に‐と【二兎】
2匹のウサギ。
に‐と【二途】
二つの道。また、二つの方法。
ニト
《nt、nitsとも書く》輝度の単位。1ニトは1カンデラ毎平方メートル。
に‐とう【二刀】
2本の刀。特に、大刀と小刀。大小。
に‐とう【二桃】
2個の桃。
に‐とう【二等】
第2の等級。2番目の順位。「福引きで—が当たる」「—星」
に‐とう【二頭】
1 2ひき。 2 頭部が二つあること。双頭。 3 二人の頭首。「—会談」
二桃(にとう)三子(さんし)を殺(ころ)す
《中国の春秋時代、斉(せい)の景公に公孫接・田開疆(でんかいきょう)・古冶子(こやし)の三人の勇士があり功を誇って...
にとう‐しゃ【二等車】
もと国鉄で、旅客サービスに三等級があった時代の、第二等級の車両。
にとう‐しん【二等親】
⇒二親等
にとう‐すいへい【二等水兵】
旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)以前は第2位の階級だったが、同年以降は四等水兵を改称...
にとう‐せい【二党制】
「二大政党制」に同じ。
にとう‐だて【二頭立て】
2頭の馬で馬車などを引かせること。また、その車。二頭びき。
にとう‐つかい【二刀遣い】
「両刀遣(りょうとうづか)い」「二刀流」に同じ。
に‐とうぶん【二等分】
[名](スル)二つに等分すること。「収益を—する」
にとう‐へい【二等兵】
陸空軍兵士の階級の一。最下位のもの。海軍では二等水兵。
にとう‐へいそう【二等兵曹】
旧海軍における水兵科下士官の3階級の一つ。昭和17年(1942)以前は中間の階級だったが、同年以降は最下位の三等兵...
にとうへん‐さんかくけい【二等辺三角形】
2辺の長さが等しい三角形。等辺に対する角を底角といい、両底角は等しい。等脚三角形。
にとう‐まい【二等米】
米穀検査で判定される米の等級区分の一つ。水稲うるち玄米・水稲もち玄米の場合、整粒が60パーセント以上、被害粒・死米...
にとう‐りゅう【二刀流】
1 両手に1本ずつの刀を持って戦う剣術の流派。宮本武蔵の創始した二天一流(二天流)などが有名。 2 酒も甘いものも...
にとう‐るい【二糖類】
加水分解によって2分子の単糖類を生じる糖。麦芽糖・蔗糖(しょとう)・乳糖など。
に‐とき【荷解き】
「荷ほどき」に同じ。
に‐とっ‐て【に取って】
[連語]《格助詞「に」+動詞「と(取)る」の連用形の音便形「とっ」+接続助詞「て」》判断や評価の基準となるものを表...
に‐とって‐も【に取っても】
[連語]他と同じ事態になることを表す。…の立場から見ても。…の領域から考えても。「お正月は大人—楽しいものだ」「政...
にとべ‐いなぞう【新渡戸稲造】
[1862〜1933]教育者・農政学者。岩手の生まれ。札幌農学校卒業後、アメリカ・ドイツに留学。一高校長・東大教授...
ニトミルク‐こくりつこうえん【ニトミルク国立公園】
《Nitmiluk National Park》オーストラリア、ノーザンテリトリー北部にある国立公園。ダーウィンの...
にとものがたり【二都物語】
《原題A Tale of Two Cities》ディケンズの長編小説。1859年刊。フランス革命のころのパリとロン...
ニトラ
スロバキア西部の都市。ゾボル山の麓、ニトラ川沿いに位置する。9世紀にスラブ人のプリビナ公によりニトラ公国が建てられ...
ニトラ‐じょう【ニトラ城】
《Nitriansky hrad》スロバキア西部の都市ニトラの旧市街にある城。11世紀の創建。城域にはロマネスク様...
に‐とり【煮取り】
かつお節を作るときに煮た鍋底に残る液を加工した調味料。
に‐とり【に取り】
[連語]「に取って」に同じ。「彼の成功は私—この上もない喜びだ」
ニトリド
⇒窒化物
ニトリル
1 炭化水素基の炭素原子にシアノ基-C≡Nが結合した化合物。カルボニトリル。 2 一価の基、NO2のこと。
ニトリロトリ‐さくさん【ニトリロトリ酢酸】
《nitrilotriacetic acid》アンモニアとモノクロロ酢酸から得られる白色粉末。重金属、アルカリ土類...
ニトロ
1 -NO2で表される一価の基。ニトロ基。 2 「ニトログリセリン」に同じ。
ニトロエタン
ニトロ化合物の一。油状の無色の液体。果実のような芳香をもつ。工業的にプロパンと硝酸を加熱してニトロ化することで生産...
ニトロ‐か【ニトロ化】
有機化合物の分子中の水素原子をニトロ基に置換する化学反応。ニトロ置換。
ニトロ‐かごうぶつ【ニトロ化合物】
ニトロ基をもつ化合物の総称。特に有機化合物をいい、ニトロベンゼン・ニトログリセリンなど、染料や爆薬として重要なもの...
ニトロ‐き【ニトロ基】
《nitro group》「ニトロ1」に同じ。
ニトログアニジン
グアニジンの窒素原子をニトロ基に置換した有機化合物。トリプルベース火薬という無煙火薬の基剤として用いられる。
ニトログリセリン
グリセリンの硝酸エステル。グリセリンを硝酸と硫酸の混合物で処理して得られる無色の油状液体。わずかの衝撃でも爆発し、...
ニトロゲナーゼ
分子状窒素を還元してアンモニアにする酵素。窒素固定を行う根粒菌や藍藻などに存在する。
ニトロゲン
窒素。常温で無色・無臭の気体。空気体積の約78パーセントを占める。
ニトロサミン
亜硝酸と第2アミンとの反応により生成するN-NOの原子団をもつ物質の総称。発癌(はつがん)性をもつ。食品添加物中の...
ニトロセルロース
セルロースの硝酸エステル。セルロースを硝酸・硫酸・水の混合物で処理してつくる。硝酸度の多いものは無煙火薬などに、少...
ニトロソアミド
ニトロソ基(-NO)をもつアミド。食品より検出される発癌(はつがん)物質で、胃や食道の発癌に関係する。
ニトロソアミン
⇒ニトロサミン
ニトロソ‐かごうぶつ【ニトロソ化合物】
《ニトロソは、nitroso, nitros》ニトロソ基(-NO)のついた化合物。不安定で発癌(はつがん)性が強い...
ニトロソグアニジン
ニトロソ化合物の一つ。高い確率で微生物に突然変異を起こさせるので、バイオテクノロジー研究に使用される。発癌(はつが...
ニトロソメタンフェタミン
覚醒(かくせい)剤ヒロポンの成分であるメタンフェタミンが、亜硝酸ソーダと反応して生ずる発癌(はつがん)物質。