でん‐す【殿主/殿司】
禅宗で、仏殿の清掃・荘厳(しょうごん)・香華(こうげ)・供物などのことを受け持つ役僧。知殿。
でんすけ【伝助】
1 「伝助賭博(でんすけとばく)」に同じ。 2 携帯用小型録音機の俗称。テープの回転するようすが1に似るからとも、...
でんすけ‐とばく【伝助賭博】
街頭で行う詐欺賭博の一種。円板上を回る針が止まる所を予想して賭(か)けるもの。昭和10年(1935)宇都宮競馬場外...
でん‐すてじょ【田捨女】
[1633〜1698]江戸前期の女流俳人。丹波の人。父は郡の代官。北村季吟に和歌・俳諧を学んだ。夫の死後剃髪し、貞...
デンス‐ブレスト
⇒高濃度乳房
でん‐ず【田図】
律令制で、国ごとに作製されて国衙(こくが)と中央の民部省に保管された田地の図。
でんずう‐いん【伝通院】
東京都文京区小石川にある浄土宗の寺。無量山寿経寺と称し、伝通院はその院号。開創は応永22年(1415)、開山は聖冏...
でん‐せい【田制】
田地に関する制度。
でん‐せい【田斉】
⇒斉(せい)
でん‐せい【伝世】
後世に伝えること。子孫代々受け継ぐこと。「—の名物茶碗」
でん‐せい【伝声】
ことづけること。伝言。「御序の節宜しく—を乞う」〈木下尚江・良人の自白〉
でん‐せい【電請】
外交官・使節などが、本国政府に電報で訓令を求めること。
でん‐せい【黏臍】
もち米のみじん粉で作って油で揚げた、臍(へそ)の形の唐菓子。朝廷の節会(せちえ)などに用いた。
でんせい‐かん【伝声管】
管の端に口をあてて話した声を、他の端で聞きとるための長い管。船舶・航空機・工場などで使用。
でんせい‐ひん【伝世品】
美術品などで、制作当初から世に愛玩(あいがん)されて伝えられてきたもの。→出土品
でん‐せき【田籍】
律令制で、口分田の受給戸主の姓名および町段歩を記した土地台帳。班田の終わるごとに作成された。でんじゃく。
でん‐せつ【伝説】
[名](スル) 1 ある時、特定の場所において起きたと信じられ語り伝えられてきた話。英雄伝説・地名伝説など。言い伝...
でんせつ【伝説】
《原題、(スウェーデン)En saga》⇒エンサガ
でんせつ‐しざい【電設資材】
⇒電気設備資材
でんせつ‐てき【伝説的】
[形動]真実の程は定かではないが、そのことが強く信じられているさま。伝説のようであるさま。「民族独立の—な英雄」
でんせつてききょうくんげき【伝説的教訓劇】
《原題、(フランス)Moralités Légendaires》ラフォルグの散文集。1887年、著者の没後に刊行。...
でん‐せん【伝染】
[名](スル) 1 病原体が他の生物体に入り、増殖して病気になること。感染。「はしかが—する」 2 物事の状態・傾...
でん‐せん【伝線】
[名](スル)ストッキングなどの糸のほつれが縦状にひろがること。「—したタイツ」
でん‐せん【電閃】
1 稲妻がひらめくこと。稲光。 2 刀剣の刃が稲妻のようにひらめくこと。
でん‐せん【電線】
電気を導く金属線。電気を通しやすい銅が主に使われる。単線と縒(よ)り線、裸線と被覆線などがある。
でんせん‐せい【伝染性】
伝染する性質。「—の熱病」
でんせんせい‐かんえん【伝染性肝炎】
⇒流行性肝炎
でんせんせい‐かんせんしょう【伝染性感染症】
直接または間接的に人から人へ伝染する感染症。インフルエンザ、赤痢、マラリアなど。伝染病。→非伝染性感染症
でんせんせい‐げりしょう【伝染性下痢症】
ウイルスの一種の感染によって起こる下痢症。
でんせんせい‐こうはん【伝染性紅斑】
ウイルスの一種が感染し、特徴的な赤い発疹(ほっしん)が現れる小児の軽い感染症。両ほおが赤くなり、続いて四肢や臀部(...
でんせんせい‐たんかくしょう【伝染性単核症】
ウイルスの感染によって、発熱・リンパ節腫脹(しゅちょう)などの症状を呈し、血液中に単核球の増加がみられる感染症。伝...
でんせんせい‐なんぞくしゅ【伝染性軟属腫】
主に小児に発症するウイルス性の皮膚感染症。皮膚の直接接触で感染し、体幹や四肢に中央が少しくぼんだ丘疹ができる。性感...
でんせん‐びょう【伝染病】
感染症のうち、病原体の宿主との接触、空気や飲食物、あるいはノミ・シラミ・ダニなどを介して、ある個体から他の個体へと...
でんせん‐びょういん【伝染病院】
主として法定伝染病(伝染病予防法で規定)の患者を隔離収容して治療を行っていた病院の呼称。平成11年(1999)の同...
でんせんびょう‐けんきゅうじょ【伝染病研究所】
伝染病などの原因・予防・治療などの研究機関。明治25年(1892)大日本私立衛生会付属として北里柴三郎を迎えて発足...
でんせんびょうよぼう‐ほう【伝染病予防法】
伝染性が強く生命に危険を及ぼす伝染病を指定し、その予防・対策について定めていた法律。明治30年(1897)制定。平...
でんせん‐ろ【電線路】
大手電力会社(一般送配電事業者)が電力供給のために敷設した送電線や配電線などの設備。→自営線
でん‐そ【田租】
律令制で、田地に課された租税。たぢから。
でん‐そ【田鼠】
モグラの別名。
でん‐そ【伝疏】
伝と疏。経書(けいしょ)の注解である伝と、伝にさらに詳しい解釈を加えた疏。
てん‐そう【伝奏】
[名](スル)《「でんそう」とも》 1 取り次いで奏上すること。 2 平安後期以降の朝廷の職名。親王・摂関家・武家...
でん‐そう【田荘】
豪族など権力者の私有の田地。たどころ。
でん‐そう【伝送】
[名](スル) 1 次々に送り伝えること。電気信号を伝えることにもいう。「端末装置にデータを—する」 2 宿継(し...
でん‐そう【電送】
[名](スル)電流または電波によって、写真・文字などの像を遠隔地に送ること。「本社あてに写真を—する」「—写真」→...
でん‐そう【電装】
電気関係の装置を備えつけたり、電気配線をしたりすること。
でん‐そう【電槽】
1 「電解槽」の略。 2 電池の電極と電解液を入れる容器。
でんそう‐そくど【伝送速度】
《transfer rate》⇒通信速度
でんそう‐そんしつ【伝送損失】
《transmission loss》通信経路において電波・光・音などの信号が減衰する度合い。距離が離れることや機...
でん‐そく【電束】
静電界内に面を想定し、その面に垂直な方向に移動する電気量。
でんそく‐ぜい【電促税】
「電源開発促進税」の略。