ぜん‐し【全市】
1 その市の全体。 2 すべての市。
ぜん‐し【全姿】
全体のすがた。全容。「山の—」
ぜん‐し【全紙】
1 新聞などの紙面全体。 2 すべての新聞。「—が一斉に報じる」 3 ⇒全判(ぜんばん) 4 和紙で、漉(す)いた...
ぜん‐し【前史】
1 ある歴史的事象の成因となった、それ以前の歴史。「太平洋戦争—」 2 ある時代の前半の歴史。「中世—」 3 「先...
ぜん‐し【前肢】
1 4本の足をもつ動物の、前の一対の足。前足。 2 昆虫の付属肢のうち、一対目の肢(あし)。
ぜん‐し【前翅】
昆虫の前部の一対の翅(はね)。中胸から生じる。甲虫では上翅ともいう。まえばね。
ぜん‐し【前歯】
まえば。「上顎の—部」
ぜん‐しきもう【全色盲】
色覚異常の程度が強い状態をいった語。→一色覚
ぜん‐しちし【前七子】
中国明代前期の七人の文人。のちの王世貞ら後(ご)七子に対していう。李夢陽・何景明(かけいめい)・徐禎卿(じょていけ...
ぜん‐しつ【前失】
以前の過ち。前回の失敗。
ぜん‐しつ【禅室】
1 座禅をする部屋。 2 禅僧の居室。転じて、寺の住持。
ぜん‐しゃ【全社】
1 会社の全体。「—を挙げて取り組む」 2 すべての会社。「業界の—」
ぜん‐しゃ【全射】
数学で、集合A・Bにおいて、Bのどの要素に対してもAの要素が対応する写像。
ぜん‐しゃ【前車】
1 前方を進む車。 2 前にそこを通った車。
ぜん‐しゃ【前者】
二つ示したもののうち、前のもの。⇔後者。
ぜん‐しゃ【全車】
全ての車両。「5〜7号車—指定席」「7700系旧型車両—引退」「レンタカー—25パーセント割引中」
ぜん‐しゃ‐きょう【全社協】
⇒全国社会福祉協議会
ぜん‐しゃく【前借】
[名](スル)まえがりをすること。「翌月分の給料を—する」
ぜんしゃく‐きん【前借金】
1 まえがりをした金銭。 2 雇用契約を結ぶとき、返済することを約束して雇い主から借りる金銭。
前車(ぜんしゃ)の覆(くつがえ)るは後車(こうしゃ)の戒(いまし)め
《「漢書」賈誼伝にある、前の車が覆るのを見たら、あとの車は同じわだちの跡を行かないようにせよという諺から》先人の失...
前車(ぜんしゃ)の轍(てつ)を踏(ふ)・む
前に行った車のわだちを、あとの車が踏んで行く。前の人と同じような失敗をあとの人が繰り返すことにいう。前轍(ぜんてつ...
ぜんしゃりょういっかつふほ‐とくやく【全車両一括付保特約】
自動車保険における特約の一。被保険自動車が10台以上であるフリート契約者が、所有・使用する自動車すべてを一つの保険...
ぜん‐しゅ【前主】
1 前の君主。先主。 2 前の主人。 3 前の持ち主。
ぜん‐しゅ【善趣】
仏語。現世でよい行いをした人が死後におもむく世界。また、その生存のあり方。人・天・阿修羅の三つがある。善道。⇔悪趣。
ぜん‐しゅう【全州】
1 その州の全体。 2 すべての州。
ぜん‐しゅう【全集】
1 ある人物の著作をすべて集めて編集した書物。 2 同種類・同時代などの基準で、作品を広く集めて編集した書物。
ぜん‐しゅう【前週】
その週の前の週。
ぜん‐しゅう【前集】
以前に選び集めてつくった詩集・歌集・文集。⇔後集(こうしゅう)。
ぜん‐しゅう【禅宗】
仏教の一派。もっぱら座禅を修行し、内観・自省によって心性の本源を悟ろうとする宗門。達磨(だるま)が中国に伝え、日本...
ぜん‐しゅう【膳羞】
《「羞」は料理を勧める意》料理。ごちそう。
ぜん‐しゅう【全周】
[名](スル)一周のすべて。また、すべてを回ること。「地球の—」「能登半島を—する」
ぜんしゅうい‐モニター【全周囲モニター】
自動車の四方に設置したカメラの映像を合成して、あたかも車の上から見下ろしたような画像をつくり出すシステム。駐車支援...
ぜんしゅう‐カメラ【全周カメラ】
⇒全天球カメラ
ぜんしゅう‐ぎょがんレンズ【全周魚眼レンズ】
魚眼レンズの一つ。レンズを通った光がつくるイメージサークルが、焦点面のイメージセンサーまたはフィルムに収まるため、...
ぜんしゅう‐よう【禅宗様】
鎌倉時代に禅宗とともに宋から伝えられた寺院建築様式の一。全体に木割(きわり)が細く、詰め組の組み物を多く配し、木鼻...
ぜん‐しゅけいれつせい【前主系列星】
原始星から主系列星への移行段階にある恒星。牡牛座T型星など。
ぜん‐しゅつ【前出】
文章で、それより前に示してあること。また、そのもの。前掲。「—の登場人物」⇔後出。
ぜん‐しょ【全書】
ある事柄に関する著述・文献などをすべて集めた書物。「六法—」「百科—」
ぜん‐しょ【前書】
1 前に書いた文章・書物。 2 前に出した手紙。前便。 3 前に掲げた書物。「引用は—に同じ」
ぜん‐しょ【善処】
[名](スル) 1 適切に処置すること。「事情に応じて—する」 2 (「善所」とも書く)仏語。来世に生まれるべきよ...
ぜん‐しょ【善書】
1 文字を巧みに書くこと。また、その人。能書。 2 よい書物。善本。 3 中国、明・清代に民衆の間に流行した道徳書...
ぜん‐しょ【膳所】
食膳を調える所。台所。ぜんどころ。
ぜん‐しょう【全称】
論理学で、判断において主語の外延全体に論及すること。→特称 →単称
ぜん‐しょう【全章】
1 その章の全体。 2 ある作品などのすべての章。
ぜん‐しょう【全勝】
[名](スル)すべての試合・勝負に勝つこと。「リーグ戦に—する」⇔全敗。
ぜん‐しょう【全焼】
[名](スル)火事で、建物などが全部焼けてしまうこと。まるやけ。→半焼
ぜん‐しょう【前生】
仏語。この世に生まれる前の世。前世(ぜんせ)。→後生(ごしょう) →今生(こんじょう)
ぜん‐しょう【前哨】
軍隊が敵地の近くに停止するとき、警戒のために停止地点の前方に配置する部隊。また、その勤務。
ぜん‐しょう【前章】
前の章。前の箇条。
ぜん‐しょう【前檣】
船の前部にある帆柱。