め‐の‐たま【目の玉/眼の球】
めだま。眼球。
目(め)の玉(たま)が飛(と)び◦出(で)る
「目玉が飛び出る」に同じ。
目(め)の付(つ)け所(どころ)
注目すべきところ。着眼点。「ベテランはさすがに—が違う」
め‐の‐と【乳母/傅】
1 (乳母)母親の代わりに子供に乳を飲ませて育てる女。うば。「もの言はぬちごの泣き入りて、乳も飲まず、—の抱くにも...
めのと‐ご【乳母子/傅子】
1 (乳母子)乳母の子。「この人は、かの大納言の御—にて」〈源・椎本〉 2 (傅子)貴人の子を養育する任にある人の...
め‐の‐どく【目の毒】
1 見ると害になるもの。 2 見ると欲しくなるもの。
メノナイト
再洗礼派の流れをくむプロテスタントの一派。オランダのメノー=シモンズ(Menno Simons[1492〜1559...
め‐の‐ほよう【目の保養】
「目の正月」に同じ。
メノポーズ
更年期。また、更年期障害。
め‐の‐まえ【目の前】
1 見ているすぐ前。眼前。「—で人が倒れる」 2 時間的、空間的にごく近いこと。もくぜん。「試験が—に迫る」
目(め)の前(まえ)が暗(くら)くな・る
めまいがして何も見えなくなる。転じて、希望が絶たれるなどしてどうしてよいかわからなくなる。目の前が真っ暗になる。「...
め‐の‐まんねんぐさ【雌の万年草】
ベンケイソウ科の多年草。山野の岩上などに生え、高さ約10センチ。茎は少しはう。葉は小さく多肉質で、互生する。夏、黄...
目(め)の寄(よ)る所(ところ)へ玉(たま)も寄(よ)る
目が動くにつれて、その方向へ瞳も動く。同類が寄り集まるたとえ。
メノルカ‐とう【メノルカ島】
《Menorcaはスペイン語で小島の意》地中海西部、バレアレス諸島の島。マリョルカ島の東に位置し、スペイン領。中心...
め‐の‐わらわ【女の童】
1 おんなの子。少女。「いとらうたしと思ふ—は」〈源・東屋〉 2 そば近く召し使う少女。「局の女房、—にいたるまで...
めのわらわ‐べ【女の童部】
「女(め)の童(わらわ)」に同じ。「家々の—を」〈栄花・初花〉
目(め)は口(くち)ほどに物(もの)を言(い)う
情のこもった目つきは、口で話すのと同じくらい気持ちを表現する。
目(め)は心(こころ)の鏡(かがみ)
目はその人の心の中を映し出す鏡である。目を見れば、その人の心のようすがわかることのたとえ。
め‐はし【目端】
その場を見はからう機転。「—が利く」
目端(めはし)が利(き)・く
その場に応じてよく才知が働く。機転がきく。「—・く男だから任せておけばよい」
目端(めはし)を利(き)か・す
その場に応じて才知を働かせる。機転をきかす。「—・して利ざやを稼ぐ」
め‐はじき【目弾】
1 シソ科の二年草。原野に生え、高さ約1メートル。茎は四角柱で、全体に白い毛を密生する。根際の葉は心臓形で大きいが...
め‐はずか・し【目恥づかし】
[形シク]人に見られるのが恥ずかしい。また、相手がりっぱで気恥ずかしい。「随分—・しき者どもにてある者を」〈保元・中〉
目(め)はその睫(まつげ)を見(み)る能(あた)わず
《「顔氏家訓」渉務から》目はなんでも見ることができるが、自分のまつげを見ることはできない。他人の欠点にはよく気づく...
目(め)は空(そら)
そのものは目に入らずに、他のものに気をとられている状態をいう。「御硯の墨すれと仰せらるるに、—にて、ただおはします...
め‐はちぶ【目八分】
「めはちぶん」に同じ。
め‐はちぶん【目八分】
1 物を丁重に差しだすとき、両手で目の高さより少し低くしてささげ持つこと。 2 容器の10分の8ほどに物を入れるこ...
目八分(めはちぶん)に◦見(み)る
傲慢(ごうまん)な態度で人に接する。人を見下す。
め‐はな【目鼻】
1 目と鼻。 2 顔立ち。目鼻立ち。「—がそろう」 3 物事の輪郭。大体のところ。
目鼻(めはな)が付(つ)・く
物事の大体のところが決まる。おおよその見通しが立つ。「計画の—・く」
めはな‐だち【目鼻立ち】
目や鼻のかっこう。顔立ち。「—の整った顔」
目鼻(めはな)を付(つ)・ける
物事の大体の決まりをつける。おおよその見通しをつける。「仕事の—・ける」
めはり‐ずし【目張り鮓】
和歌山県新宮地方で、炊きたての飯を俵形に大きく握り、高菜の漬け物で包んだすし。大口でかぶりつくと、目を見張ったよう...
目(め)は両視(りょうし)せずして明(あき)らかに耳(みみ)は両聴(りょうちょう)せずして聡(さと)し
《「荀子」勧学から》両眼は二つのものを同時に見ないからはっきり見え、両耳は二つの音を同時に聞かないから的確なのであ...
め‐ばえ【芽生え】
1 草木の芽が出はじめること。また、その芽。萌芽(ほうが)。「草花の—の時期」 2 物事の起こり始め。萌芽。きざし...
め‐ば・える【芽生える】
[動ア下一][文]めば・ゆ[ヤ下二] 1 芽が出はじめる。「草木が—・える」 2 物事が起こりはじめる。きざす。「...
めばかり‐ずきん【目許り頭巾】
⇒強盗頭巾(がんどうずきん)
め‐ばしこ・い【目捷い】
[形][文]めばしこ・し[ク]目をつけるのが早い。目ざとい。「—・く見つける」
め‐ばしら【目柱】
矢の先につける大形の鏑(かぶら)。また、蟇目(ひきめ)にうがった目(孔)と目との間の部分。
め‐ばたき【瞬き】
まばたき。またたき。「暫らく—もせず凝視(みつ)めていると」〈魯庵・社会百面相〉
め‐ばち【目撥/眼撥】
サバ科の海水魚。全長約2メートル、約100キロに達し、マグロ類では最も体高が高く、目が大きい。世界の温・熱帯海域に...
め‐ばな【雌花】
単性花で、雌しべのつく花。雄しべはないか、あっても退化している。しか。⇔雄花(おばな)。
め‐ばや・い【目早い】
[形][文]めばや・し[ク]見つけるのが早い。目ざとい。「婦人(おんな)は—・く見つけたそうで」〈鏡花・高野聖〉
め‐ばり【目張り/目貼り】
[名](スル) 1 風などが入らないように、物のすきまに紙などをはってふさぐこと。また、それに用いるもの。「窓に—...
めばり‐やなぎ【芽張り柳】
早春、芽の萌え出ようとする柳。芽柳。《季 春》
め‐ばる【目張/眼張】
フサカサゴ科の海水魚、アカメバル・シロメバル・クロメバルの総称。沿岸の岩礁にすむ。全長約30センチ。体は長卵形で側...
メパ‐フィルター【MEPAフィルター】
空気中のちりを濾過(ろか)して清浄化するエアフィルター。0.4〜0.7マイクロメートルの粒子の除去率が50〜99パ...
め‐ひかり【眼光/目光】
アオメエソもしくはマルアオメエソの別名。目が大きく、反射光で黄緑色に光って見える。白身の魚で、刺身や唐揚げ、塩焼き...
メヒカリ
メキシコ北西部、バハカリフォルニア州の都市。同州の州都。米国との国境に接する。名称はメキシコとカリフォルニアからの...
め‐ひき【目引き】
1 地色や模様が色あせたり汚れたりしたものを色揚げすること。また、もとの生地の柄が隠れないようにして染めかえること...