄(せんてつ)で鋳造した粗悪な銭。ずくぜに。
ずく‐てつ【銑鉄】
銑鉄(せんてつ)の俗称。
すくな【少な】
《形容詞「すくない」の語幹。「ずくな」とも》少ないこと。多く名詞に付いて形容動詞をつくる。「残り—」「望み—」「言葉—」
ずく‐なし【尽無し】
役立たずな人。なまけもの。また、そのような人をののしっていう語。
ずく‐にゅう【木菟入】
僧や坊主頭の人をののしっていう語。「如才(じょさい)なきお吉は吾(わが)夫をかかる—にまで好く評(い)わせんとて」...
ずくめ【尽くめ】
[接尾]名詞およびそれに準じる語句に付いて、そればかりであるということを表す。「黒—の服装」「いいこと—」
ずぐろ‐かもめ【頭黒鴎】
カモメ科の鳥。全長約32センチの小形のカモメ。頭部とくちばしが黒色で、目のまわりが白い。冬季には頭部も白色になる。...
ず‐けい【図形】
1 物の形を図にかいたもの。 2 数学で、面・線・点・立体、またはそれらの集まり。
ず‐けい【徒刑】
⇒徒(ず)
ずけ‐ずけ
[副]遠慮や加減をしないで、はっきりとものを言うさま。つけつけ。「他人の悪口を—(と)言う」
ずけり
[副]遠慮なく、はっきりとものを言うさま。ずばり。「いつもに似合わず—と言って退(の)けた」〈里見弴・安城家の兄弟〉
ず‐こう【図工】
小学校の教科の一。図画と工作。
ず‐こう【塗香】
仏像や修行者の身体に香を塗って、けがれを除くこと。また、その香。
ず‐こう【頭甲】
1 頭蓋骨。脳天。 2 笠をかぶりよくするために裏側につける輪の形をしたもの。
ず‐こう【頭光】
光背の一。頭部の後ろにある円光。
ず‐こう【頭香】
僧や修験者が行う荒行の一で、頭の上で香をたくこと。
ずこう‐しつ【図工室】
小学校の図画工作の授業で、絵画や工作などを行うための教室。図工教室。
ズコット
半球型にしたスポンジケーキの中に、カスタードクリームやアイスクリームを詰めた菓子。
ず‐さ【従者】
「じゅうしゃ」の直音表記。「—共よびて、尾のかたを引きあげさせ」〈宇治拾遺・一四〉
ず‐さ【儒者】
⇒じゅしゃ(儒者)
ず‐さん【杜撰】
[名・形動]《「杜」は宋の杜黙(ともく)のこと、「撰」は詩文を作ること。杜黙の詩が定形詩の規則にほとんど合っていな...
ず‐ざい【徒罪】
⇒徒(ず)
ずし【逗子】
神奈川県南東部の市。三浦半島の付け根の西側にあり、相模湾に臨む。保養地・別荘地として知られ、徳冨蘆花の「不如帰」「...
ず‐し【図示】
[名](スル)物事をわかりやすくするために、図によって示すこと。「会社の機構を—する」
ず‐し【図師】
1 指図・手引きなどをすること。また、その人。 2 中世、国郡の図帳・田図を製作する国衙(こくが)の臨時の役人。
ず‐し【呪師】
「じゅし(呪師)」に同じ。「—の松犬と類ひせよ」〈梁塵秘抄・二〉
ず‐し【厨子】
1 仏像・舎利・経巻を安置する仏具。正面に両開きの扉をつける。「玉虫の—」 2 食物・書籍などを入れる置き棚。内部...
ずし‐おう【厨子王】
伝説上の人物。姉の安寿とともに人買い山椒太夫(さんしょうだゆう)に売られて酷使されるが脱出し、のち、敵を討つ。→山椒太夫
ず‐しき【図式】
1 物事の関係をわかりやすく説明するために書いた図。「流通機構を—で示す」「—化」 2 カント哲学で、純粋悟性概念...
ずし‐し【逗子市】
⇒逗子
ずし‐しゅつりょく【図示出力】
ピストン機関の、シリンダー内の圧力と容積との変化過程をインジケーターを用いて描いた曲線から算出した出力。一部は摩擦...
ずし‐ずし
[副]からだの重いものが歩くときなどの、重く響く音。また、そのさま。ずしりずしり。ずしんずしん。「力士が—(と)土...
ずし‐だな【厨子棚】
1 「厨子2」に同じ。 2 武家の調度の一。三段からなる置き棚で、中・下段に両開きの扉をつけたもの。江戸時代には大...
ずしっ‐と
[副]重さや手ごたえを感じるさま。ずしりと。「教育費が—家計に響く」
ず‐して
[連語]《打消しの助動詞「ず」の連用形+接続助詞「して」》…(し)ないで。…(で)なくて。…でないのに。「期せ—意...
ずし‐ばりき【図示馬力】
⇒図示出力
ずし‐やか
[形動ナリ]どっしりしたさま。重々しくて慎み深いさま。「大人び給ひて、母女御よりもいま少し—に重りかなるところは」...
ず‐しゅう【豆州】
伊豆(いず)の異称。
ず‐しょ【図書】
⇒としょ(図書)
ずしょ‐の‐かみ【図書頭】
図書寮の長官。ふみのかみ。