ぜん‐じ【全治】
[名](スル)⇒ぜんち(全治)
ぜん‐じ【前司】
《古くは「せんじ」とも》前任の国司。「信濃(しなの)—行長(ゆきなが)」〈徒然・二二六〉
ぜん‐じ【前事】
以前にあった事柄。
ぜん‐じ【善事】
1 よいこと。「自分のした事が—だという変な意識」〈志賀・小僧の神様〉 2 めでたいこと。
ぜん‐じ【禅師】
1 禅定(ぜんじょう)に通達している師僧。 2 高徳の禅僧に朝廷から賜る称号。「大覚—(=蘭渓道隆)」 3 禅宗で...
ぜん‐じ【漸次】
[副]しだいに。だんだん。「老齢人口が—増加する」
ぜんじだい‐てき【前時代的】
[形動]一つ前の時代のように古めかしいさま。前近代的。「—な発想」
ぜん‐じつ【全日】
1 すべての日。毎日。 2 まる一日。一日中。終日。「—ストライキ」
ぜん‐じつ【前日】
その日の前の日。「試合の—」
ぜんじつ‐せい【全日制】
⇒ぜんにちせい(全日制)
ぜんじつ‐たん【前日譚】
ある物語よりも前に起きていた出来事。また、小説などでそれを扱う続編。プリクエル。⇔後日談。
ぜん‐じどう【全自動】
家電製品や工業機器、交通システムなどにおいて、段階を踏む作業や数値の調整を機械が自動的に行う機能のこと。「—洗濯機」
ぜんじどう‐せんたくき【全自動洗濯機】
衣服の洗い・すすぎ・脱水を、一つの槽ですべて自動的に行う電気洗濯機。全自動式洗濯機。
ぜんじどう‐モード【全自動モード】
家電製品などで、全自動で処理を行う機能。例えば、カメラであれば、絞り値やシャッタースピード、撮影感度から、ストロボ...
ぜん‐じゃく【染着】
[名](スル)《「せんじゃく」とも》仏語。心が物事に執着して離れないこと。
ぜん‐じゅう【善柔】
1 表面は柔和で、内心は誠意のないこと。また、その人。「苦言を悪み—を好し」〈阪谷素・明六雑誌四三〉 2 善良で気...
ぜんじゅし‐でんち【全樹脂電池】
電極をはじめ、ほぼすべての部材に樹脂を用いるリチウムイオン電池。正極・負極の活物質をゲル状の高分子膜で覆い、集電体...
ぜん‐じゅつ【前述】
[名](スル)前に述べたこと。既述。先述。「—のとおり」「—したように」⇔後述。
ぜん‐じゅんかん【全循環】
湖沼などの閉鎖された水域環境において、冬季に表面の水が低温・高密度になって下降し、湖底の水と入れ替わる現象。この鉛...
ぜんじゅんかん‐こ【全循環湖】
表面と底層の水が循環し、水域全体の水が混ざり合う全循環が生じる湖。
ぜん‐じょう【前条】
前に記した箇条。
ぜん‐じょう【軟障】
「ぜじょう(軟障)」に同じ。
ぜん‐じょう【禅杖】
座禅のとき、眠けを戒めるのに用いる杖。先に柔らかい球がついている。
ぜん‐じょう【禅定】
《「禅」は、梵dhyānaの音写「禅那」の略。「定」はその訳》 1 仏語。思いを静め、心を明らかにして真正の理を悟...
ぜん‐じょう【禅譲】
[名](スル) 1 中国における易姓革命観に基づく君主交代の一形式。天子がその位を世襲としないで、有徳の人にゆずる...
ぜんじょう‐たいこう【禅定太閤】
⇒禅閤(ぜんこう)
ぜんじょう‐に【禅定尼】
⇒禅尼(ぜんに)
ぜんじょう‐ほうおう【禅定法皇】
仏門に帰依した上皇。
ぜんじょう‐もん【禅定門】
1 禅定に入る門戸。 2 ⇒禅門(ぜんもん)2 3 禅宗・浄土宗などで、男子の戒名に付ける語。
前事(ぜんじ)を忘(わす)れざるは後事(こうじ)の師(し)なり
《「史記」秦始皇本紀・賛から》以前のことを心に留めておくと、後にすることの役に立つ。
ぜん‐じん【全人】
知識・感情・意志の調和のとれた人。
ぜん‐じん【前人】
これまでの人。昔の人。先人。「—の偉業」⇔後人(こうじん)。
ぜん‐じん【前陣】
《「せんじん」とも》 1 本陣の前方に配置された陣。先陣。⇔後陣(こうじん)。 2 まっさきに攻めること。さきがけ...
ぜん‐じん【前腎】
脊椎動物の泌尿器系の発生において最初に、最前部に現れる腎臓。円口類では成長後もそのまま働くが、魚類・両生類では幼生...
ぜんじん‐きょういく【全人教育】
知識・技能教育に偏することなく、感性・徳性なども重視して、人間性を調和的、全面的に発達させることを目的とする教育。
ぜん‐じん‐だい【全人代】
「全国人民代表大会」の略称。
ぜんじん‐てき【全人的】
[形動]全人格を総合的にとらえるさま。人間を、身体・心理・社会的立場などあらゆる角度から判断するさま。「—な医療」
ぜんじんてき‐いりょう【全人的医療】
特定の部位や疾患に限定せず、患者の心理や社会的側面なども含めて幅広く考慮しながら、個々人に合った総合的な疾病予防や...
ぜんじん‐みとう【前人未踏/前人未到】
今までだれも足を踏み入れていないこと。また、だれもその境地に到達していないこと。「—の秘境」「—の記録」