げじ【蚰蜒】
ゲジ目の節足動物。体長約3センチであるが、15対のきわめて長い歩脚をもつので大きく見える。家屋内の害虫を捕食する益...
げ‐じ【下地】
1 菩薩(ぼさつ)の十地(じゅうじ)のうち、下等の地位。 2 地上の世界。下界。「—の人、何をか行きて供養する事を...
げ‐じ【下知】
[名](スル)《「げち」とも》 1 上から下へ指図すること。命令。「—ヲ受ケル」〈和英語林集成〉 「四国の者共に、...
げ‐じき【下直】
[名・形動] 1 価値のないこと。また、そのさま。「新造っ子をそう—につかっては冥利がわるい」〈万太郎・末枯〉 2...
げじき‐にち【下食日】
暦注の一。天狗星(てんぐぼし)の精が下界に下って食を求めるという日。凶日とする。歳下食。
げじ‐ぎれ【下知切れ】
俳諧の発句で、切れ字に命令形を用いる表現形式。「昔聞け秩父殿(ちちぶどの)さへ角力(すまふ)取り/芭蕉」の類。
げ‐じく【牙軸】
巻物・掛け物などの軸で、象牙で作ったもの。
げじ・く
[動カ四]使い果たす。浪費する。「博奕(ばくち)うったり芸好きして、金銀のみか寝道具まで—・いて」〈浄・傾城三度笠〉
げじ‐げじ【蚰蜒】
1 ゲジの俗称。《季 夏》「—や風雨の夜の白襖/草城」 2 人から忌み嫌われる者のたとえ。 [補説]歴史的仮名遣い...
げじげじ‐しだ【蚰蜒羊歯】
ヒメシダ科の多年生のシダ。関東以西の林縁や石垣などに生える。葉は長さ30〜60センチで、羽状に分裂した羽片が中軸に...
げじげじ‐まゆ【蚰蜒眉】
濃くて太い眉。
げじ‐じょう【下知状】
下に対して命令を伝える文書。特に、中世、将軍の命を奉じて家臣が発給した文書の一。裁判の判決や、所領の譲与・安堵(あ...
げ‐じゅ【下寿】
⇒かじゅ(下寿)
げ‐じゅ【偈頌】
「偈(げ)」に同じ。
げ‐じゅつ【外術/下術】
外道(げどう)の術。魔法。幻術。「今は昔、京に—と云ふ事を好みて役とする下衆(げす)法師ありけり」〈今昔・二〇・九〉
げ‐じゅん【下旬】
月の21日から末日までの間。月の終わりのころ。下澣(げかん・かかん)。→上旬 →中旬
げ‐じょ【下女】
1 雑事に召し使う女。女中。下婢(かひ)。⇔下男。 2 身分の低い女。「内より怪しげなる—一人出で合ひ」〈太平記・五〉
げ‐じょう【下乗】
[名](スル) 1 乗り物から降りること。特に、貴人の前で、車馬から降りること。「全員が—して出迎える」 2 社寺...
げ‐じょう【下城】
[名](スル) 1 城から退出すること。退城。⇔登城。 2 城を敵に渡すこと。〈日葡〉
げ‐じょう【解状】
1 「解(げ)」に同じ。 2 鎌倉・室町時代、原告が裁判所へ差し出した訴状。 3 身分の下の者から上の者に奉る文書...
げ‐じん【外陣】
神社・仏寺の内陣の外側で、一般の人々が礼拝する所。がいじん。⇔内陣。
げ‐じん【外塵】
仏語。眼・耳など六根の対象となる外的なもの。色(しき)・声(しょう)・香(こう)・味・触(そく)・法の六塵。
げじんみっきょう【解深密経】
大乗経典。5巻。法相(ほっそう)宗の根本聖典。梵語原本は現存しないが、漢訳とチベット訳があり、唐の玄奘(げんじょう...
ゲジーラ‐とう【ゲジーラ島】
《Gezira》エジプトの首都カイロの市内を流れるナイル川の中州。エジプト現代美術館、カイロタワー、オペラハウスな...