うしかい‐ざ【牛飼座】
北天の星座の一。α(アルファ)星はアルクトゥルスで、光度は0.0等。6月下旬の午後8時ごろ南中する。学名 (ラテン...
うしかいのざ【牛飼いの座】
今官一による歴史小説。昭和36年(1961)刊。米国出身の北海道開拓使技官、エドウイン=ダンの半生を描く。
うし‐かいめんじょうのうしょう【牛海綿状脳症】
ウシの脳が萎縮して海綿状(すき間が多数あるスポンジ状)になる感染性の中枢神経疾患。異常型プリオンが原因で発症すると...
うしかい‐わらわ【牛飼い童】
牛を使って牛車(ぎっしゃ)を進ませる者。成人後も童形(どうぎょう)の姿をした。牛健児(うしこでい)。
うし‐かけ【牛駆け/牛駈け】
昔、陰暦5月5日、大坂北野辺で、野飼いの牛を連れてきて花を飾り、自由に放し遊ばせた行事。牛の藪入(やぶい)り。
うし‐かた【牛方】
牛を扱う人。また、牛を使って物を運ぶのを仕事とする人。牛飼い。牛追い。
うしかた‐うた【牛方唄】
民謡の一。牛方が牛を追う道中にうたった唄。また、牛の売買のときに祝儀としてもうたわれた。牛方節。牛追い唄。
うし‐かもしか【牛氈鹿】
ウシ科の哺乳類ヌーのこと。
うし‐がえる【牛蛙】
アカガエル科のカエル。体長15〜20センチ。体色はふつう雄は暗緑色、雌は褐色で、ともに黒褐色の斑紋がある。雄の鼓膜...
うしがみ‐まつり【牛神祭(り)】
飼い牛の無病息災を祈って行われる祭礼。牛を飾り立てたり、わらで作った牛を祠(ほこら)に納めたりする。
うし‐がわ【牛皮/牛革】
牛の皮。ぎゅうかわ。
う‐しき【有職】
僧職で、已講(いこう)・内供(ないぐ)・阿闍梨(あじゃり)の三つの総称。僧綱(そうごう)に次ぐ地位とされる。有職三...
う‐しき【有識】
仏語。対象を分析して認識する心の働きのあるもの。有情(うじょう)。
うしく【牛久】
茨城県南部の市。陸前浜街道の宿駅から発達。南に牛久沼がある。人口8.2万(2010)。
うしく‐し【牛久市】
⇒牛久
うしく‐ぬま【牛久沼】
茨城県龍ケ崎市にある沼。周囲25.5キロメートル、面積3.49平方キロメートル、平均水深1メートル。富栄養湖でウナ...
うし‐くよう【牛供養】
⇒大田植(おおたう)え2
うし‐ぐるま【牛車】
1 牛に引かせる荷車。 2 牛に引かせる屋形車。ぎっしゃ。
うし‐ぐわ【牛鍬】
⇒唐鋤(からすき)1
うしけ‐のり【牛毛海苔】
ウシケノリ科の紅藻。冬、海岸の岩や貝殻の上に密集してつく。毛状で、黒紫色または紫褐色で乾くと漆のようなつやがある。
うし‐こでい【牛健児】
《「うしこんでい」の撥音無表記》「牛飼い童(わらわ)」に同じ。「あっぱれ支度や、これは—がはからひか」〈平家・八〉
うし‐ころし【牛殺し】
1 バラ科の落葉小高木。山野に生え、葉は倒卵形で縁に細かいぎざぎざがある。春、白い小花を群生し、実は楕円形で熟すと...
うしごめ【牛込】
東京都新宿区東部の地区。住宅地。台地にあり、坂が多い。昔牛の放牧場があったところからの名といわれる。もと東京市の区名。
うし‐ごや【牛小屋】
牛を飼っておく小屋。
うし‐さわら【牛鰆】
サバ科の海水魚。南日本の沖合に生息、全長約2メートル。サワラに似る。背は青緑色で2列の斑点が並ぶ。食用。おきさわら。
うし‐ざき【牛裂き/牛割き】
戦国時代に行われた刑罰の一。罪人の手足を2頭または4頭の牛にくくりつけ、牛を左右・四方に走らせるもの。
うし‐ずもう【牛相撲/牛角力】
⇒牛合わせ
うしたいじ‐けっせい【牛胎児血清】
⇒エフ‐ビー‐エス(FBS)
うしち【烏瑟】
⇒うしつ(烏瑟)
うしつ【烏瑟】
「烏瑟膩沙(うしつにしゃ)」の略。
うし‐つかい【牛使い】
牛飼い。
うしつ‐がわ【牛津川】
佐賀県中央部を流れる川。筑紫(つくし)山地西部に位置する八幡(はちまん)岳(標高764メートル)南斜面に源を発して...
うしつにしゃ【烏瑟膩沙】
《(梵)uṣṇīṣaの音写》「肉髻(にくけい)」に同じ。
うし‐てんじん【牛天神】
《牛を天満天神の使いとするところから》天満宮の異称。
うし‐とら【丑寅/艮】
丑と寅との中間の方角。北東。陰陽道(おんようどう)で鬼門(きもん)とされる。
うし‐どし【丑年】
暦法で、十二支の2番目、丑に当たる年。また、その年に生まれた人。
うしな・う【失う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (「喪う」とも書く)今まで持っていたり、備わっていたりした大事なものをなくす。「職を—・う...
ウシナ‐デル‐アルテ
《スペイン語で「芸術の発電所」の意》アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある複合文化施設。ボカ地区に位置する。20...
うしなわれた‐くさり【失われた鎖】
⇒ミッシングリンク1
うしなわれた‐じゅうねん【失われた十年】
特定の国や地域の経済が10年程度の長期にわたって停滞した、その期間。特に日本では、バブル経済が崩壊した平成4年(1...
うしなわれた‐せだい【失われた世代】
⇒ロストジェネレーション
うしなわれたときをもとめて【失われた時を求めて】
《原題、(フランス)À la recherche du temps perdu》プルーストの長編小説。1913〜1...
うしなわれた‐にじゅうねん【失われた二十年】
日本で、1990年代初頭のバブル崩壊後、20年以上にわたって経済の停滞が続いたこと。また、その期間をいう。 [補説...
うしなわれたらぞう【失われた裸像】
《原題、(フランス)Le Nu perdu》フランスの詩人シャールの詩集。1971年刊。
うしなわれた‐わ【失われた環】
⇒ミッシングリンク1
牛(うし)に汗(あせ)し棟(むなぎ)に充(み)つ
⇒汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
牛(うし)に経文(きょうもん)
いくら説き聞かせても効き目のないことのたとえ。馬の耳に念仏。
牛(うし)に食(く)らわ◦る
一ぱいくわされる。だまされる。「—◦れだまされた」〈虎明狂・鍋八撥〉
牛(うし)に対(たい)して琴(こと)を弾(だん)ず
《中国、魯(ろ)の公明儀が牛の前で琴を弾じ、名曲を聞かせたが、牛は知らぬ顔で草を食っていたという「祖庭事苑」にある...
牛(うし)にひかれて善光寺(ぜんこうじ)参(まい)り
《信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話...