てん‐ぜん【靦然】
[ト・タル][文][形動タリ]まのあたりに見るさま。転じて、あつかましいさま。恥じる様子の見えないさま。「—として...
てん‐ぜん【輾然】
[ト・タル][文][形動タリ]大いに笑うさま。「自ら顧みて—として笑う」〈東海散士・佳人之奇遇〉
てん‐そ【天祖】
天皇の祖先。皇祖。一般には天照大神(あまてらすおおみかみ)をさすが、古くは瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)をさしたことも...
てん‐そ【天祚】
天子のくらい。皇位。皇祚。
てん‐そう【伝奏】
[名](スル)《「でんそう」とも》 1 取り次いで奏上すること。 2 平安後期以降の朝廷の職名。親王・摂関家・武家...
てん‐そう【転送】
[名](スル) 1 送られてきたものを、さらに他へ送ること。「手紙を転居先へ—する」 2 情報を他へ送ること。「電...
てん‐そう【転漕】
《「転」は陸上運送、「漕」は海上運送の意》兵糧を陸と海から運ぶこと。「—に怺(こら)へ兼ねて百騎二百騎引いて帰る処...
てんそう‐そくど【転送速度】
《transfer rate》単位時間当たりのデータの転送量。主にコンピューター内部のパーツや周辺機器の間のデータ...
てんそうちふ‐さい【天曹地府祭】
陰陽道(おんようどう)で、冥官(みょうかん)を祭って戦死者の冥福などを祈る儀式。六道冥官祭。
てんそう‐やしき【伝奏屋敷】
江戸時代、武家伝奏または勅使の宿所として江戸に設けられた邸宅。
てん‐そく【天則】
自然の法則。
てん‐そく【天測】
経度・緯度を知るために、六分儀(ろくぶんぎ)などを用いて天体の方位・高度を測定すること。「—航法」「—位置」
てん‐そく【塡足】
足りないところをうめること。不足を補うこと。
てん‐そく【塡塞】
[名](スル)満たしてふさぐこと。また、満ちふさがること。「心胸—し一言をも道(い)うこと能わず」〈中村訳・西国立志編〉
てん‐そく【纏足】
中国で、女性の足を大きくしないため、子供のときから親指を除く足指を裏側に曲げて布で固く縛り、発育をおさえた風習。唐...
てん‐そく【展足】
⇒展脚
テンソル
ベクトル量が三方向の成分で決定されるのに対して、考え方を拡張し、ある定点の状態が各方向について三つずつの9成分によ...
テンソルフロー
米国グーグル社が開発した人工知能用のライブラリー。機械学習に必要な各種プログラムや開発ツール類を集めたもの。201...
てん‐そん【天孫】
天(あま)つ神の子孫。特に、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)。
てん‐そん【天尊】
仏の異称。
てんそん‐こうりん【天孫降臨】
日本神話で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けて葦原の中つ国を治めるために高...
てん‐ぞ【典座】
《「ぞ(座)」は唐音》禅宗寺院で、大衆の斎飯などの食事をつかさどる役職。もとは床座・衣服などをつかさどった。六知事の一。
てん‐ぞう【天造】
天が作ったもの。人造に対して、天然にできたもの。
てん‐ぞく【転属】
[名](スル) 1 所属を変えること。また、変わること。「広報部に—する」 2 原籍を他に移すこと。
てん‐たい【天体】
太陽・恒星・惑星・衛星・彗星(すいせい)・星団・星雲など、宇宙に存在する物体の総称。
てん‐たい【点苔】
山水画の重要な技法で、岩石や枝幹などについたコケ・小植物を示すために要所に打つ点。
てん‐たい【転貸】
[名](スル)人から借りている物を、さらに別の人に貸すこと。またがし。「借地を—する」「—権」⇔転借。
てんたい‐かんそく【天体観測】
天体の位置・運動・光度・スペクトル型・大きさなどの観察・測定をすること。
てんたい‐サーベイ【天体サーベイ】
⇒掃天観測
てんたい‐ざひょう【天体座標】
「天球座標」に同じ。
てん‐たいしゃく【天帝釈】
「帝釈天(たいしゃくてん)」に同じ。
てん‐たいしゃく【転貸借】
[名](スル)賃借人が賃借物をさらに第三者(転借人)に使用・収益させること。賃貸人の承諾が必要とされる。
てんたい‐しゃしん【天体写真】
天体の状況を、望遠鏡を用いて精密に撮影した写真。天文写真。
てん‐たいしょう【点対称】
一定点に関して、ある二点が相互間をその定点によって二等分される位置関係にあること。図形では、一つの点を中心にしてあ...
てんたい‐ショー【天体ショー】
多くの人が興味をもって見る天体の事象。日食・月食・流星群など。天文ショー。
てんたい‐たいきさ【天体大気差】
⇒大気差
てんたい‐ちょう【天体潮】
⇒天文潮
てんたいのおんがく【天体の音楽】
《原題、(ドイツ)Sphärenklänge》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1868年初演。1931...
てんたい‐ぶつりがく【天体物理学】
天体の物理的状態を研究する天文学または物理学の一部門。天体の光度・スペクトルなどをもとに、その組成や温度・圧力など...
てんたい‐ぶんこうがく【天体分光学】
天体のスペクトルを観測し、その物理的性質を研究する天体物理学の一部門。
てんたい‐ぼうえんきょう【天体望遠鏡】
天体観測に用いる望遠鏡。屈折望遠鏡と反射望遠鏡とがあり、広くは、赤外線望遠鏡・電波望遠鏡・宇宙望遠鏡なども含める。
てんたい‐りきがく【天体力学】
主に太陽系に属する天体の運動を、力学の法則を応用して理論的に研究する天文学の一部門。
てんたいりきがくがいろん【天体力学概論】
《原題、(フランス)Traité de mécanique céleste》フランスの数学者・天文学者ラプラスの著...
てんたい‐れき【天体暦】
太陽・月・惑星・恒星などの位置のほか、日食・月食、日月の出没などの天文現象を記載した年間暦。天体観測・暦計算・天文...
天(てん)高(たか)く馬(うま)肥(こ)ゆる秋(あき)
空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなる秋。秋の好時節をいう言葉。
てん‐たく【転宅】
[名](スル)住居を他に移すこと。ひっこし。転居。「このたび左記に—しました」
テンタサン
キリシタン用語。誘惑。特に、悪魔の誘惑。
てん‐たん【恬淡/恬澹/恬惔】
[名・形動]欲が無く、物事に執着しないこと。また、そのさま。「名利に—な人」「無欲—」 [ト・タル][文][形動タ...
てん‐だ【転舵】
[名](スル)船や飛行機などの舵(かじ)の角度を変えること。また、そのようにして進路を変えること。
てん◦だ
[連語] 《連語「ている」に連語「のだ」の付いた「ているのだ」の音変化。上に付く語によっては「でんだ」とも》…てい...