騙(だま)すに手(て)無(な)し
1 巧みにだまされてしまうと、防ぐ手段はない。 2 だます以外に方法がない。
だま‐テン【黙聴】
《「黙」は「黙って」、「聴」は「聴牌(テンパイ)」の略》マージャンで、聴牌しているのにリーチを宣言しないこと。また...
ダマヤンジー‐じいん【ダマヤンジー寺院】
《Dhammayangyi Temple》ミャンマー中部の都市遺跡バガンにある仏教寺院。パガン朝第5代王ナラトゥー...
ダマヤンジー‐パゴダ
⇒ダマヤンジー寺院
だまり‐こく・る【黙りこくる】
[動ラ五(四)]いつまでもじっと黙っている。口を閉じたまま話そうとしない。「何を聞いても—・っている」
だまり‐こ・む【黙り込む】
[動マ五(四)]黙ったままの状態になる。「—・んで考えている」
だまりん【黙りん】
黙っていること。また、その人。だんまり。だまりん坊。「洒落もむだもいっかう言はず、ただぼうぜんと—なり」〈滑・膝栗...
ダマル
1 インドおよびチベットの振鼓(ふりつづみ)。砂時計形の胴をもつ両面太鼓で、胴にひもを巻いてその先を垂らし、振るこ...
だま・る【黙る】
[動ラ五(四)] 1 ものを言うことをやめる。無言になる。また、泣くのをやめる。「—・って人の話を聞く」「急に—・...
だまを食(く)わ・す
《糸で凧をあやつる意から》だます。「猪(ももんぢい)を百目買うてやるはずだが、此中(こんぢゅう)の晩も—・した」〈...
だまを出(だ)・す
《凧の糸をすっかり繰り出す意から》心の中のすべてをさらけ出す。「只(ただ)男丈(だけ)にそこ迄(まで)は—・さない...
ダマン
インド西部の都市。アラビア海のカンベイ湾の東岸に位置し、ディウとともに連邦直轄地区を成す。16世紀よりポルトガル領...
ダマンド
「クレームダマンド」の略。
ダマール
東南アジア産のフタバガキ科の樹木から得られる天然樹脂の一。主成分はトリテルペン。アルコール・テレビン油・石油・ベン...
だみ【彩】
1 金泥(きんでい)・銀泥で彩色すること。「—漆(うるし)」 2 「彩潰(だみつぶ)し」の略。
だみ‐え【彩絵/濃絵】
1 極彩色と金箔・銀箔を併用した、強烈な色彩効果をもつ障屏画(しょうへいが)。桃山時代に隆盛をみた。 2 濃彩を施...
だみ‐ごえ【訛み声/濁声】
低く歯切れの悪い耳ざわりな声。また、なまりの強い声。
だ‐みそ【駄味噌】
つまらない自慢話。手前味噌。「悪口を腹さんざ言った後が—の拳(けん)だらう」〈滑・浮世風呂・三〉
だみ‐つぶし【彩潰し】
蒔絵(まきえ)の技法の一。彩刷毛(だみばけ)・地塗り筆で塗りつぶすこと。
だ‐みん【惰眠】
なまけて眠ること。転じて、何もしないで怠けていること。活気のまるでないこと。「突如としてその—から覚めた」〈芥川・葱〉
惰眠(だみん)を貪(むさぼ)・る
なまけて眠ってばかりいる。なすべきことをしないで、いいかげんに暮らしている。
ダミー
1 本物の替わりとなるもの。見本。模型。また、模造品。 2 モデル人形。替え玉人形。映画のトリック撮影、衝突や落下...
ダミー‐ガバメント
ある国の思いのままにあやつられる政権。傀儡(かいらい)政権。 [補説]英語では、puppet government...
ダミー‐ヘッド
樹脂やスポンジ状の材質で作られた、人間の頭の形をした録音器。耳のところにマイクを取り付けて録音を行うと、再生したと...
ダミーヘッド‐マイク
《dummy head microphoneから》人間の頭部を模したダミーヘッドの左右の耳にマイクロホンを設置した...
ダミー‐ロード
無線送信器のアンテナやオーディオアンプのスピーカーの代わりに接続して疑似的に負荷を与え、電気エネルギーを熱エネルギ...
ダム
[1895〜1976]デンマークの生化学者。ビタミンKを発見し、その性質や生理作用を研究・解明。1943年、ノーベ...
ダム
発電・利水・治水・砂防などの目的で、河川をせき止め、上流部に水を蓄える構造物。アーチダム・重力ダム・バットレスダム...
ダム
ベルギー北西部の町ダンメのフランス語名。
だ・む【訛む】
[動マ五(四)]《古くは「たむ」とも》言葉がなまる。声がにごる。「聞馴れぬ—・みたる声が聞えた」〈魯庵・社会百面相...
だ・む【彩む】
[動マ四]《「たむ」とも》 1 彩色する。いろどる。「赤木の柄(つか)の刀に—・みたる扇差し添へ」〈義経記・七〉 ...
ダムウエーター
貨物用の小型エレベーター。レストランで料理や食器を上下させるものや、商品などを上下の階に輸送するものなど。
ダム‐こ【ダム湖】
人造湖の一。ダムによってできた人工の湖。
ダムサイト
ダム建設の用地。 [補説]書名別項。→ダム・サイト
ダムサイト【ダム・サイト】
小山いと子の小説。昭和34年(1959)刊行。田子倉ダムを舞台とするフィクションで、作品評価を巡り文壇に論争を引き...
ダムしき‐はつでん【ダム式発電】
水力発電で、河川の水流をダムでせきとめ、水位の差を利用してダム直下の発電所で発電する方式。→水路式発電
ダムセン‐こうえん【ダムセン公園】
《Dam Sen Park》ベトナム南部の都市ホーチミンにある公園。市街中心部の西約10キロメートルに位置する。ダ...
ダムダム‐だん【ダムダム弾】
小銃・拳銃弾の一種。着弾の衝撃で鉛が露出し傷口が拡大する。1907年、ハーグ会議で使用禁止を決定。英国がインドの内...
ダム‐ニャン
チベットのロングリュート型撥弦(はつげん)楽器。羊皮または蛇皮を張った小さな胴と、付け根が稜角(りょうかく)形に両...
ダムヌン‐サドゥアク
タイの首都バンコクの南西郊にある町。19世紀後半、ラーマ4世が造ったメークローン川とターチン川をつなぐ運河があり、...
ダム‐ひろば【ダム広場】
《de Dam》オランダの首都アムステルダムの中心部にある広場。アムステル川を堰(せ)き止めたダムがあった場所。同...
ダム‐ホン
通話やSMSなど最低限の機能のみをもつ携帯電話。ダムフォン。 [補説]damnは「駄目な」の意で、高機能なスマート...
ダムライ
バングラデシュの首都ダッカ郊外の一地区。市街中心部の北西約40キロメートルに位置する。工芸が盛んで、真鍮(しんちゅ...
だ‐め【駄目】
[名・形動]《5が原義》 1 よくない状態にあること。また、用をなさない状態にあること。また、そのさま。「暑さで食...
だめ‐おし【駄目押し】
[名](スル) 1 駄目を押すこと。念のためもう一度確かめておくこと。「取引先の担当者に—する」 2 スポーツの試...
だめ‐だし【駄目出し】
[名](スル)《もと演劇用語。「駄目を出す」の名詞化》欠点・弱点などを指摘すること。また、仕事などのやり直しを命じ...
だめ‐だめ【駄目駄目】
[名・形動]《「駄目」を重ねた語》 1 してはいけない意を強めていう語。「—。入ってはいけません」 2 少しもよい...
だめ‐づまり【駄目詰(ま)り】
囲碁で、死活や攻め合いなどの場合、双方の駄目が詰まっていて着手が制限され、打ちたい箇所に打てない状態。
駄目(だめ)で元元(もともと)
かりに実行して失敗したとしても、何もしなかった場合と結果は同じであったと考えること。思い切って行動するように促す言...
だめ‐もと【駄目元】
「駄目で元元」の略。「—で出演を頼んでみる」