もくてきけい‐しゅぎ【目的刑主義】
刑罰の本質を、犯罪人から社会を防衛するため、あるいは犯罪人を教育して社会復帰させるための手段として考える立場。目的...
もくてき‐ご【目的語】
文の成分の一。他動性の動詞の表す動作をこうむる人や事物を表す語。現代語では、一般に格助詞「を」を伴う。西洋文法では...
もくてき‐ぜい【目的税】
特定の経費に充てるために課される租税。都市計画税・国民健康保険税・水利地益税など。→普通税
もくてき‐ち【目的地】
目ざして行こうとする土地。「無事に—に着く」
もくてき‐はん【目的犯】
故意のほかに一定の目的を成立要件または加減事由とする犯罪。通貨偽造罪の成立には、偽造という行為のほかに使用するとい...
もくてき‐ぶつ【目的物】
目的のもの。ある行為の対象となるもの。
もくてき‐へんすう【目的変数】
統計学において、因果関係の結果となる変数。回帰分析などで用いられる。従属変数。結果変数。被説明変数。
もくてき‐ろん【目的論】
哲学で、すべての事象は何らかの目的によって規定され、その目的に向かって生成変化しているとする立場。
もくてきろんてき‐しょうめい【目的論的証明】
神の存在証明の一。自然界に見いだされる合目的性から、そのような世界を創造した最高の知恵としての神が存在しなければな...
モクテル
《mock(見せかけの)+cocktail(カクテル)から》フルーツジュースや炭酸飲料を用いて作った、アルコールを...
もく‐と【目途】
1 めあて。目的。 2 めど。「年内竣工を—に工事を急ぐ」
もく‐と【目睹】
[名](スル)目で実際に見ること。目撃。「母の喀血を—した彼女の胸中を察すれば」〈倉田・愛と認識との出発〉
もく‐とう【黙祷】
[名](スル)無言のまま心の中で祈ること。「—をささげる」「遭難者の霊に—する」
もく‐どう【木道】
湿地帯などに材木を組んで作った歩道。
もく‐どく【黙読】
[名](スル)声に出さずに読むこと。「脚本をひととおり—する」⇔音読。
もく‐にん【黙認】
[名](スル)暗黙のうちに認め許すこと。過失などをそのまま見逃すこと。「夜間の外出を—する」「やむを得ないこととし...
もくにん‐こうさくち【黙認耕作地】
在日米軍が接収した軍用地のうち、米軍が地主などの住民に対して一時的に使用を認めている土地。沖縄の伊江島・読谷村・嘉...
もく‐ねじ【木螺子】
胴に螺旋(らせん)の刻んである木材用の釘(くぎ)。ドライバーでねじ込む。
もく‐ねん【黙念】
[ト・タル][文][形動タリ]無言で考えにふけるさま。「—として一言も発しない」〈漱石・吾輩は猫である〉
もく‐ねん【黙然】
[ト・タル][文][形動タリ]「もくぜん(黙然)」に同じ。「しばらく—として三千代の顔を見ているうちに」〈漱石・そ...
もく‐の‐かみ【木工頭】
1 木工寮(もくりょう)の長官。こだくみのかみ。むくのかみ。 2 大工の棟梁(とうりょう)。「惣門の内で羽のきく—...
もく‐はい【木杯/木盃】
木製のさかずき。
もく‐はい【木牌】
1 木製の札。 2 木製の位牌。
もく‐はい【黙拝】
[名](スル)無言で拝礼すること。「かわるがわる—した」〈蘆花・思出の記〉
もく‐はずし【目外し】
囲碁で、碁盤の隅の3線と5線の交点。
もく‐はん【木版】
木の板に文字や絵を彫って作った印刷用の版。また、それで印刷したもの。
もくはん‐いんさつ【木版印刷】
木の板目または木口(こぐち)の面に図画・文字などを彫刻して版を作り、これにインキを塗布して紙をのせ、紙背からこすっ...
もくはん‐が【木版画】
木版で刷った絵。
もくはん‐ずり【木版刷(り)】
木版で印刷すること。また、その印刷物。
もく‐ば【木馬】
1 木で馬の形に作ったもの。子供の遊びなどに用いる。「回転—」 2 器械体操に使った用具の一。木材で馬の背形に作っ...
もく‐ひ【木皮】
木の皮。樹皮。ぼくひ。「草根—」
もく‐ひ【黙秘】
[名](スル)何も言わないでだまっていること。「当事者が—して真意がつかめない」
もくひ‐けん【黙秘権】
被告人や被疑者が取り調べや公判において、自分に不利益な供述を強要されない権利。日本国憲法で保障されている。供述拒否権。
もく‐ひつ【木筆】
1 ⇒ぼくひつ(木筆) 2 コブシの古名。〈元和本下学集〉
もく‐ひょう【目標】
1 そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島を—にして東へ進む」 2 射撃・攻撃などの...
もくひょう‐ふっきゅうじかん【目標復旧時間】
⇒アール‐ティー‐オー(RTO)
もくひょう‐ふっきゅうすいじゅん【目標復旧水準】
⇒アール‐エル‐オー(RLO)
もくひょう‐ふっきゅうレベル【目標復旧レベル】
⇒アール‐エル‐オー(RLO)
もく‐ひろい【もく拾い】
投げ捨てられたタバコの吸い殻を拾い集めること。
もく‐ふよう【木芙蓉】
フヨウの別名。
もく‐ぶ【木部】
1 木でできている部分。 2 植物の維管束のうち、道管・仮道管・木部柔組織・木部繊維などから構成される組織。水や養...
もくぶ‐せんい【木部繊維】
植物の木部の構成要素の一。細胞壁が木質化し厚く、細長くて両端のとがった細胞。また、その集まり。多く含まれていると非...
もく‐へん【木片】
木のきれはし。木ぎれ。
もくほ【木浦】
⇒モクポ
もく‐ほどう【木舗道】
木煉瓦(もくれんが)を敷きつめた道路。
もく‐ほん【木本】
樹木のこと。木部の発達が著しく、その細胞壁が木化して強固になり、地上茎が多年にわたって生存しつづける植物。高木と低...
もくぼ‐じ【木母寺】
東京都墨田区にある天台宗の寺。山号は、梅柳山。謡曲「隅田川」などで有名な梅若丸が病没した地に、その冥福を祈って、貞...
モクポ【木浦】
大韓民国南西部、全羅南道の港湾都市。もと、水軍の要港の木浦鎮。交通の要地にあり、農水産物の集散地。綿実油を産する。...
モクマナマナ‐とう【モクマナマナ島】
《Mokumanamana》⇒ネッカー島
もく‐みつ【木密】
「木造住宅密集地域」の略。木密地域。