どく【毒】
[音]ドク(呉) [学習漢字]5年 1 生命や健康を害するもの。「毒殺・毒蛇・毒素・毒薬/煙毒・解毒(げどく)・鉱...
どく【独〔獨〕】
[音]ドク(呉) [訓]ひとり [学習漢字]5年 1 つれあいのない者。ひとり者。「独身/孤独」 2 ただひとり。...
どく【読〔讀〕】
[音]ドク(呉) トク(漢) トウ(漢) [訓]よむ [学習漢字]2年 〈ドク〉 1 文や本をよむ。「読解・読者・...
どく【髑】
[音]ドク(呉) どくろ。されこうべ。「髑髏(どくろ)」
どく【毒】
1 健康や生命を害するもの。特に、毒薬。「夜ふかしはからだに—だ」「—を仰ぐ」 2 ためにならないもの。わざわいに...
どく【毒】
立松和平の長編小説。副題は「風聞田中正造」。足尾銅山鉱毒事件を主題とする。平成7年(1995)から平成9年(199...
ど・く【退く】
[動カ五(四)]いる場所を動いて、そこをあける。のく。「早く—・いてくれ」 [可能]どける [動カ下二]「どける」...
どく‐あく【毒悪】
[名・形動]非常にわるいこと。ひどく害をなすこと。また、そのさま。「—な病と苦戦するあの女の心は」〈漱石・行人〉
どく‐あたり【毒中り】
[名](スル)飲食物の毒にあたって、からだを悪くすること。中毒(ちゅうどく)。
どく‐いみ【毒忌(み)】
薬を飲むとき、薬効の妨げとなる食物を避けること。転じて、何事にも忌み慎むこと。「余生いぶせく—に送り玉い」〈緑雨・...
ド‐クインシー
[1785〜1859]英国の随筆家・批評家。ワーズワースと共同生活を送った。自己の体験をもとにした「阿片常用者の告...
ど‐くう【土公】
《「どぐう」とも》⇒土公神(どくじん)
どく‐うつぎ【毒空木】
ドクウツギ科の落葉低木。近畿以東に自生。高さ約1.5メートル。葉は細長い卵形で、対生。春、黄緑色の小花が総状につき...
どく‐え【毒荏】
アブラギリの別名。
どく‐えい【独泳】
[名](スル) 1 ひとりで泳ぐこと。 2 競泳で、他の選手を引き離して泳ぐこと。「記録保持者が—するレース展開」
どく‐えき【毒液】
毒の入っている汁。毒汁。
どく‐えん【毒炎/毒焔】
有毒ガスを出すほのお。「硫黄気ある—を呼吸し」〈鴎外訳・即興詩人〉
どく‐えん【独演】
[名](スル)講談・落語・浪曲などの演芸を一人で行うこと。また、一人だけが演説・講演などをすること。
どくえん‐かい【独演会】
1 共演者をもたずに、一人だけで演じる会。 2 他の人に話す機会を与えずにひとりでしゃべること。
どく‐おう【独往】
自分の信じる道をひとすじに進むこと。「自主—」
どくおう‐がっぽう【独墺合邦】
⇒オーストリア併合
どく‐おや【毒親】
俗に、子供に悪い影響のある親。児童虐待に該当する行為で子供を傷つけたり、過干渉・束縛・抑圧・依存などによって子供の...
どく‐が【毒牙】
1 毒蛇などの、毒液を出す牙(きば)。 2 邪悪なたくらみ。あくどい手段。毒手(どくしゅ)。「悪徳業者の—にかかる」
どく‐が【毒蛾】
1 ドクガ科の昆虫。翅(はね)の開張4センチくらいで、全体に黄色。幼虫は黄褐色で肉いぼが黒く、毒毛をもつ毛虫で、桜...
どく‐が【独臥】
ひとりで寝ること。
どく‐がい【毒害】
[名](スル)毒を飲ませて殺すこと。毒殺。「御遺子をば陰(ひそか)に—し」〈紅葉・不言不語〉
どく‐がく【独学】
[名](スル)学校に通わず先生にもつかず、独力で学ぶこと。「—して中国語を習得する」
どく‐ガス【毒ガス】
人間・動物に対して危害を与える気体または霧状液体で、軍事目的に使用されるもの。窒息性・靡爛(びらん)性・くしゃみ性...
どくが‐ろん【独我論】
《solipsism》真に実在するのは自我とその所産だけであり、他我やその他すべてのものはただ自己の意識内容にすぎ...
どく‐がん【独眼】
ひとつの目。片目。隻眼(せきがん)。
どくがん‐りゅう【独眼竜】
《「唐書」李克用伝の故事から》隻眼の英雄。 伊達政宗(だてまさむね)の通称。
どく‐きのこ【毒茸】
有毒のキノコ。テングタケ・ツキヨタケ・イッポンシメジ・ワライタケなど。どくたけ。《季 秋》
どく‐ぎょ【毒魚】
毒をもつ魚。肉や内臓に毒があるフグ、とげに毒があるゴンズイ・カサゴ・エイなど。
どく‐ぎん【独吟】
[名](スル) 1 一人で詩歌・歌謡を口ずさむこと。 2 連歌・連句を一人で詠むこと。また、その作品。片吟。→三吟...
どく‐く【毒鼓】
⇒どっく(毒鼓)
どく‐ぐち【毒口】
にくまれぐち。あくたれぐち。毒舌。「厭味交りの—きいて」〈露伴・寝耳鉄砲〉
どく‐ぐも【毒蜘蛛】
1 毒性の強いクモ。 2 コモリグモの別名。
どく‐け【毒気】
1 毒の成分。毒を含んだ気。どっき。 2 人の気持ちをひどく傷つけるような雰囲気。また、悪気。「—を含んだ言葉」
どく‐けし【毒消し】
1 毒の作用を消すこと。解毒(げどく)。 2 食あたりなどを治すための薬。越後国で製造された毒消丸が有名であった。
毒気(どくけ)に当(あ)て◦られる
非常識な、また、予想外な相手の行動や話に呆然(ぼうぜん)とする。「まくしたてられて、すっかり—◦られる」
毒気(どくけ)を抜(ぬ)か◦れる
びっくりさせられて呆然(ぼうぜん)となる。ど肝を抜かれる。「—◦れて声も出ない」
どく‐げき‐ほう【毒劇法】
「毒物及び劇物取締法」の略称。
どく‐げん【独言】
[名](スル)ひとりごとをいうこと。独語。
どくげんあいか【独絃哀歌】
蒲原有明の詩集。明治36年(1903)刊行。自身の作品のほか、ロセッティなどの訳詩も収録。
どく‐ご【独語】
[名](スル) 1 ひとりごとを言うこと。独言。「—する癖(へき)がある」 2 ドイツ語のこと。
どく‐ご【読後】
本などを読んだあと。
どくご‐かん【読後感】
本などを読んだあとの感想。
どくご‐かんそうぶん【読後感想文】
⇒読書感想文
ドクサ
プラトンが、イデアによる知識であるエピステーメーに対し、一段下の感覚による知識(根拠のない主観的信念)をさして呼ん...
どく‐さい【独裁】
[名](スル) 1 独断で物事を決めること。「社長が—する」 2 特定の個人・集団または階級が全権力を握り、支配す...