げん‐ざい【原罪】
《original sin》キリスト教で、人類が最初に犯した罪。アダムとイブが禁断の木の実を口にし、神の命令に背い...
げん‐ざい【現在】
[名](スル) 1 過去と未来の間。過去から未来へと移り行く、今。また、近い過去や未来を含む、今。副詞的にも用いる...
げんざい‐いん【現在員】
現在その場所にいる人数。また、現在在籍している人数。
げんざい‐かんりょう【現在完了】
英文法などの時制の一。動作や状態が今終わったこと。また、動作や状態が過去から現在まで続いていることを表す動詞句の形。
げんざいかんりょう‐けい【現在完了形】
文法で、現在完了を表す語形や文型。
げんざい‐けい【現在形】
文法で、現在を表す語形や文型。
げんざい‐しょう【現在生】
⇒現世(げんせ)
げんざい‐しんこうけい【現在進行形】
「進行形」に同じ。
げんざい‐せ【現在世】
⇒現世(げんせ)
げんざい‐だか【現在高】
現時点における数量や金額。「金の—」「在庫品の—を調べる」
げんざい‐ち【現在地】
人が現在いる地点。また、物が現在ある場所。
げんざい‐のう【現在能】
能で、主人公(シテ)を実在する人物として登場させるもの。広義には、現実の人間界の事件を主題としたもの。→夢幻能
げんざい‐ぶんし【現在分詞】
英語などの分詞の一。動詞の性質をもった形容詞の働きをする。また、助動詞と結びついて進行形をつくる。
げんざい‐ほう【現在法】
修辞法の一。過去や未来のことなどを、現在を表す動詞で表現する方法。現写法。
げんざい‐もの【現在物】
能の分類の一。歴史上の男性が存命中の姿で、直面(ひためん)でシテとして登場するもの。男舞をまうか、切組(きりくみ)...
げん‐ざいりょう【原材料】
製品のもとになる材料。原料と材料。
げんざん【元山】
⇒ウォンサン
げん‐ざん【見参】
[名](スル)《「けんざん」とも》 1 参上して目上の人に対面すること。げざん。げんぞう。「婿が岳父(しゅうと)に...
見参(げんざん)に入(い)・る
(「入る」が四段活用の場合)貴人に対面する。お目にかかる。「法皇の—・らばや」〈平家・四〉 (「入る」が下二段活用...
げんざん‐の‐いた【見参の板】
清涼殿の孫庇(まごびさし)の南端にあった床板。1枚だけ釘づけにしないでおいたので、そこを踏めば音がし、見参した者の...
げんざんみ‐よりまさ【源三位頼政】
源頼政(みなもとのよりまさ)の異称。
げん‐し【元巳】
陰暦3月3日の異称。上巳(じょうし)。《季 春》
げんし【元史】
中国の二十四史の一。元の歴史を記したもの。明の宋濂(そうれん)らの撰。1370年成立。本紀47巻、志58巻、表8巻...
げん‐し【元始】
物事のはじめ。おこり。「—女性は太陽であった」〈平塚・青鞜・創刊の辞〉
げん‐し【幻視】
幻覚の一。実際にはないものが、あるように見えること。
げん‐し【玄旨】
物事の奥深い内容。深遠な道理。
げん‐し【言詞】
ことば。言辞。言語。
げん‐し【原子】
1 物質の基本的構成単位で、化学元素としての特性を失わない、最小の微粒子。原子核とそれを取り巻く1個または複数個の...
げん‐し【原糸】
織物を織る場合、または、撚糸(ねんし)を作る場合に、もとになる糸。
げん‐し【原始】
1 物事のはじめ。おこり。元始。「—の地球」 2 初期の段階であること。組織・構造などが単純で、未分化・未発達なこ...
げん‐し【原姿】
文献などの、もとのすがた。
げん‐し【原紙】
1 謄写版などの原版に用いる、蝋(ろう)引きの薄い紙。「—を切る」 2 コウゾの皮を原料にしてすいた、堅くて厚い紙...
げん‐し【原詩】
原作の詩。翻訳や改作などの、もとになる詩。
げん‐し【原資】
1 資金源。もとで。 2 財政投融資にあてられる資金。
げん‐し【減資】
[名](スル)株式会社が資本金をへらすこと。⇔増資。
げん‐し【厳旨】
1 きびしい命令。また、その趣旨。 2 相手を敬って、その手紙の趣旨をいう語。
げんし‐いっしんかん【原始一神観】
未開民族にも至高神信仰や一神教が存在し、それが宗教の原初形態であるとする宗教学説。
げんし‐エネルギー【原子エネルギー】
⇒核エネルギー
げんし‐か【原子価】
ある原子または原子団が他の原子何個と結合しうるかを示す数。通常、水素を標準として、水素原子1個と結合する原子の原子...
げんし‐か【原子化】
主に原子吸光分析において、分析対象となる原子が含まれる化合物を加熱し、結合を断ち切って、単独の自由な原子にすること。
げんしか‐かく【原子価角】
⇒結合角
げんし‐かく【原子核】
原子の中心をなすもの。陽子と中性子からなり、原子番号と同じ数の正電荷をもっている。原子の質量の大部分を占める。核。
げんしかく‐エネルギー【原子核エネルギー】
⇒核エネルギー
げんしかく‐かがく【原子核化学】
⇒核化学
げんしかく‐かんぱん【原子核乾板】
素粒子・原子核などの荷電粒子が通過したときの飛跡を現像して見ることができる特殊な写真乾板。
げんしかく‐こうがく【原子核工学】
核物理学を基礎として、原子力エネルギーの利用に重点を置いた工学の一分野。安全性や経済性を踏まえた原子炉の設計をはじ...
げんしかく‐ごうせい【原子核合成】
⇒元素合成
げんしかく‐じんこうへんかん【原子核人工変換】
原子核に加速器などで作られた粒子を当て、他の原子核に変えること。
げんしかくそりゅうし‐じっけんしせつ【原子核素粒子実験施設】
⇒ハドロン実験施設
げんしかく‐ねんりょう【原子核燃料】
⇒核燃料