わが‐せ【我が背/我が夫】
女性が自分の夫・恋人・兄弟などを親しんでよぶ語。わがせこ。わがせな。「馬買へ—」〈万・三三一四〉
わがせいしんのへんれき【わが精神の遍歴】
亀井勝一郎による評論。昭和23年(1948)刊。発表当初の題名は「現代人の遍歴」。
わがせいのはくしょ【わが性の白書】
中村光夫の小説。昭和38年(1963)刊行。
わが‐せこ【我が背子】
「我が背」に同じ。「—は仮廬(かりいほ)作らす草(かや)なくは小松が下の草を刈らさね」〈万・一一〉
わがせこ‐を【我が背子を】
[枕]我が夫を我が待つの意から、「我が待つ」と同音を含む地名「あが松原」にかかる。一説に「我が背子を我が」までを、...