
1
2 紋所の名。フタバアオイを図案化したもので、種類が多い。
3 《徳川氏の紋が「葵巴 (あおいどもえ) 」であったところから》江戸幕府の象徴。
4 襲 (かさね) の色目の名。表は薄青、裏は薄紫。陰暦4月に用いた。
1 (「碧い」とも書く)青色をしている。広く緑系統の色にもいう。「―・い空」「―・いリンゴ」
2 (「蒼い」とも書く)顔に血の気がない。赤みが足りない。「顔が―・い」
3 《果実などの未熟なものが青いところから》人格・技能や振る舞いなどが未熟である。「考えが―・いよ」
出典:青空文庫
・・・論銀杏返し、なりは薄青い縞のセルに、何か更紗の帯だったかと思う、・・・ 芥川竜之介「一夕話」
・・・種から生えた細い茎が青い色を見せていた。跡は小屋も畑も霜のために・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・けた。窓の外は、まだ青い夜の霧が立ち籠めている。その霧に、そろそ・・・ 著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ 訳:森鴎外「罪人」