ちょう・ず【調ず】
[動サ変] 1 ととのえる。調達する。「風衣(とんびがっぱ)の旅服を—・ぜり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 料理す...
ちょう・ず【懲ず】
[動サ変]こらしめる。こりるようにする。「今少し—・ぜむと思ふ心あり」〈落窪・二〉
ちょうず‐かけ【頂頭掛(け)/頂頭懸(け)】
折烏帽子(おりえぼし)の上から掛けてあごの下で結ぶ組ひも。
ちょうず‐だらい【手水盥】
洗面用の小さなたらい。
ちょうず‐てぬぐい【手水手拭い】
手水1に用いる手ぬぐい。
ちょうず‐どころ【手水所】
1 社寺などで、参拝の前に手や口を清める所。 2 手や顔を洗う所。
ちょうず‐の‐ま【手水の間】
清涼殿内、朝餉(あさがれい)の間の北隣りにあり、天皇が手水を用いた部屋。御手水の間。
ちょうず‐ば【手水場】
1 便所のそばの手水を使う所。手洗い。 2 便所。かわや。
ちょうず‐ばち【手水鉢】
手を洗う水を入れておく鉢。
手水鉢(ちょうずばち)の金魚(きんぎょ)
癪(しゃく)に障る意をしゃれていう語。手水鉢には柄杓(ひしゃく)が添えてあるので、「杓に触る」と「癪に障る」を掛け...
ちょうず‐ばん【手水番】
江戸幕府の職名。将軍の手水場に勤務したもの。
ちょうず‐や【手水舎】
神社・仏閣で、参詣者が手や顔を洗い口をすすぐための水盤を覆う建物。水盤舎。水屋。
ちょうず‐ゆ【手水湯】
手や顔を洗うときに用いる湯。
ちょう・ずる【長ずる】
[動サ変][文]ちゃう・ず[サ変] 1 成長する。育つ。おとなになる。「—・じて後、外国に住んだ」 2 年上である...
ちょう‐せ【超世】
仏語。世の常をはるかにこえていること。
ちょう‐せい【町制】
地方公共団体としての町の構成・機関・権限などに関する制度。
ちょう‐せい【町政】
地方公共団体としての町の自治行政。
ちょう‐せい【町勢】
町の人口や産業などの状態。町の形勢。
ちょう‐せい【長生】
[名](スル)長生きをすること。長命。
ちょう‐せい【長征】
[名](スル) 1 長期間・長距離にわたり遠征すること。遠くまで征伐に行くこと。 2 1934年から1936年にか...
ちょう‐せい【長逝】
[名](スル)死ぬこと。永眠。逝去。「心臓麻痺でにわかに—した」
ちょうせい【長勢】
[1010〜1091]平安中期の仏師。定朝(じょうちょう)の弟子で円派の祖。法勝寺の造仏の功で仏師として初めて法印...
ちょう‐せい【頂生】
花などが茎や枝の先端につくこと。⇔側生。
ちょう‐せい【鳥声】
鳥の声。鳥の鳴き声。
ちょう‐せい【朝政】
朝廷で天子が行う政治。
ちょう‐せい【超世】
⇒ちょうせ(超世)
ちょう‐せい【澄清】
1 すんできよらかなこと。濁りのないこと。 2 乱世をきよめ治めること。世の中がきよらかで安穏に治まること。
ちょう‐せい【潮勢】
1 潮の寄せる勢い。潮流の勢い。 2 時勢の傾向。風潮。「党派再編成の—」
ちょう‐せい【調性】
楽曲がある主音・主和音に基づいて成り立っている場合、その音組織・秩序。
ちょう‐せい【調製】
[名](スル)注文に応じてこしらえること。「折詰を—する」
ちょう‐せい【調整】
[名](スル)ある基準に合わせて正しく整えること。過不足などを正してつりあいのとれた状態にすること。「いろいろな意...
ちょうせい‐うんてん【調整運転】
定期検査のため原子炉を停止した原子力発電所が、営業運転再開の可否を判断するために行う試験運転。通常1か月程度かけて...
ちょうせい‐きゅうし【長生久視】
《「老子」五九章などによる語》長い寿命をもつこと。長命。
ちょうせい‐きょくめん【調整局面】
相場・景気や投資・生産などの動向・活動が上昇を続けた後、その勢いが停滞したり、下降に転じること。また、慢性的に低迷...
ちょうせい‐ち【長生地】
鳥獣などの殺生を禁止した地域。
ちょうせい‐ち【調整池】
水力発電所や浄水場で、水量を調整するための貯水池。
ちょうせい‐でん【長生殿】
唐の太宗が驪山(りざん)に建てた離宮。玄宗が華清宮と改名し、楊貴妃を伴って遊んだことで有名。 長方形をした紅白の落...
ちょうせいでんりょく‐にゅうさつ【調整電力入札】
電力事業が自由化されている国や地域で、電力の需要量と供給量を常時均衡させるために、給電指令所と契約した発電会社や大...
ちょうせい‐ねんきん【調整年金】
厚生年金基金、また、そこから給付される年金の通称。
ちょうせい‐ひん【調製品】
複数の原料を混合した食品。例えば、米粉調製品は米粉に砂糖や澱粉(でんぷん)を混ぜたものをいう。
ちょうせい‐べん【調整弁】
1 温度・圧力・水位などを調節するための弁。 2 物事の不均衡をなくしたり、基準に合わせたりして、バランスをとる働...
ちょうせい‐らん【調整卵】
動物の個体発生の卵割(らんかつ)初期に、割球のいくつかを分離しても、おのおのがまた完全な胚(はい)になるよう調整さ...
ちょうせい‐りょく【調整力】
一般送配電事業者が、電力需給の急変時にも安定した周波数の電力を供給し続ける能力。自社の電源のほか、他の小売電気事業...
ちょう‐せき【長石】
アルミニウム・カリウム・ナトリウム・カルシウムなどを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜晶系の正長石、三斜晶系の斜...
ちょう‐せき【彫石】
彫刻に用いられる石。大理石・花崗岩(かこうがん)・玄武岩・雪花石膏(せっかせっこう)など。
ちょう‐せき【鳥跡】
1 鳥の足跡。 2 《中国で、黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡を見て文字を考案したという故事から》漢字。また、...
ちょう‐せき【朝夕】
1 朝と夕方。あさゆう。 2 (副詞的に用いて)朝から晩まで。毎日。いつも。「—一所に生活していたのは、小六の十二...
ちょう‐せき【腸石】
⇒糞石(ふんせき)
ちょう‐せき【潮汐】
月と太陽の引力によって、海水面の周期的な昇降が起こる現象。満潮と干潮とがふつう1日2回ずつ起こり、周期は約12.5...
ちょうせき‐こてい【潮汐固定】
天体の自転と公転の周期が等しくなること。相手の天体に及ぼす重力が大きい場合、自転に対し潮汐力のトルクが生じることに...