どう‐どう
[感]馬・牛を御するとき、とくに、制止するときのかけ声。「はいし—」
どう‐どうじ【堂童子】
1 寺院で、寺内の雑役に従事する童形のしもべ。 2 宮中の大法会などのとき、花籠(けこ)を配る役。蔵人(くろうど)...
堂堂(どうどう)の陣(じん)
規律が整然として士気の盛んな陣。
どうどう‐めぐり【堂堂巡り/堂堂回り】
[名](スル) 1 祈願のために、仏堂などのまわりをぐるぐるまわること。 2 同じようなことが何度も繰り返され、進...
どうな
《「だくな」の音変化》無益に浪費すること。多く、名詞のあとに付いて用いられる。「手間—」
どう‐ない【道内】
北海道の区域内。⇔道外。
どう‐なか【胴中】
1 からだの胴の中ほどの部分。「覚えずお浪は俊三の—に打ち伏して」〈木下尚江・良人の自白〉 2 物体の中ほどの部分...
どう‐なが【胴長】
[名・形動] 1 からだの他の部分に比べて、胴が長いこと。また、そのさま。「—な(の)人」 2 胸当て・ズボン・靴...
どう‐な・し【動無し】
[形ク]動揺するようすがない。動じない。「更に例の—・きを、せめて言はれて」〈源・明石〉
どうな‐と
[副]どのようにでも。どうなりと。「—してくれ」〈鏡花・婦系図〉
どう‐なり【胴鳴り】
山や海が鳴動すること。また、その音。雪が降る前触れといわれる。「—を聞いて、雪が遠くないことを知る」〈康成・雪国〉
どうなり‐こうなり
[副]どうにかこうにか。どうやらこうやら。「作の道も少しやりやしたから—まとまってはおりやすが」〈魯文・安愚楽鍋〉
どうなり‐と
[副]どのようにでも。どうとも。多く命令文で用いる。「—自分の思うようにするがいい」
どう‐なん【道南】
北海道南部の地域。函館市などがある。→道央 →道東 →道北
堂(どう)に入(い)・る
《「堂に升(のぼ)りて室に入らず」から》学問や技芸がすぐれて、深奥をきわめている。また、技術的に熟練していて、身に...
どう‐にか
[副](スル) 1 まがりなりにも。なんとか。「論文を—形にしようとがんばる」 2 かろうじて。やっとのことで。「...
どうにか‐こうにか
[連語]「どうにか」を強めた言い方。「—合格しました」
どうにか‐して
[連語]どのような方法・手段によってでも。なんとかして。「—手に入れたい」
堂(どう)に升(のぼ)りて室(しつ)に入(い)らず
《「論語」先進から。「堂」は中国の建物で客に応接する表座敷、「室」は奥の間の意》学問や技芸がかなりの段階に達してい...
どう‐にも
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)どのようにしても。どうやっても。どうしても。「—がまんできない」 2...
どうにも‐こうにも
[連語]「どうにも」を強めた言い方。「—やっていけなくなった」
どうにゅう【道入】
[1599〜1656]江戸初期の陶工。京都の人。楽(らく)家の3代目。名は吉兵衛、のち吉左衛門。剃髪(ていはつ)後...
どう‐にゅう【導入】
[名](スル) 1 外部から導き入れること。引き入れること。「新型機器を—する」「外資—」 2 小説や音楽などで、...
どうにゅう‐ぶ【導入部】
1 ⇒序奏(じょそう) 2 本題へ導入するための部分。
どう‐にょ【童女】
女の子供。どうじょ。「童子—の倚来(よりく)るを進め」〈滑・浮世床・二〉
どう‐にょう【導尿】
尿道口からカテーテルを膀胱(ぼうこう)に入れて尿を排出させること。自力で排尿できない場合や検査のために採取するとき...
どう‐にん【同人】
1 同一の人。また、前に述べた、その人。どうじん。 2 「どうじん(同人)1」に同じ。「あの山口と—で矢張り踏外し...
どう‐にん【道人】
仏道を修行する人。どうじん。「—は、遠く日月を惜しむべからず」〈徒然・一〇八〉
どう‐にんぎょう【胴人形】
歌舞伎の小道具の一。役者の代用にする等身大の人形。竹で胴体を作り、手足をつけて、衣装を着せたもの。投げ人形。
どうにん‐ざっし【同人雑誌】
⇒どうじんざっし(同人雑誌)
どう‐ぬき【胴抜き】
和服の下着などで、襟・袖口・振り・裾などに上等の生地をつけ、胴の部分を別布にする仕立て方。また、その衣服。額仕立(...
どう‐ぬき【胴貫】
建物の腰の部分に位置する貫(ぬき)。
どう‐ねん【同年】
1 同じ年。また、前に述べた、その年。「—の四月」 2 同じ年齢。また、同じ学年。「—の若者」 [アクセント]1は...
どう‐ねん【道念】
1 道徳の観念。道義心。 2 神仏の道を求める心。求道心。 3 僧侶の妻。梵妻(ぼんさい)。
どう‐ねん【動燃】
⇒動力炉・核燃料開発事業団
どうねんせい‐けいすう【動粘性係数】
⇒動粘性率
どうねんせい‐りつ【動粘性率】
流体の粘性の度合い。粘性率を密度で割った値。国際単位系では平方メートル毎秒(m2/s)、CGS単位系ではストークス...
どうねん‐ど【動粘度】
⇒動粘性率
どう‐ねんぱい【同年輩】
同じ年ごろ。また、その人。
どうねん‐ぶし【道念節】
江戸中期の流行歌。盆踊りの口説歌(くどきうた)から出たもの。貞享(1684〜1688)ごろ、京都の道念山三郎という...
どうの‐こうの
[副]いろいろ言い立てるさま。なんのかの。どうこう。「—言ってもはじまらない」
どうのじ‐てん【同の字点】
踊り字の一種「々」のこと。形から「ノマ」ともいう。
どう‐の‐ま【胴の間】
和船の中央、胴にあたる部分。
どう‐は【道破】
[名](スル)《「道」は言う意》ずばりと言ってのけること。言い切ること。「川に対する人間の感情は、実に此両句に—し...
どう‐はい【同輩】
地位・年齢・身分などが同じくらいの人。等輩。
どう‐はい【銅牌】
《「牌」はしるしの札の意》銅でつくった賞牌。銅メダル。
どう‐はいせんぎじゅつ【銅配線技術】
《copper interconnection technology》マイクロプロセッサーなどの配線に銅を使用する...
どうは‐かん【導波管】
マイクロ波をアンテナなどまで導くのに使われる中空の金属パイプ。その断面の大きさと同程度までの波長しか通さない。
どう‐はぎ【胴接ぎ】
和服で、袷(あわせ)の裏身頃を胴の部分で接ぐこと。また、接いだ部分。長着は胴裏と裾回し、羽織は裏地と表の折り返しと...
どうはち【道八】
清水焼の陶工、高橋氏代々の名。また、道八が作った焼き物。→仁阿弥道八(にんなみどうはち)