けん‐あい【兼愛】
自他・親疎の区別なく、平等に人を愛すること。中国古代の思想家、墨子(ぼくし)が唱えた。
けん‐あい【眷愛】
[名](スル)情けをかけること。かわいがること。「査爾斯(チヤールス)第九の—を得たるに由りて」〈中村訳・西国立志編〉
けん‐あい【険隘/嶮隘】
[名・形動ナリ]けわしく狭いこと。また、そのような場所や、そのさま。「—なる渓谷の間に進入するは」〈竜渓・経国美談〉
けん‐あく【険悪】
[名・形動] 1 表情や性質がとげとげしくなること。また、そのさま。「—な顔つき」 2 状況などが悪化して油断がで...
けん‐あつ【検圧】
[名](スル)圧力を検査すること。
けんあつ‐き【検圧器】
1 液体や気体の圧力を測る器具。圧力計。 2 電圧を調べる計器。
けんあん【建安】
中国、後漢の献帝の代の年号。196〜220年。
けん‐あん【健安】
[名・形動]健康で平穏なこと。また、そのさま。「御—の由、大慶に存じます」
けん‐あん【検案】
[名](スル) 1 形跡や状況などを調べ考えること。 2 医師の診察を受けずに死亡した者の死体について、死亡事実を...
けん‐あん【懸案】
前から問題になっていながら、まだ解決されていない事柄。「—事項」「年来の—」
けんあん‐しちし【建安七子】
中国、建安年間を代表する七人の文人。孔融・陳琳(ちんりん)・王粲(おうさん)・徐幹・阮瑀(げんう)・応瑒(おうとう...
けんあん‐しょ【検案書】
医師の診察を受けずに死亡した者について、死亡を確認して医師が出す証明書。
けんあん‐たい【建安体】
中国、建安年間に興った詩風。魏の曹操・曹丕(そうひ)・曹植父子や建安七子らが中心。五言詩が定着し、格調も高く、後代...