ぼう‐しん【妄信】
[名](スル)「もうしん(妄信)」に同じ。「或は正夢でありはしまいかなどと、—が起りますのサ」〈逍遥・当世書生気質〉
ぼう‐しん【望診】
漢方で、四診の一。顔色・舌の色・肌のつや・肉付きなどを目で見て診察する方法。
ぼう‐しん【傍心】
傍接円の中心。三角形の一つの内角の二等分線と他の二つの内角に隣接する外角の二等分線との交点。
ぼう‐しん【傍親】
傍系の親族。
ぼう‐しん【謀臣】
はかりごとをめぐらす臣。計略に巧みな家来。
ぼう‐しん【防振】
機器や構造物に振動や衝撃が伝達するのを防ぐこと。
ぼうしん‐ゴム【防振ゴム】
機器や構造物に振動や衝撃が伝達するのを防いだり、騒音を抑えたりするためのゴム製品。
ぼうしん‐そうがんきょう【防振双眼鏡】
手ぶれ補正をする機構を備えた双眼鏡。手などから伝わる振動をセンサーで捉え、可動するレンズまたはプリズムを常に振動と...
ほう‐じ【牓示/牓爾】
《「ぼうじ」とも》 1 領地・領田の境界を示すために、くいや石柱などを立てること。また、その立てたもの。 2 馬場...
ぼう‐じ【亡児】
死んだ子。なき子。
ぼう‐じ【防磁】
音響・映像機器などの磁性体をもつ部品が必要以上に磁化されることを防ぐこと。
ぼう‐じ【庖仕】
台所で水くみ・炊事などをする使用人。「若党二人、草履取りに—の飯焚きなり」〈合・女房形気・一一〉
ぼう‐じ【房事】
閨房(けいぼう)での行為。性交。
ぼう‐じしゃく【棒磁石】
棒状をした磁石。
ぼう‐じつ【某日】
ある日。どの日か不明な場合や日付を伏せる場合などに用いる。「某月—」
ぼう‐じつ【望日】
陰暦15日。もちのひ。
ぼう‐じま【棒縞】
太い縦縞の模様。また、その模様の衣服。「—のお召し」
ぼうじゃく‐ぶじん【傍若無人/旁若無人】
[名・形動]《「史記」刺客伝から。「傍(かたわ)らに人無きが若(ごと)し」の意》人のことなどまるで気にかけず、自分...
ぼう‐じゅ【傍受】
[名](スル)無線通信を、交信の相手でない者が受信すること。「機密の通信を—する」
ぼう‐じゅう【防獣】
イノシシやシカ、ネズミなどの動物による害を防ぐこと。「—フェンス」
ぼう‐じゅつ【棒術】
武芸の一。樫(かし)などの棒を用いて身を守り、敵を攻撃する術。長さ6尺(約180センチ)の間棒(けんぼう)または長...
ぼう‐じゅん【防楯】
砲手を敵弾から守り防ぐための鋼板のたて。
ぼう‐じゅん【茅盾】
[1896〜1981]中国の作家。浙江(せっこう)省桐郷県の人。本名、沈徳鴻(しんとくこう)。字(あざな)は雁冰(...
ぼう‐じゅん【膨潤】
物質が溶媒を吸収して体積を増加する現象。ゼラチンが水を含んで膨らむなど。
ぼう‐じょ【防除】
[名](スル) 1 対策をたてて予防し、災害を取り除くこと。「高潮の被害を—する」 2 農作物の病害・虫害を防ぎ除...
ぼう‐じょう【亡状】
《よい行状がない意》無礼な振る舞い。無法な行為。「—を極める」
ぼう‐じょう【坊城】
都城で坊ごとにその周囲にめぐらした垣。
ぼう‐じょう【棒状】
棒のような形。
ぼう‐じょう【暴状】
無法で乱暴なありさま。「見過ごせない—」
ぼうじょう‐けんまく【帽状腱膜】
頭頂部を広く覆う、薄くて丈夫な結合組織の膜。前頭筋・後頭筋・側頭頭頂筋と結合し、皮膚とは密に、骨膜とは疎に結合して...
ぼうじょう‐どおり【坊城通り】
京都市街地西部を南北に走る道路の呼び名。北の三条通りから南の七条通りに至る。全長約2キロ。平安京の坊城小路にあたる。
ぼう‐じん【防人】
1 中国唐代に辺境の防備にあたった兵。 2 「さきもり」に同じ。
ぼう‐じん【防塵】
ちり、ほこりの入るのを防ぐこと。「—マスク」
ぼう‐じん【傍人】
そばにいる人。また、そばにいるだけで、直接の関係がない人。「何処の芸妓かと—に聞けば」〈魯庵・社会百面相〉
ぼう‐じん【防刃】
刃物による損傷を防ぐこと。「—服」「—バッグ」
ぼうじん‐しつ【防塵室】
⇒クリーンルーム
ぼうじん‐だい【防塵台】
⇒クリーンベンチ
ぼうじん‐ふく【防刃服】
刃物から身体を保護するよう、金属板や特殊な合成繊維などでつくられた服。
ぼうじん‐マスク【防塵マスク】
ちりやほこりが入るのを防ぐためのマスク。製造者または輸入者に対し、労働安全衛生法の規程に基づく型式検定が義務づけら...
ぼう‐すい【防水】
[名](スル) 1 水がしみこむのを防ぐこと。水が入ったりしみこんだりしないように処理・加工すること。「ダスターコ...
ぼう‐すい【房水】
眼球の角膜と虹彩(こうさい)との間、および虹彩と水晶体との間を満たす液。眼圧を一定に保ち、角膜や虹彩、水晶体などに...
ぼう‐すい【紡錘】
糸をつむぐとき、その糸を巻きつける心棒。錘(つむ)。
ぼうすい‐かくしつ【防水隔室】
艦船内で、浸水を防止するため、水密隔壁や鉄甲板で囲んだ船室。
ぼうすい‐かくへき【防水隔壁】
⇒水密隔壁(すいみつかくへき)
ぼうすい‐かこう【防水加工】
[名](スル)織物・皮革・紙などに水がしみこむのを防ぐ加工を施すこと。「—された靴」
ぼうすい‐ぎ【防水着】
雨や水を防ぐために着る、防水加工をした衣類。雨ガッパ・レインコートなど。
ぼうすい‐けい【紡錘形】
紡錘に似た形。円柱状でまん中が太く、両端がしだいに細くなる形。
ぼうすい‐ざい【防水剤】
水の浸透を防ぐために、布・紙などに塗る薬剤。ゴム・ビニル系樹脂・シリコン・パラフィン蝋(ろう)など。
ぼうすい‐し【防水紙】
防水性をもたせた紙。パラフィン紙など。
ぼうすい‐し【紡錘糸】
紡錘体を構成する糸状の構造物の総称。チューブリンというたんぱく質が重合したもの。紡錘体微小管。