ねつ‐ちょうせき【熱潮汐】
⇒大気潮汐
ねつっ‐こ・い
[形]「ねつこい」の音変化。「話の—・い昌造のお談義が」〈里見弴・安城家の兄弟〉
ねつっ‐ぽ・い【熱っぽい】
[形] 1 熱があるようである。「風邪でからだが—・い」 2 情熱的である。「—・い議論」 [派生]ねつっぽさ[名]
ね‐づつみ【根包み】
《「ねつつみ」とも》柱や鳥居などの地に接する部分に、腐らないように巻き付ける石や銅板。
ねつ‐ていこう【熱抵抗】
熱の伝えにくさを表す量。熱伝導率の逆数。熱の流れに垂直な単位面積に毎秒流れる熱量で、単位長さの温度差を割った値。単...
ねつてき‐イオンか【熱的イオン化】
⇒熱電離
ねつてき‐かいらい【熱的界雷】
⇒熱界雷
ねつてき‐し【熱的死】
熱力学の法則(第二法則)を宇宙に適用したときに考えられる最終状態の一。孤立系である宇宙のエントロピーが不可逆的に増...
ねつ‐てきてい【熱滴定】
⇒温度滴定
ねつてき‐ていきあつ【熱的低気圧】
周囲に比べて高温になる地域で、局地的に発生する低気圧。春から夏にかけて、晴天で日射しの強い日に地表面が加熱される内...
ねつてんしゃ‐プリンター【熱転写プリンター】
加熱した印字ヘッドでインクリボンを紙に押しつけて転写する方式のプリンター。音が静かで鮮明な印字が得られる。
ねつ‐てんびん【熱天秤】
温度を上昇させながら物質の質量の変化を測定する天秤。結晶水の定量、結晶水の放出温度の測定、揮発性物質の揮発条件の測...
ねつ‐でん【熱電】
1 導体や半導体の中で温度差と電圧が相互に直接変換されること。「—効果」 2 熱エネルギーと電気エネルギー。「—併...
ねつでん‐おんどけい【熱電温度計】
⇒熱電対温度計
ねつでんき‐こうか【熱電気効果】
⇒熱電効果
ねつでんきょうきゅう‐システム【熱電供給システム】
⇒コジェネレーションシステム
ねつでん‐こうか【熱電効果】
導体の熱の流れと電流とが相互に関係して現れる効果。熱によって起電力が発生するゼーベック効果、電流による熱の吸収か放...
ねつ‐でんし【熱電子】
高温度の金属や半導体などから放出される電子。
ねつでんし‐かん【熱電子管】
熱陰極からの熱電子放出を利用した電子管。真空管・ブラウン管など。
ねつでんし‐こうか【熱電子効果】
高温の金属や半導体などから、内部で運動エネルギーを得た熱電子が放出される現象。発見者および理論研究者の名をとり、エ...
ねつでんし‐はつでん【熱電子発電】
熱電子効果を利用した発電方式。陰極を加熱して熱電子を放出し、低温の陽極に流入させることで、熱エネルギーを電気エネル...
ねつでんし‐ほうしゅつ【熱電子放出】
⇒熱電子効果
ねつでん‐そし【熱電素子】
金属や半導体の中で熱エネルギーと電気エネルギーが相互に変換する現象(熱電効果)を利用した素子の総称。温度差によって...
ねつでん‐たい【熱電堆】
熱電対(ねつでんつい)を多数直列につなげたもの。わずかな温度差でも大きな起電力が得られる。放射計などに使用。熱電対...
ねつ‐でんたつ【熱伝達】
⇒伝熱
ねつでん‐つい【熱電対】
2種の金属線の両端を接続して、ゼーベック効果による熱起電力が生じるようにした回路。白金対白金ロジウム、銅対コンスタ...
ねつでんつい‐おんどけい【熱電対温度計】
熱電対に生じる熱起電力を利用した温度計。
ねつでん‐ついれつ【熱電対列】
⇒熱電堆
ねつ‐でんどう【熱伝導】
熱が物体中を伝わって高温部から低温部に移動する現象。伝導伝熱。
ねつでんどう‐かねつ【熱伝導加熱】
⇒伝導加熱
ねつでんどう‐グリース【熱伝導グリース】
コンピューターのCPUなどの放熱を促すグリース。CPUと金属製のヒートスプレッダーまたはヒートシンクの間に塗布し、...
ねつでんどう‐ざいりょう【熱伝導材料】
熱伝導率が高く、機器などからの放熱を促すために用いられる材料。金属のほか、熱伝導グリースやグラファイトシートなどが...
ねつでんどう‐ど【熱伝導度】
⇒熱伝導率
ねつでんどう‐りつ【熱伝導率】
熱伝導の程度を表す量。熱の流れに垂直な単位面積に毎秒流れる熱量を単位長さの温度差で割った値。熱伝導度。
ねつでん‐のう【熱電能】
熱電効果がみられる金属または半導体の組み合わせにおいて、一方の接合部の温度を一定に保ち、他方の温度を1ケルビン変え...
ねつでん‐はつでん【熱電発電】
2種の異なる金属または半導体の両端を接合し、2つの接合部に異なる温度を与えると起電力が生じるゼーベック効果を利用し...
ねつでん‐へいきゅう【熱電併給】
⇒コジェネレーション
ねつ‐でんり【熱電離】
気体中の原子や分子が自らの熱運動によって衝突してイオンになること。熱的イオン化。
ねつでん‐りつ【熱電率】
⇒熱電能
ねつ‐でんりゅう【熱電流】
異なる2種の導体をつないだ回路で、熱起電力によって流れる電流。
ねつでん‐れいきゃく【熱電冷却】
⇒電子冷凍
ねつでん‐れつ【熱電列】
熱電能の大きさの順に物質を並べたときの序列。熱電能は温度に依存し、常温付近では、ナトリウム、カリウム、ビスマス、ニ...
ねつ‐とうけいりきがく【熱統計力学】
⇒統計熱力学
ねつ‐ど【熱度】
1 熱の度合い。「もっと委しく—や食欲の加減を知らし給えな」〈有島・宣言〉 2 熱心さや情熱の度合い。「平和運動へ...
熱(ねつ)に浮(う)かさ・れる
1 病気で高熱のためにうわごとを言う。 2 前後を忘れて夢中になる。のぼせ上がる。「—・れていて忠告など耳に入らな...
ねつのかいせきてきりろん【熱の解析的理論】
《原題、(フランス)Théorie analytique de la chaleur》フランスの数学者・物理学者フ...
ねつ‐の‐かべ【熱の壁】
超音速で飛ぶ飛行機の、空力加熱に耐えうる速度の限界。
ねつ‐の‐しごととうりょう【熱の仕事当量】
1カロリーの熱量が、何ジュールの仕事に相当するかを示す値。熱量を仕事に換算する定数で、記号Jを用い、J=4.185...
ねつのどうりょくについてのこうさつ【熱の動力についての考察】
《原題、(フランス)Réflexions sur la puissance motrice du feu et s...
ねつ‐の‐はな【熱の花】
高い熱が出たとき、口もとにできる、ぶつぶつとした疱疹。