けん‐ざい【硯材】
硯(すずり)を作るのに使う石材。
けん‐ざい【顕在】
[名](スル)はっきりと形にあらわれて存在すること。「問題点が—化する」⇔潜在。
けん‐ざお【間竿/間棹】
1 検地の際、測量に用いたさお。豊臣氏は6尺3寸、江戸幕府は6尺1分のものを用いた。検地竿。 2 大工が間数(けん...
けん‐ざかい【県境】
県と県との境界。通常、都と県、府と県、道と県との境も県境という。けんきょう。
けん‐ざき【剣崎】
「つるぎさき(剣崎)」に同じ。
けん‐ざけ【拳酒】
拳の勝負をして負けた者が酒を飲む遊び。また、その酒。「音曲、地口、見立て、—等に座敷をくつろげ」〈洒・魂胆惣勘定〉
けん‐ざん【見参】
[名](スル)⇒げんざん(見参)
けん‐ざん【剣山】
生け花で、花や枝の根もとを固定する道具。金属の台に、太い針を上向きに植え並べたもの。
けんざん【乾山】
⇒尾形乾山(おがたけんざん) 「乾山焼」の略。
けん‐ざん【険山/嶮山】
けわしい山。
けん‐ざん【検算/験算】
[名](スル)計算の結果が正しいかどうかを確かめる計算。試し算。「答を—する」
けん‐ざん【献残】
大名が受けた献上物で不用のもの、使いきれないで残っているもの。
げん‐ざん【見参】
[名](スル)《「けんざん」とも》 1 参上して目上の人に対面すること。げざん。げんぞう。「婿が岳父(しゅうと)に...
けんざんばんしゅう【乾山晩愁】
葉室麟の歴史小説。元禄時代の絵師、尾形光琳と、その弟で陶工の尾形乾山をとりあげた作品。平成16年(2004)に第2...
けんざん‐や【献残屋】
江戸時代、献残の払い下げを受け、それを商品にして行う商売。また、その商売を行う者。
けんざん‐やき【乾山焼】
元禄(1688〜1704)のころ、尾形乾山が京都の鳴滝(なるたき)で焼きはじめた楽焼き風の陶器。琳派(りんぱ)の画...
けん‐し【犬歯】
切歯(門歯)と臼歯(きゅうし)の間の歯。上下一対、左右に計4本ある。糸切り歯。肉食獣では発達して牙(きば)となる。
けん‐し【県史】
県の歴史。「—を編纂(へんさん)する」
けん‐し【剣士】
剣術にすぐれた人。剣客。
けん‐し【堅紙】
堅くて表面が平滑な紙。多くは筆記用紙であるが、クラフト紙に縮合系合成樹脂を含浸させた電気絶縁用紙もあり、トランク・...
けん‐し【検死/検屍】
[名](スル)変死者などの死体を医師が調べること。解剖しないで、外側や表面から病死か変死かなどを検査することをいう...
けん‐し【検使】
1 中世、事実を見届けるために派遣される使者。実検使。 2 江戸時代、殺傷・変死の現場に出向いて調べること。また、...
けん‐し【検視】
[名](スル) 1 事実を明らかにするために、事件の現場などをくわしく調査すること。「犯行現場を—する」 2 検察...
けん‐し【献詞】
「献辞」に同じ。
けん‐し【絹糸】
1 きぬいと。「人造—」 2 生糸を精練して撚糸(ねんし)にしたもの。
けん‐し【賢士】
かしこい人。すぐれた人。
けん‐し【繭糸】
繭と糸。または、繭からとった糸。
けん‐し【賢姉】
賢い姉。また、他人の姉を敬っていう語。
けん‐し【県紙】
地方紙の分類の一つ。単一の府県で販売されている日刊紙のうち、その府県で最も発行部数が多いもの。→第二県紙
けんし‐か【犬歯窩】
上顎骨の眼窩下孔の下方にある浅いくぼみ。
けんし‐かん【検視官】
変死またはその疑いのある死体について犯罪性の有無を判断する検視を行う警察官のこと。日本での検視は、刑事訴訟法により...
けん‐しき【見識】
1 物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。ある物事に対する確かな考えや意見。識見。「—を備えた人物」 ...
けんしき‐ば・る【見識張る】
[動ラ五(四)]いかにも見識があるように振る舞う。また、気位の高い態度をとる。見識ぶる。「—・って口をはさむ」
けんしき‐ぶ・る【見識ぶる】
[動ラ五(四)]「見識張る」に同じ。「—・った言い方」
けんし‐きん【犬歯筋】
⇒口角挙筋
けんし‐こ【剣歯虎】
ネコ科の哺乳類。8000年くらい前に絶滅し、北米の最新世の地層から化石で発見された。ライオンくらいの大きさの食肉獣...
けんし‐こうたく【絹糸光沢】
絹糸がもつ光沢。また、繊維状の鉱物に多くみられる、絹糸のような光沢。
けんし‐せん【絹糸腺】
チョウ・ガなどの幼虫がもつ分泌腺(ぶんぴつせん)。分泌物が空気に触れると絹糸になり、繭の材料となる。カイコガによく...
けん‐しつ【剣室】
剣の鞘(さや)。「姓氏を—に象鉗したるを見しが」〈竜渓・経国美談〉
けんし‐ぼうせき【絹糸紡績】
くず繭・くず生糸などを原料として糸をつくること。絹紡。
けん‐しゃ【県社】
旧制度の神社の社格の一。官・国幣社より下、郷社(ごうしゃ)より上で、県から奉幣した神社。
けん‐しゃ【検車】
[名](スル)車両の検査をすること。
けん‐しゃ【顕者】
世間で名前の知られている人。また、富貴な人。
けん‐しゃ【懸車】
1 《退官のときに帝から贈られた車を、記念のため高く懸けて子孫に伝えたという「漢書」薛広徳(せつこうとく)伝の故事...
けん‐じゃ【見者】
《「けんしゃ」とも》見る人。見物人。
けん‐じゃ【賢者】
《「けんしゃ」とも》 1 道理に通じたかしこい人。賢人。⇔愚者。 2 仏語。善を行い悪を離れてはいるが、まだ真理を...
けん‐しゃく【献酌】
[名](スル)杯を差して人にすすめ、酒を酌み交わすこと。
けん‐しゃく【顕爵】
高く尊い爵位。栄爵。
けん‐しゅ【犬種】
イヌの品種。シェパード・ポメラニアン・秋田犬(あきたいぬ)・柴犬(しばいぬ)など。
けん‐しゅ【券種】
日銀券・商品券・クーポン券など、券とよばれるものの種類。