ちゃ‐き【茶気】
1 茶道の心得。 2 浮世ばなれした気質。風雅の気味。 3 人を茶化すような性質。ちゃめっけ。
ちゃ‐き【茶器】
1 茶の湯道具の総称。 2 薄茶用の容器。薄茶器。
ちゃき‐ちゃき
《「ちゃくちゃく(嫡々)」の音変化か》 1 血筋にまじりけがなく純粋なこと。生粋(きっすい)。「—の江戸っ子」 2...
ちゃきょう【茶経】
中国の茶書。3巻。陸羽著。760年ごろ成立。茶の起源・製法・いれ方・飲み方・器具などを詳しく述べた最古の茶書。
ちゃ‐きん【茶巾】
1 茶道で、茶碗をふく麻の布。点前(てまえ)のときは茶碗の中に仕組む。 2 「茶巾絞り」「茶巾鮨」などの略。
ちゃきん‐いも【茶巾芋】
蒸したサツマイモを裏ごしし、砂糖・塩などで味つけをし、茶巾絞りにして作った和菓子。
ちゃきん‐さばき【茶巾捌き】
茶の湯で、茶巾の扱い方。「見事な—」
ちゃきん‐しぼり【茶巾絞り】
あん状のものを布巾などで包んでひねり、絞り目をつけたもの。
ちゃきん‐ずし【茶巾鮨】
五目鮨を薄焼き玉子で包み、干瓢(かんぴょう)や細昆布でしばったもの。茶巾。
ちゃきん‐づつ【茶巾筒】
茶道で、茶巾を入れておく筒。茶箱や茶かごの中に茶道具一式を仕込むときに使用する。
ちゃきん‐ぶくろ【茶巾袋】
茶道で、茶巾を入れる袋。
ちゃきん‐ゆり【茶巾百合】
蒸した百合根をすりつぶして味つけをし、茶巾絞りにして作った料理。