駄目(だめ)を押(お)・す
《囲碁で、駄目を詰める意から》 1 念のために確かめる。念を押す。「本当にいいのかと—・す」 2 試合などで、ほと...
駄目(だめ)を出(だ)・す
演劇などで、俳優に演技上の注意を与える。転じて、仕事などのやり直しを命じる。「主役の演技に—・す」「宣伝プランに—・す」
駄目(だめ)を踏(ふ)・む
何の益もないことをする。無駄なことをする。「—・んで夜なかに下宿へ帰る程馬鹿気た事はない」〈漱石・坊っちゃん〉
だ‐めん【打綿】
綿糸紡績工程の一。開綿によりほぐされた綿をさらにほぐして不純物を除き、むしろ状のラップをつくること。「—機」
ダメージ
損害。損傷。打撃。痛手。「—を与える」「大きな—を受ける」
だも
[副助]《副助詞「だに」+係助詞「も」の音変化》…でさえも。…ですらも。おもに漢文訓読系統の文章にみられる。「科学...
ダモイ
《家へ、故郷へ、故国へ、の意》帰国。帰還。第二次大戦後、シベリアからの帰還兵が持ち帰った語。
ダモクレス
前4世紀ごろの人。シラクサの王ディオニシオスの廷臣。→ダモクレスの剣 小惑星の一。1991年にオーストラリアのロバ...
ダモクレス‐ぞく【ダモクレス族】
小惑星の分類の一つ。周期彗星に似た楕円軌道をもつが、彗星特有の尾やコマを伴わない。逆行小惑星の多くが含まれる。また...
ダモクレス‐の‐つるぎ【ダモクレスの剣】
栄華の中にも危険が迫っていること。シラクサの王ディオニシオスの廷臣ダモクレスが王位の幸福をほめそやしたところ、王が...
ダモダル‐がわ【ダモダル川】
《Damodar》インド東部を流れ、コルカタの南西でフーグリ川に注ぐ川。流域は石炭・雲母などの産地。
だ‐もの【駄物】
つまらない物。大した値うちのない品。だぶつ。
だ‐もんだから
[接]《「だものだから」の音変化》というわけで。だから。「同じ年代がそろった。—話がはずんでね」
だ‐もんで
[接]《「だもので」の音変化》それで。だから。「昨夜は飲み過ぎた。—調子が悪い」
ダヤン‐ハン
[?〜1533ころ]15世紀末から16世紀初めにかけてのモンゴルの君主。内モンゴルをはじめて統一した。 [補説]「...
ダライ‐ラマ
チベット仏教ゲルク派(黄帽派)の教主の尊称。この称号は歴代教主の法名がギャムツォ(大海の意。モンゴル語でダライ)で...
ダラサップ‐たき【ダライサップ滝】
《Thac Dray Sap》⇒ダライヌア滝
ダライヌア‐たき【ダライヌア滝】
《Thac Dray Nur》ベトナム南部、ダクラク省とダクノン省の間を流れる川にかかる滝。バンメトートの南西約2...
ダライ‐ばん【ダライ盤】
《(オランダ)draaibankから》旋盤。
だら‐かん【だら幹】
《堕落した幹部の意》自己の地位を利用して私の利益をはかる指導者。特に、労働運動で、資本家と妥協して私利をはかり、運...
ダラガ‐きょうかい【ダラガ教会】
《Daraga Church》フィリピン、ルソン島南東部の都市レガスピ西郊にあるローマカトリックの教会。ダラガの町...
だ‐らく【堕落】
[名](スル)《4が原義》 1 生活がくずれ、品行がいやしくなること。節操を失うこと。身をもちくずすこと。「酒がも...
ダラク‐しょとう【ダラク諸島】
《Dahlak Archipelago》⇒ダフラク諸島
ダラクマ
⇒ドラクマ
だらくろん【堕落論】
坂口安吾による評論。昭和21年(1946)4月、雑誌「新潮」に発表。翌年刊行。敗戦直後の日本人に「生きよ堕ちよ」と...
だらけ
[接尾]名詞に付く。 1 それのために汚れたり、それが一面に広がったりしているさまを表す。「血—」「どろ—」 2 ...
だら・ける
[動カ下一] 1 緊張感がなくて、気持ちやからだにしまりがなくなる。だらしなくなる。「こう暑くては、からだが—・け...
だらし
(下に打消しの語を伴って用いる)動作・態度などが、きちんとしていること。しっかりしていること。しまり。「泣くなんて...
ダラシ
ガンビアの通貨単位。1ダラシは100ブトゥツ。
だらし‐な・い
[形][文]だらしな・し[ク] 1 きちんとしていない。整っていない。「—・いかっこう」「床に—・く寝そべる」 2...
ダラシュラム
⇒ダーラースラム
ダラス
米国テキサス州北東部の商工業都市。綿花の取引地として栄え、石油・航空機工業が発達。1963年、ケネディ大統領が暗殺...
だら‐すけ【陀羅助】
1 「陀羅尼助(だらにすけ)」に同じ。「洞呂川(どろがは)の—を、請(う)け売る人がござりますれば」〈浄・千本桜〉...
ダラダマリガワ‐じいん【ダラダマリガワ寺院】
《Sri Dalada Maligawa》⇒仏歯寺
だら‐だら
[副](スル)《「たらたら」を強調した言い方》 1 液体がたくさん流れつづけるさま。「血が—(と)出る」 2 道が...
だらだら‐おり【だらだら下り】
坂などの傾斜のなだらかなくだり。
だらだらかげろう‐けいき【だらだら陽炎景気】
平成14年(2002)2月から平成20年(2008)2月まで73か月間続き、戦後最長となった景気拡大期の呼び名の一...
だらだら‐きゅう【だらだら急】
初めはゆるやかで、にわかに急になること。
だらだら‐ざか【だらだら坂】
ゆるやかに長く続く坂。
だらだら‐のぼり【だらだら上り】
坂などの傾斜がなだらかなのぼり。
ダラダーマーリガーワ‐じいん【ダラダーマーリガーワ寺院】
《Sri Dalada Maligawa》⇒仏歯寺
ダラック‐しょとう【ダラック諸島】
《Dahlak Archipelago》⇒ダフラク諸島
ダ‐ラット
ベトナム南部、ラムドン省の都市。同省の省都。ホーチミンの北東約230キロメートル、標高1400〜1500メートルの...
ダラット‐だいせいどう【ダラット大聖堂】
《Nha tho Chinh toa Da Tlat》ベトナム南部の都市ダラットの市街中心部にあるローマカトリック...
ダラディエ
[1884〜1970]フランスの政治家。急進社会党総裁。1933、1934年首相。1935年、人民戦線内閣に参加。...
ダラト
⇒ダラット
だらに【陀羅尼】
《(梵)dhāraṇīの音写。総持・能持と訳す》梵文(ぼんぶん)を翻訳しないままで唱えるもので、不思議な力をもつも...
だらに‐がね【陀羅尼鐘】
陀羅尼を読みながら鐘をつくこと。また、その鐘の音。→だらり
だらに‐じゅ【陀羅尼呪】
陀羅尼のこと。また、その呪文。
だらに‐すけ【陀羅尼助】
キハダやニガキなどの木皮の煎(せん)じ汁を濃縮して干した薬。きわめて苦く、腹痛に用いる。僧が陀羅尼を誦するとき眠け...