めんえきグロブリン‐ディー【免疫グロブリンD】
免疫グロブリンの一つ。2本の軽鎖と2本の重鎖が結合したY字型の構造をとる。分子量約18万。免疫グロブリンMとともに...
めんえき‐けい【免疫系】
免疫応答に関わるさまざまな機構の総称。体内に侵入した病原体などの異物やがん細胞などの異常な細胞を認識し、死滅させる...
めんえき‐けっせい【免疫血清】
ある特定の病原体や毒素に対する抗体を高濃度に含む血清。血清療法に用いる。
めんえきげん‐せい【免疫原性】
抗原の、免疫反応を引き起こす性質。
めんえき‐さいぼう【免疫細胞】
抗原を認識し、特異的に反応する能力をもち、免疫に関与する細胞の総称。リンパ球(T細胞・B細胞・NK細胞・形質細胞)...
めんえきさいぼう‐りょうほう【免疫細胞療法】
免疫細胞を体外で増殖・活性化させた後、体内に戻すことで、免疫の働きを高める治療法。患者の血液から取り出したT細胞を...
めんえき‐システム【免疫システム】
⇒免疫系
めんえき‐せんしょく【免疫染色】
抗体が特定の抗原を認識して反応する特異性を利用し、抗原を可視化する手法の総称。抗体に放射性同位体や蛍光色素を標識と...
めんえきぞうきょう‐ざい【免疫増強剤】
体内での免疫反応を増強する目的でワクチンに添加される物質のこと。抗原性補強剤。免疫補助剤。アジュバント。
めんえき‐たい【免疫体】
抗体のこと。
めんえき‐たんとうさいぼう【免疫担当細胞】
⇒免疫細胞
めんえき‐チェックポイント【免疫チェックポイント】
免疫系が自己を攻撃しないように、過剰な免疫反応を抑制する機能。 [補説]癌細胞(がんさいぼう)はこの仕組みを利用し...
めんえきチェックポイント‐そがいざい【免疫チェックポイント阻害剤】
がん細胞が免疫細胞の攻撃力を抑制するはたらきを阻害し、免疫細胞みずからの攻撃力を再活性する薬剤。免疫細胞にはもとも...
めんえき‐とうひ【免疫逃避】
ウイルスなどの病原体やがん細胞が、何らかの機構によって免疫系から逃れること。免疫系は、病原体やがん細胞を排除できな...
めんえき‐トレランス【免疫トレランス】
⇒免疫寛容
めんえき‐はんのう【免疫反応】
免疫応答・抗原抗体反応や補体が活性化する反応など、免疫現象に関係のある反応。
めんえき‐ふぜん【免疫不全】
免疫を担当するマクロファージ・B細胞・T細胞や補体などに障害があって、生体の防衛を行えない状態。
めんえきふぜん‐しょうこうぐん【免疫不全症候群】
免疫機構が機能しないため、病原微生物への抵抗力がなく、感染症に繰り返しかかり、重症化し、治りにくい状態を呈するもの...
めんえきほじょ‐ざい【免疫補助剤】
⇒免疫増強剤
めんえきよくせい‐ざい【免疫抑制剤】
免疫反応を抑制する薬剤。臓器移植の際の拒絶反応を抑えるためや、自己免疫疾患・アレルギー性疾患の治療などに用いる。
めんえき‐りょうほう【免疫療法】
免疫反応を利用した治療法。ワクチン接種など。
めんえき‐りょく【免疫力】
体内に入ったウイルスや細菌、異物などから自分自身の体を守る力。低下すると多くの疾病を引き起こす。主に白血球がその役...
めん‐えつ【面謁】
[名](スル)貴人に会うこと。お目にかかること。拝謁。「国王に—する」
めん‐おめしちりめん【綿御召縮緬】
⇒新御召(しんおめし)
めん‐おりもの【綿織物】
綿糸で織った織物。
めん‐か【綿花/棉花】
ワタの種子を包む白色または淡黄褐色の繊維。綿糸などの原料とする。
めん‐かい【面会】
[名](スル)人と会うこと。対面。「来客と—する」「—謝絶」 [用法]面会・面接・対面——「時間を限って面会(面接...
めん‐かいき【綿海気】
細いガス糸を使って海気のような光沢を出した綿織物。
めんかい‐こうりゅう【面会交流】
親が離婚や別居をした場合に、子供を養育・監護していない方の親が子供に会うこと。
メンカウラーおう‐の‐ピラミッド【メンカウラー王のピラミッド】
《Pyramid of Menkaure》エジプト北部、首都カイロ近郊の都市ギザにあるピラミッド。古代エジプト古王...
めん‐かく【面角】
1 ⇒平面角 2 ⇒顔面角(がんめんかく) 3 鉱物の結晶で、隣接している二つの結晶面のなす角。
めんかくあんてい‐の‐ほうそく【面角安定の法則】
⇒面角一定の法則
めんかくいってい‐の‐ほうそく【面角一定の法則】
同一種類の結晶では、結晶面の発達が異なり外形が違っても、同温・同圧のもとでは、それぞれの対応する面角は等しいという...
めんかくふへん‐の‐ほうそく【面角不変の法則】
⇒面角一定の法則
めん‐かべいと【綿壁糸】
綿糸で壁糸に似せて作った撚(よ)り糸。
めん‐かべおり【綿壁織(り)】
横糸に綿壁糸を用いて壁織りのようにした織物。
めん‐かやく【綿火薬】
精製した綿を硫酸と硝酸で処理して作ったニトロセルロースのうち、硝化度の比較的高いもの。綿薬。火綿。
めんかわ‐ばしら【面皮柱】
柱の四隅に皮を削り残してあるもの。茶室などに用いる。
めん‐かん【免官】
[名](スル) 1 官職をやめさせること。免職。「依願—」 2 律令制で、有位者に対する刑で、位階・勲等を3年間剝...
めん‐がた【面形】
1 面。おもてがた。 2 仮面の形に作った素焼きの玩具。
めんがた‐すずめ【面形天蛾】
スズメガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ。前翅は黒褐色、後ろ翅は黄色の地に2本の黒帯がある。胸部背面に円形の線...
面(めん)が割(わ)・れる
その人物が誰であるかわかる。氏名や身元がわかる。「取り調べで—・れる」
メンガー
(Karl 〜)[1840〜1921]オーストリアの経済学者。オーストリア学派の始祖。ジェボンズ・ワルラスとともに...
めん‐きつ【面詰】
[名](スル)面と向かって、とがめなじること。面責。「失態を—する」
めん‐きゅう【綿球】
タンポン。特に脱脂綿を球状に加工したもの。
めん‐きょ【免許】
[名](スル) 1 ある特定の事を行うのを官公庁が許すこと。また、法令によって、一般には禁止されている行為を、特定...
めんきょいじ‐ろせん【免許維持路線】
路線バス会社が、開設した路線の免許を維持するために、運行を継続している路線。
めんきょ‐えいぎょう【免許営業】
官公庁の免許や許可を受けなければ行えない営業。質屋・古物商・風俗営業など。
めんきょ‐かいでん【免許皆伝】
芸道・武道などで、師匠が弟子にその道の奥義を残らず伝授すること。
めんきょ‐かんさつ【免許鑑札】
官公庁が免許の証として交付する鑑札。