ごん‐じ【近事】
三宝に近づいて仕える者の意で、五戒を受けた在家の信者のこと。男を近事男(なん)、女を近事女(にょ)という。
ごん‐じつ【権実】
仏語。仮のものである権と、永久不変のまことの実。権教と実教などをいう。
ごんじつ‐ふに【権実不二】
権と実とは、表向きは違うが、煎じつめれば同じものであるということ。
ごん‐じゃ【権者】
仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救うために仮の姿で現れたもの。権化(ごんげ)。ごんざ。⇔実者。
ごん‐じゃく【権迹】
《「ごんしゃく」とも》仏や菩薩(ぼさつ)などが、人々を救うために、仮にこの世に姿を現したもの。
ごん‐じゅ【勤修】
[名](スル)《「ごんしゅ」とも》仏道を勤め修めること。修行。ごんしゅう。「常に身を浄めて善を—し」〈霊異記・中〉
ごん‐じょう【言上】
[名](スル)目上の人に申し上げること。申し述べること。「御礼を—する」
ごん‐じょう【厳浄】
[名・形動ナリ] 1 おごそかで汚れのないこと。また、そのさま。「—なる楼閣」〈三国伝記〉 2 戒律などを正しく守...