だん‐き【断機】
織りかけた機(はた)の糸をたち切ること。
だん‐き【弾機】
ばね。ぜんまい。「精細なるは時計の—となる可し」〈福沢・文明論之概略〉
だん‐き【暖気/煖気】
暖かい気候。また、あたたかい程度。あたたかさ。「室内は、スチームの—でいっぱいに温まっていた」〈徳永・太陽のない街〉
だんき‐うんてん【暖機運転】
⇒アイドリング
だん‐きく‐さ【団菊左】
歌舞伎で、明治期の東京劇壇の三大名優、9世市川団十郎・5世尾上菊五郎・初世市川左団次をいう。
だん‐きずい【段祺瑞】
[1865〜1936]中国の軍人・政治家。北洋軍閥安徽(あんき)派の首領。合肥(安徽省)の人。字(あざな)は芝泉(...
だん‐きだん【暖気団】
1 発生地よりも低温の地域へ移動した気団。→寒気団 2 隣接の気団よりも相対的に暖かい気団。
断機(だんき)の戒(いまし)め
⇒孟母(もうぼ)断機の教え
だん‐きゅう【段丘】
河岸や海岸または湖岸に沿って平坦面と急崖(きゅうがい)が階段状に配列している地形。土地の相対的隆起を示すものと考え...
だん‐きゅう【弾弓】
1 繰り綿をはじき打って柔らかにする弓の形をした器具。綿弓(わたゆみ)。唐弓(とうゆみ)。 2 ⇒だんぐう
だん‐きょう【断橋】
中途でこわれて落ちている橋。「二人は—の上迄来て留まった」〈漱石・虞美人草〉 [補説]書名別項。→断橋
だんきょう【断橋】
岩野泡鳴の長編小説。明治44年(1911)発表。北海道の放浪生活をもとに描いた長編五部作の一。
だん‐きん【断金】
《「易経」繋辞上の「二人心を同じくすれば、其の利(と)きこと、金を断つ」から》金をも断ち切るほどかたい友情。また、...
だん‐きん【断琴】
琴の弦を断ち切ること。
だん‐きん【弾琴】
琴をひくこと。
だんきん‐の‐ちぎり【断金の契り】
《「水経注」の淯水から》固く結ばれた友情のたとえ。
だんきん‐の‐まじわり【断琴の交わり】
《中国、春秋時代、琴の名手伯牙が自分の奏でる心を完全に理解した友人鍾子期の死後、琴の弦を断ったという「列子」湯問の...