の‐や【野矢】
狩りに用いる、粗略な作りの矢。「重籐(しげどう)の弓、—そへて賜(た)ぶ」〈平家・八〉
の‐や【野屋】
「霊屋(たまや)3」のこと。
の‐やき【野焼(き)】
新しい草がよく生えるように、春のはじめに枯れ草に火をつけて野を焼くこと。《季 春》「古き世の火の色うごく—かな/蛇笏」
の‐やま【野山】
野と山。野や山。
のやまごくそうもんしょう【野山獄相聞抄】
古川薫による歴史小説。野山獄に幽閉されていた吉田松陰と、年上の女囚高須久子の交情を描く。昭和53年(1978)発表...
ノヤン
モンゴルの遊牧社会で、氏族長をさす称号。チンギス=ハンの統一後は、領主・貴族・高級役人などをもさすようになった。