もう‐じょう【毛茸】
植物の表皮細胞が突出したもの。毛(け)。
もう‐じょう【網状】
網の目のような形状。あみじょう。
もうじょう‐みゃく【網状脈】
葉脈の一型。支脈から分かれた側脈の間が、さらに網目状に連絡しているもの。双子葉植物に普通で、単子葉植物ではサトイモ...
もう‐じん【盲人】
目の見えない人。盲者。
もう‐じん【蒙塵】
《「春秋左伝」僖公二十四年から。天子が行幸するときは道を清めてから行くが、変事の際はその余裕がなく、頭から塵(ちり...
もう‐す【帽子】
《「す」は唐音》禅宗で、僧侶のかぶる頭巾(ずきん)。「—、したうづやうのもの、心々に送りつどひて」〈笈の小文〉
もう・す【申す】
[動サ五(四)]《「まおす」の音変化》 1 主として会話に用い、聞き手に対し、「言う」を改まって丁重に表現する丁寧...
もう‐すい【毛錐】
《形が錐(きり)に似るところから》筆。毛錐子。
もう‐すこし【もう少し】
[副]もうちょっと。いま少し。もすこし。「—顔を上げてくれ」「—で完成する」
もう‐スピード【猛スピード】
速度が並外れてはやいこと。「パトカーが—で追走する」
もうスピードでははは【猛スピードで母は】
長嶋有の短編小説。平成13年(2001)発表。同年、第126回芥川賞受賞。
もう・ず【詣づ】
[動ダ下二]「もうでる」の文語形。
もう‐ずいしつ【毛髄質】
⇒メデュラ
もう‐せい【猛省】
[名](スル)きびしく反省すること。「—を促す」「今までの態度を—する」
もう‐せい【猛勢】
[名・形動ナリ] 1 勢いの盛んなこと。また、そのさま。「—なる事は、緒方勝りて候ふらん」〈義経記・四〉 2 《「...
もうせい‐えき【毛生液】
毛はえぐすり。
もう‐せつ【妄説】
根拠不明のでたらめな話。ぼうせつ。「取るに足らぬ—」
もう‐せん【毛氈】
獣毛に湿気・熱・圧力・摩擦を加え、繊維を密着させて織物のようにしたもの。幅広物で、敷物に用いる。
もう‐せん【もう先】
だいぶ前。以前。「お帰りだと、話は—に聞いていたっけが」〈島木健作・生活の探求〉
もうせん‐ごけ【毛氈苔】
モウセンゴケ科の多年草。食虫植物。山地の湿地に生える。葉は杓子(しゃくし)形で長い柄があり、数枚が根際から出る。葉...
毛氈(もうせん)を被(かぶ)・る
1 《歌舞伎で、死人になった役者を、毛氈で隠して舞台から連れ出したところから》しくじる。失敗する。特に、主人や親に...
もう‐ぜん【妄染】
仏語。虚妄で汚れていること。
もう‐ぜん【惘然】
[ト・タル][文][形動タリ]「ぼうぜん(惘然)」に同じ。「貫一は—として佇めり」〈紅葉・金色夜叉〉
もう‐ぜん【猛然】
[ト・タル][文][形動タリ]勢いの激しいさま。「—と駆けだす」
もう‐そう【妄想】
[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》 1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「—にふける」「愛...
もう‐そう【孟宗】
中国の二十四孝の一人。三国時代の呉の人で、孝行の徳により寒中に母の求める筍(たけのこ)を得て、供したという。→雪中...
もう‐そう【盲僧】
1 盲目の僧。 2 家々を訪れて琵琶を弾きながら地神経(じしんきょう)を唱え、竈祓(かまばらい)などをして歩く盲目...
もうそうぎんこう【妄想銀行】
星新一のショートショート、および同作を表題作とする作品集。ショートショートは昭和40年(1965)、「オール読物」...
もうそう‐ちく【孟宗竹】
イネ科の竹。地下茎は長く横に走り、地上茎は高さ約15メートル、直径約20センチになり、節の隆起線は1本。多数の小枝...
もうそう‐びわ【盲僧琵琶】
日本音楽の一種で、盲僧2が琵琶を伴奏に地神経などを唱えるもの。また、娯楽的な語り物なども演じる。筑前盲僧琵琶と薩摩...
もう‐たくとう【毛沢東】
[1893〜1976]中国の政治家・思想家。湖南省湘潭(しょうたん)県の人。1921年、中国共産党の創立に参加。農...
もう‐たん【妄誕】
[名・形動]⇒ぼうたん(妄誕)
もう‐だ【猛打】
激しく打つこと。猛烈な打撃。特に、野球でいう。「—を浴びる」「—賞」
もうだ‐しょう【猛打賞】
日本のプロ野球で、一人の選手が1試合で3本以上のヒットを放つこと。「—の大活躍」
もう‐ダッシュ【猛ダッシュ】
[名](スル)激しい勢いで突進すること。全力疾走すること。「—で学校に向かう」
もう‐だん【妄断】
[名](スル)⇒ぼうだん(妄断)
もう‐だん【妄談】
⇒ぼうだん(妄談)
もうち‐ぎみ【公卿】
《「もうちきみ」とも》「まえつぎみ」の音変化。「—たち歌(うたよみ)して曰(い)はく」〈崇神紀〉
もう‐ちょう【盲腸】
1 小腸に続く、大腸の初部。小腸が横から連なるため、下端が盲管となり、その先に虫垂(ちゅうすい)がある。草食動物で...
もう‐ちょう【猛鳥】
性質が荒々しく、肉食をする鳥。ワシ・タカの類。猛禽(もうきん)。
もうちょう【盲腸】
安部公房の短編小説。昭和30年(1955)、雑誌「文学界」に発表。昭和31年(1956)刊行の短編小説集「R62号...
もうちょう‐えん【盲腸炎】
盲腸の炎症。虫垂炎の波及などで生じる。また、虫垂炎の俗称。
もう‐つい【猛追】
[名](スル)激しく追いかけること。「敵を—する」
もうつう‐じ【毛越寺】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町にある天台宗の別格本山。山号は、医王山。嘉祥3年(850)円仁の創建と伝える。長...
もうつ‐じ【毛越寺】
⇒もうつうじ(毛越寺)
もう‐てん【盲点】
1 網膜の、視神経が入ってくる部分。視細胞を欠くため光が当たっても光覚を起こさないが、ふだんは意識されない。発見し...
もう‐てん【蒙恬】
[?〜前210]中国、秦の将軍。前215年、30万の兵を率いてオルドスに匈奴(きょうど)を討ち、万里の長城建築にも...
もうで【詣で】
もうでること。参詣(さんけい)。「初—」「墓—」 [補説]「永田町詣で」のように、参上・伺候の意で使うこともある。
もうで・く【詣で来】
[動カ変]《「まいでく(参出来)」の音変化》 1 貴所や貴人のもとへやって来る。参上してくる。「小野ふさもり—・き...
もう・でる【詣でる】
[動ダ下一][文]まう・づ[ダ下二]《「まいず(参出)」の音変化》貴所へ行くの意の謙譲語。 1 神社・寺・墓などに...