ずん【順】
「じゅん」の直音表記。「しか盃の—の来るを」〈紫式部日記〉
ずん【髄】
《「ずい」の音変化》物事の中心。まんなか。「虎の—にさし当て」〈浄・反魂香〉
ズンガリア
⇒ジュンガル盆地
ズンガル
⇒ジュンガル
ずん‐ぎり【寸切り】
《「髄(ずん)切り」の意。「寸」は当て字という。一説に「すぐきり(直切り)」の音変化とも》 1 筒形のものをまっす...
ずんぐり
[副](スル)太っていて背が低いさま。また、物が太くて短いさま。「—(と)した体型」「—(と)した形の瓶」
ずんぐり‐むっくり
[副](スル)「ずんぐり」を強めた語。「—(と)した人」
ずん・ず【誦ず】
[動サ変]「誦(ず)する」に同じ。「忍びてうち—・ずることぞある」〈かげろふ・下〉
すん‐ずん【寸寸】
[副]《「ずんずん」とも》物を細かく切るさま。ずたずた。「書いた所は—に引き裂いて屑籠(くずかご)へ投げ込んだ」〈...
ずん‐ずん
[副] 1 人が、勢いよくためらわずに進んでいくさま。「振り向きもせず—(と)歩く」 2 物事が、勢いよくとどまる...
ずんだ
「糂粏(じんだ)2」に同じ。「—餅」
ずんだ‐もち【ずんだ餅】
ゆでた枝豆の薄皮をとり、すり潰して砂糖・塩で味を付けた「ずんだ」をまぶした餅。宮城・山形の名物とされるが、東北各地...
ズンデルト
オランダ南部、ノルトブラバント州の町。ブレダの南西約15キロメートル、ベルギーとの国境近くに位置する。画家ゴッホの...
ずん‐と
[副] 1 他に比べて、量・質・程度などの違いがはなはだしいさま。ずっと。ぐんと。「去年よりも—背が伸びた」「それ...
ずん‐ど【寸胴】
[名・形動] 1 「ずんどう(寸胴)1」に同じ。「淡紅(とき)色の腰巻の下から、—の足が」〈水上・大阪の宿〉 2 ...
ずん‐ど
[副]《日葡辞書では「づんど」と表記》 1 動作を勢いよくすばやくするさま。さっと。「肩を—躍り越えてぞ戦ひける」...
ずん‐どう【寸胴】
[名・形動] 1 上から下まで同じように太いこと。特に、ウエストのくびれがなく、胸から腰にかけての太さが同じである...
ずんどう‐なべ【寸胴鍋】
円筒型の鍋。大きさはさまざまだが、アルミ製やステンレス製で、直径と深さが同じくらいのものが多い。
ずんど‐ぎり【寸胴切り】
1 「寸(ずん)切り1」に同じ。「—の変な形の煙管で」〈上司・ごりがん〉 2 「寸(ずん)切り2」に同じ。 3 「...
ずん‐なが・る【順流る】
[動ラ下二]次々と順を追って進んでいく。酒宴の席で盃が順にめぐることや、順々に詩歌を詠ずることにいう。「大御酒(お...
ずん‐ば
[連語]《連語「ずは」に撥音が添加され、「は」が濁ったもの》「ずは1」に同じ。「それでは行か—なるまい」「君君たら...
ずん‐ばい【飄石】
《「つんばい」とも》石を投げること。また、その石やそのような遊び。〈易林本節用集〉
ずんべら‐ぼう【ずんべら坊】
[名・形動] 1 「ずべらぼう1」に同じ。「—な仕事ぶり」 2 「ずべらぼう2」に同じ。「赤ダコの胴体は…—の身体...