て‐しあげ【手仕上げ】
工作物の加工で、機械によらず、工具を用いて手作業で仕上げること。
てしお【天塩】
北海道の旧国名。現在の留萌(るもい)振興局と宗谷・上川総合振興局の一部にあたる。 北海道北部、天塩郡の地名。天塩川...
て‐しお【手塩】
1 昔、食膳(しょくぜん)に添え、適宜に用いた塩。 2 「手塩皿(てしおざら)」の略。
てしお‐がわ【天塩川】
北海道北部、北見山地の天塩岳に源を発し、北流して天塩町で日本海に注ぐ川。長さ256キロで日本第4位。
てしお‐さんち【天塩山地】
北海道北部にある山地。日本海に沿って南北に連なり、なだらかな山地が続く。最高峰はピッシリ山で標高1032メートル。
てしお‐ざら【手塩皿】
《もと、食膳の不浄を払うために小皿に塩を盛ったことから》小さい浅い皿。おてしょ。
てしお‐だけ【天塩岳】
北海道北東部、北見山地の最高峰の山。標高1558メートル。大雪山の北方に位置する。
てしお‐ちょう【天塩町】
⇒天塩
手塩(てしお)に掛(か)・ける
みずからいろいろと世話をして大切に育てる。「—・けた娘を嫁に出す」
てしお‐の‐くに【天塩国】
⇒天塩
てしかが【弟子屈】
北海道東部、川上郡の地名。摩周湖・屈斜路(くっしゃろ)湖・美幌(びほろ)峠や、川湯・鐺別(とうべつ)・和琴(わこと...
てしかが‐おんせん【弟子屈温泉】
北海道東部、阿寒国立公園の入り口にある温泉。泉質は塩化物泉。モール泉でもある。摩周温泉。
てしかが‐ちょう【弟子屈町】
⇒弟子屈
てしかも
[終助]《終助詞「てしが」の清音+感動の終助詞「も」から。上代語》「てしがな」に同じ。「天飛ぶや雁を使ひに得—奈良...
てしが
[終助]《完了の助動詞「つ」の連用形+終助詞「しか」から》動詞・動詞型活用語の連用形につく。願望を表す。…たいもの...
てしがな
[終助]《終助詞「てしが」+感動の終助詞「な」から》願望を詠嘆をこめて表す。…たいものだなあ。「さやかにも見—」〈...
てしがわら【勅使河原】
姓氏の一。 [補説]「勅使河原」姓の人物勅使河原蒼風(てしがわらそうふう)勅使河原宏(てしがわらひろし)
てしがわら‐そうふう【勅使河原蒼風】
[1900〜1979]華道家。大阪の生まれ。本名、鉀一(こういち)。長男は勅使河原宏。昭和2年(1927)草月流を...
てしがわら‐ひろし【勅使河原宏】
[1927〜2001]華道家・映画監督。東京の生まれ。勅使河原蒼風(そうふう)の長男。昭和55年(1980)草月流...
て‐しげ・し【手繁し】
[形ク]繰り返し繰り返し行うさま。「敵—・く寄するならば」〈盛衰記・二一〉
て‐しごと【手仕事】
手先を使ってする仕事・作業。
て‐した【手下】
ある人の支配下にある者。配下。部下。てか。「—を従える」
テシフォン
⇒クテシフォン
て‐しぶ・い【手渋い】
[形]《近世語》 1 手ごわい。「詞(ことば)はうまく—・い相手」〈浄・金短冊〉 2 手きびしい。「ても—・い御異...
て‐しま【豊島】
香川県北東部、小豆(しょうど)島と直(なお)島の間にある島。備讃(びさん)諸島の一。面積14.5平方キロメートル、...
て‐しま・う
[連語]⇒仕舞(しま)う6
てしま‐ござ【豊島茣蓙】
摂津国豊島郡に産した藺(い)ござ。酒樽(さかだる)を包んだり、雨具に用いたりした。てしまむしろ。としまむしろ。
てじま‐とあん【手島堵庵】
[1718〜1786]江戸中期の心学者。京都の人。名は信。通称、近江屋嘉左衛門。石田梅岩に学び、時習社・明倫舎など...
てしま‐むしろ【豊島筵】
⇒豊島茣蓙(てしまござ)
て‐しゃ【手者】
武芸、技芸などにすぐれた人。手利き。達人。「飯島のごとき—の処へ押入る狼藉ものだから」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
て‐しょう【手性】
手先でする仕事のじょうず・へた。手先の器用さ、不器用さ。「—がいい」
て‐しょう【手証】
犯罪などの行われた確かな証拠。「どんなに慥(たし)かな—が抑えられようと」〈里見弴・安城家の兄弟〉
て‐しょうぎ【手将棋】
「力(ちから)将棋」に同じ。
て‐しょく【手燭】
持ち歩きに便利なように柄をつけた燭台。
て‐しょく【手職】
《「てじょく」とも》手先を働かせてする職業。手仕事の職業。
てしょく‐いし【手燭石】
茶の湯で、夜咄(よばなし)の茶事などの際、手燭を置く石。蹲踞(つくばい)のそば、湯桶(ゆとう)を置く石と相対した場...
て‐しんごう【手信号】
1 列車・車両に対して、人が手旗か手さげランプを用いて行う信号。緑が進行、赤が停止を示す。 2 交差点などで交通整...