けん‐とう【賢答】
賢明な返答。りっぱな答え。「愚問—」
けん‐とう【県東】
県の東部地域をさしていう語。
げん‐とう【玄冬】
《「けんとう」とも》冬の異称。「—素雪」《季 冬》
けんとう‐けい【検糖計】
砂糖液の糖の濃度を測定する計器。通常は蔗糖(しょとう)の旋光度を利用した偏光計が用いられる。砂糖計。サッカリメーター。
けんとう‐し【遣唐使】
古代、日本から唐に派遣された使節。舒明天皇2年(630)、犬上御田鍬(いぬかみのみたすき)の派遣を最初とし、十数回...
けん‐とうし【剣闘士】
⇒グラディアトル
けんとう‐しき【見当識】
自己の時間的、空間的、社会的位置を正しく認識する機能。指南力。
けんとうしき‐しょうがい【見当識障害】
見当識が低下し、現在の日時、自分がいる場所、周囲の人との関係などが正しく認識できない状態。失見当識。
けんとう‐せん【遣唐船】
遣唐使の乗った船。7世紀には2、3隻、8〜9世紀には、ふつう4隻で船団を編成したので、四つの船ともいった。
けんとう‐ちがい【見当違い】
[名・形動] 1 推測や判断を誤ること。また、そのさま。「—もはなはだしい」「—な(の)返事をする」 2 方向を誤...
けんとう‐はずれ【見当外れ】
「見当違い」に同じ。「—もはなはだしい」
けん‐とく【見得】
1 仏語。自らの智慧(ちえ)を働かせて真理を悟ること。 2 会得すること。理解すること。「この二つを継ぐものを—す...
けん‐とく【見徳】
1 江戸時代にあった富くじの一。 2 富くじの当たりはずれを占うこと。また、前触れ。前兆。縁起。「手代どもまでに言...
けんとく【建徳】
南北朝時代、南朝の長慶天皇の時の年号。1370年7月24日〜1372年4月。
けん‐とく【倹徳】
質素・倹約の徳。
けん‐とく【乾徳】
1 天子の徳。→坤徳(こんとく) 2 天皇の徳。→坤徳 3 進んでやまない、りっぱな精神。
けん‐とく【賢徳】
1 賢明で、徳のあること。「—を慕う」 2 (「見徳」とも書く)狂言面の一。犬・牛・馬・蛸(たこ)などの役に使う面。
けん‐とく【謙徳】
人にへりくだって高ぶらない徳。
げん‐とく【験得/験徳】
《「けんとく」とも》加持祈祷(かじきとう)などによって霊験を得ること。また、その霊験。「千手陀羅尼の—かぶり給ふ人...
けんとく‐こう【謙徳公】
藤原伊尹(ふじわらのこれただ)の諡号(しごう)。
けんとく‐さん【乾徳山】
山梨県山梨市の北部にある山。標高2031メートル。頂上からの眺望がよい。中腹に大平牧場があり、裾野は草原状になって...
ケント‐し【ケント紙】
純白で緻密(ちみつ)な上質紙。綿ぼろ・化学パルプなどで作られ、製図・絵画・印刷などに用いる。英国のケント州で初めて...
けん‐とづか【間斗束】
和様建築で、斗栱(ときょう)と斗栱の間にあって、上に斗(ます)をのせる束(つか)。
けん‐ど【譴怒】
怒って責めること。しかりつけること。譴責。
けん‐ど【剣奴】
⇒グラディアトル
けん‐どう【見道】
仏道修行を三段階に分けた最初の段階。初めて聖者の仲間に入り、根本真理である四諦(したい)を明らかに理解する位。見諦...
けん‐どう【県道】
県が敷設し、管理する道路。
けん‐どう【剣道】
日本の武道の一。面・籠手(こて)・胴・垂(たれ)などの防具を着装し、決められた相手の部位を竹刀で打ったり突いたりし...
けん‐どう【乾道】
1 天の道。易経にいう至健・至剛の徳。 2 男性の行うべき道。また、君主の道。→坤道(こんどう)
けん‐どう【萱堂】
母を敬っていう語。母上。古く、中国の家で主婦の部屋を北堂と称し、その庭に萱草(かんぞう)を植えたところからいう。「...
けん‐どう【権道】
手段・方法は道に外れているが、結果からみて正道にかなっていること。また、目的を達成するためにとる便宜的な手段・方法...
けんどう‐しき【献堂式】
キリスト教で、新築の会堂を神にささげる儀式。 [補説]作品名別項。→献堂式
けんどうしき【献堂式】
《原題、(ドイツ)Die Weihe des Hauses》ベートーベンの管弦楽曲。1822年作曲。序曲と5曲から...
けんどく‐せい【見読性】
電子化されたデータが印刷されたり、ディスプレーに表示されたりしていて、直接、人の目で読めること。「—が確保された状...
けんど‐ちょうらい【捲土重来】
《杜牧「題烏江亭」の「巻土重来未(いま)だ知る可からず」から》物事に一度失敗した者が、非常な勢いで盛り返すこと。け...
ケンドルー
[1917〜1997]英国の化学者・生物学者。結晶たんぱく質のX線解析により、たんぱく質の分子構造を明らかにした。...
けん‐どん【絹緞】
絹紬(けんちゅう)の一種で、地が密で厚地のもの。服地・こうもり傘の地などに用いる。
けん‐どん【慳貪/倹飩】
[名・形動] 1 物惜しみすること。けちで欲深いこと。また、そのさま。「吝嗇で、—で、恥知らずで」〈芥川・地獄変〉...
けんどん‐うどん【倹飩饂飩】
江戸時代、1杯ずつ盛り切りにして売ったうどん。
けんどん‐そば【倹飩蕎麦】
江戸時代、1杯ずつ盛り切りにして売ったそばきり。
けんどん‐ばこ【倹飩箱】
倹飩うどんやそばなど、1杯盛りの食品を入れて運ぶ箱。上下または左右に溝を切って、ふたのはめ外しができる。けんどん。
けんどん‐や【倹飩屋】
1杯盛り切りの飲食物を商う店。また、その商人。「裏屋、背戸屋、—三界、かけ取りに歩くやうな勤めするのも」〈浄・生玉心中〉
けん‐ない【県内】
県の管轄区域内。⇔県外。
けん‐ない【圏内】
範囲の内。「暴風雨の—にはいる」「合格—にある」⇔圏外。
けん‐ない【権内】
権利または権限・権力の及ぶ範囲内。⇔権外。
けんないき【建内記】
室町中期の公卿、万里小路時房(までのこうじときふさ)(1394〜1457)の日記。応永21〜康正元年(1414〜5...
けん‐なく【見惑】
「けんわく」の連声(れんじょう)。
けん‐なわ【間縄】
1 種まき・植え付けなどのときに、間隔を整えるために用いる縄。一間(いっけん)ごとに印を付けたもの。 2 1間ごと...
けん‐なん【剣難】
刃物で殺傷される災難。
けん‐なん【険難/嶮難】
[名・形動] 1 道などが非常にけわしく、通過するのに困難なこと。また、そのさま。「—な箇所」「—の道」 2 苦し...